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アベノミクスの今後の最大の課題は「労働力不足の克服」。 [人口減少社会]

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*最近閲覧いただく方々も増えていらしたようです。
 取り留めもない文章をご覧くださり、誠にありがとうございます。

こちらの記事をご確認願いたい。
なんていうことはない数行の記事です。

トラベルボイス 2015年 6月 23日
政府、宿泊業の生産性向上の支援を開始、官邸で安倍総理出席の協議会
http://www.travelvoice.jp/20150623-45190


20150511_140210_0.jpg


以下は記事冒頭部分です。

政府は、宿泊業を含むサービス業5業種(介護、飲食、貨物運送、小売り、宿泊業)の
生産性向上に向け、官民をあげた支援体制を開始した。
賃上げに伴う消費回復が期待される中、アベノミクスの今後の最大の課題を
「労働力不足の克服」とし、その解決には「生産性の向上が不可欠」と認識。
なかでも雇用の7割を占めるサービス業のうち、特に生産性の低い対象5業種に焦点を当て、
「サービス業の生産性向上協議会」を設けた。


実は介護に引き続き、コンビニでの技能実習生受入の動きも
水面下で着々と進んでいるようです。

上記にありますように、やはり人的サービスに負担をおく業界では、
圧倒的に人手不足に悩まされています。

いっとき佐川やヤマトなどでも女性ドライバーの採用を増やす動きが
ニュースで取り上げられましたが、ドライバーも本当に枯渇状態です。

また、宿泊業、いわゆる旅館やホテルなどは、観光産業な分、
正に僻地にあったりすると、そもそも地元で働ける人間そのものがいません。
外国人であれ、日本人であれ、他所から連れてくるしか対応できない有様です。

特にサービス業では、一般の方々がお休みの時間や曜日にお勤めとなり、
ただでさえ敬遠されがちなところ、人情味の薄い昨今、お客様の笑顔や
ありがとうの言葉をやりがいと思える人材は年々少なくなっていることも否めません。

これら5業種では、これらの仕事よりももっと楽に稼げるお仕事に
目を向けてしまう人がそもそも多いため、特に顕著な人手不足となっています。


この安倍政権では生産性を上げようという試みですが、
大きく二つの策を提示しています。

一つは、ロボット対応。

接客サービスを、変わりでできるロボット?!
A地点からB地点まで、安全運転で運んでくれるオートドライブ付き車?!

スタッフの作業軽減の足しになればと思いますが、果たして間に合うのでしょうか。

もう一つは、女子労働力、高齢者労働力、また外国人労働力の補填。

女性の議員、幹部、役員、管理職などの増加を無理やりにでも推進しているようですが、
世の女性の大半はやはり責任を負いたくない派が圧倒的多数。
出産育児などの社会環境も整備が行き届いているとはまだまだ言えません。

また、高齢者、いわゆるシルバー世代の現役続行ですが、こちらも
一度退職してからの再雇用となると、給与も愕然と下がり、
まだまだお元気な方々もやる気をなくす事態でもあります。
ただ、お金持ちで現役引退された肩を除けば、年金だけでは食べていけない
生活苦から低賃金でも職を探す60代以上の方も多いのですが、
良くも悪くも今までのご経験の中で、なかなか新しい仕事への挑戦には
二の足を踏んでしまうようです。

結局、新たに元気いっぱい、文句もあまり言わない言わせない状態での
外国人労働者の受入へとシフトは重きを置いていく流れとなります。


そして、島国として移民アレルギーの強い日本では、良きにつけ悪しきにつけ
外国人技能実習制度を活用した制限付き受入へと現実路線が進むワケです。


アベノミクス、いわゆる安倍政権がこの先の安泰延命政権と考えた場合、
この流れが年月を追うごとにどんどん加速されていきます。

こういった背景を元に、大小問わず企業としての労働力確保への道筋は
様々変化に順応しつつ、進めていくことが必須となります。

労務管理を担当されていらっしゃる方々にとっては、
手間暇含め業務は倍増していくことでしょう。

今後の変化が目覚ましい現代を無事に生き抜くためにも、
大きな流れの視点と、目の前の現場の現実と、どこまですり合わせをしながら
突き進めていくのかは、他でもないアナタ自身の問題でもあるといえるかもしれません。






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