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隠蔽工作の理由…情けない監理団体と受入企業。 [経営者や企業のレベルの問題]

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技能実習生のセクハラと低賃金による問題。
問題は根深く、隠蔽工作に走る組合。

なぜ? 記事最下部にその理由について触れてみました。


今回はナゼこのような問題が起きるかについてコメントします。

概要と初期のコメントについては、以下記事より
ご確認ください。

http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2015-06-27


今回は顔写真付きで出ていましたので、改めてご紹介します。

BIGLOBEニュース 6月26日(金)21時5分
「実習先の農家でセクハラを受けた」 技能実習「中国人女性」が実習先と監理団体を提訴
http://news.biglobe.ne.jp/trend/0626/bdc_150626_4656755418.html

01.JPG

こういっては大変失礼ですが、めちゃくちゃカワイイ女性でもないと思いませんか。
ボンッ、キュッ、ボンッ、で男を惑わすような女性が被害にあうというわけではありません。


まず、先日コメントしましたように、主たる原因は、

『監理団体の監理責任』にあります。

それを踏まえて、このようなセクハラと低賃金問題が発生してしまう背景について、
全ていいわけでしかないが現実であろうことを、自分なりにお伝えします。

●受入企業側の現実(セクハラについて)
●受入企業側の現実(低賃金について)
●そして監理団体の現実(セクハラも低賃金も)

に分けてみました。


●受入企業側の現実(セクハラについて)

特に農家や漁師などの個人事業主に多いのが、企業の経営者というわけではない、
=モラルがないということです。
だって自分(家族)のためだけに仕事に励んできて必要に迫られてこなかったし、
まして従業員の生活まで考える機会もないし、何より注意してくれる人すらいないし、
いても無視して自分の思うように仕事してきてやってこれたんですから。

また、自分一人、奥さんがたまにお手伝いする程度の事業体では、
特に田舎で誰も見ていない、二人っきりの場所や時間が多い、
と自制が効かないバカ(あえてこういいます)がいるのが現実です。
またココに実習生の弱みに付け込む狙いが見えるので、腹立たしくて仕方ありません。

特に技能実習生の場合、多額の借金までして来日していたなら余計に、
社長さんに嫌われて帰れなんて言われたなら、自分のメンツ含め借金を
返す当てなどない、というと、女性は経営者から嫌われないように、
ニコニコ受け答えします。

これに、下手すると俺に惚れてるんじゃないかと、勘違いするバカがいるわけです。
また、特に社長のバカ息子とかいた際には、最悪です。
一般的な企業においては、従業員にも同じリスクを抱えます。

ちなみに実習生側にもマレに日本人との結婚を狙っている子もいるから、
受入企業側だけでなく、双方に気を配ってチェックする必要があります。


だから、特に女性受入の場合、特に若くてかわいい子の場合、
バカバカしくとも事前に徹底して、『手を出してはいけない』旨の
注意を喚起しておく必要があります。

また、定期的に企業も実習生も双方見ていれば、気づく機会も増えますし、
なにより双方にとって抑止力にすらなりえます。



●受入企業側の現実(低賃金について)

これは単純です。
まさに企業が都合よく使っているだけ。

いくら内職の相場が1束当たり2円なのかもしれませんが、
やらせていいかどうかは別物です。
そもそも職種ごとに実習計画なるものがありますが、
おそらく許可されていない従事内容だと思います。

また、ここだけ内職での労働契約というのもおかしな話です。

最初は大変だろうから、内職仕事があるし小遣い稼ぎにやるかいって
話だったのかもしれません。

技能実習生は良いも悪いもよくわかっていませんから、
お小遣いになるならやらせてくださいといいます。
そして、社長の気遣いを無下にしてはいけないという
気持ちも働くのかもしれません。

しかし、これが午前2時3時まで強制的にやらされることは、
まったく違う話になります。

単純ですが、非常識となればおかしくなるのは必然でしょう。



●そして監理団体の現実(セクハラも低賃金も)

まず、1か所のみ遠方の地にて受入が進むと足が遠くなりがちです。
そして、月に一度の監査義務がありますが、これも作文で終わらせることが可能です。
まして、通訳を連れて定期監査などコストが膨らみすぎて合いません。

また監理費(管理費)の問題ですが、コスト競争にさらされていると
安くても上述のような管理コストをサボれば、手配するだけで
利益計算は合います。

そんなこんなを考えて、受入先の諸事情に応じて、安請け合いをする組合が
まだまだ多いということです。
そして、実態が見えない分、受入企業先も安いところにばかりに目が行く
経営者も多いですね。
なんといっても3名3年間受入で諸費用総計2千万以上の契約となるのですから。

しかしながら、安く受けようがやるべきことはやらないと、契約違反です。


そして・・・隠蔽工作の主たる理由は。

他のお客さんから損害賠償責任を追求され、廃業に追い込まれるからです。

一蓮托生制度な分、1社がこのようなバカをやれば、いくらまともにやっている
企業と言えど、はた迷惑をこうむります。
また最悪はとばっちりで受入停止です。

当然ですが、非のない企業からは文句どころか損害賠償請求となります。

組合は当たり前ですが、そのリスクも背負っているのです。


いくらお客さんだからといって、経営者の横暴をチェックし続けるのは当然だし、
見て見ぬふりはできないということです。


情けない行為による被害の影響は計り知れません。
我が身を振り返ることは当然ながら、関係各位の品行方正さを願ってやみません。










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