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情けない組合と受入企業、組合の管理責任は正に問われるべき! [組合などの監理団体について]

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久しぶりに情けない話題ですが、
これも技能実習生受入実態の一つの真実です。

これは三者三様に問題や原因がありますが、
基本的にも根本的にもひとえに『組合の責任』です。


産経ニュース 2015.6.26 07:02
賃金未払い・セクハラ…中国人技能実習生が提訴へ 農家側は反論 茨城
http://www.sankei.com/region/news/150626/rgn1506260071-n1.html


52_201007040155432.jpg

こちらの方は全く当記事と関係もなく他意はございませんが、
↑のような中国人技能実習生だとしたら、
アナタはセクハラしますか?

*以下、この記事の受入先農家や組合、実習生それぞれ固有のことではなく、
 このようなケースについてのコメントとして述べさせていただきます。



まず、この最低限の経営者のモラルの問題が一つ。

男性であれば、キレイなカワイイ女性には素直に手を出したくなるものですが、
動物じゃあるまいし、そもそも働きに来てくれている従業員に、
カワイイからと誰かれ手をつけますか?
全く情けない限りですが、実際には残念ながらいないとは言えない現実があります。



そして、この組合の監理責任が全くなっていないことが一つ。

そして、であったならば、そもそも実習生の受け入れ先として不適切であり、
勇気をもって実習中止の通達、並びに実習生の引き上げを組合が手配すべきですね。
最低限ですが、組合として月に一度の監査は義務付けられていますし、
実習生にも困ったことがあった際の相談対応窓口を設けていてしかるべき。
そんな監理体制自体できていなければ、SOSの声も拾えないことでしょう。

特にこの記事の場合、元職員が警鐘を鳴らしていたにも拘らず放置していたことは
非常に悪質であり、組合自体が許認可取り消しとなることでしょう。

注:加えて、一蓮托生制度であるがゆえに、この組合より受入していた企業では
  下手すると現在就労中の実習生の強制帰国までありうるかもしれません。
  また、最悪は同じく悪質な受入先とみられ、同罪扱いされ今後の受入停止措置すら
  とられるかもしれません。


最後に、実習生自身の問題も忘れてはいけない視点です。

特に中国人の場合、受入滞在人数は10万人を超えています。
これだけの人数がいたら、色んな性格や生活環境、背景の方がいらっしゃいます。
日本人でも同様ですが、いわゆるモンスタークレーマーなる方々の存在です。
非常識極まりない一方的なクレームをしつこく延々と述べ続けるいやがらせ行為を
してくる人間も出てくるということです。
もしこのような女性であったならば、あることないこと言って
企業から金銭を引っ張り出させようとことを大きくしていきます。

そもそも受入企業側で人を見る目がなかった場合、組合側の人間が警告してしかるべきです。
それは初めの選考時点、合格後の日本語教育時点、来日してからの集合講習時点と、
チェックできるタイミングがいくつもあります。
工業製品ではなく人間なので、経験則を踏まえて不適切な人材はなるべく早めに上手に
整理していかなくてはなりません。

また、いくつかのフィルターをすり抜けて配属されてしまったとしても、
十分目を光らせていつつ、常時指導助言を繰り返していたならば、
ここまでことが大きくなることはなかったことと思います。


それぞれ3つの側から固有の問題についてコメントしましたが、
実はご覧のとおり、これらはすべて組合の監理業務の一環です。

特に受入企業側にとっては、とても見えにくい視点ですので、
組合選定には出来る限りこういった経験値からチェックできる方と
相談いただいた中で、口コミ、お知り合いからのご紹介などが
イチバン現実的な選定手法なのかもしれません。








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タグ:組合
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