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難民申請する外国人技能実習生は本当に稼げるのか?! [技能実習生自身の問題]

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外国人技能実習生が失踪した先に、難民申請が多いとの報道が、
NHKにてニュースで取り上げられました。

追って、難民申請した技能実習生が、果たして本当に稼げるのかを
現実お知らせいたします。


以下、4分少々の動画もありますので、リンク先にてご確認ください。

01.JPG

失踪の外国人実習生 400人余が難民申請
NHK NewsWeb 10月18日 18時55分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151018/k10010274301000.html


そもそも受入企業にとっては、労働力として確保できるからこそ
受入を進めています。

それが失踪してしまったら、まったく意味がありません。


これには原因があります。

ひとえに監理団体である組合の問題です。

そもそも事業として失踪する外国人を一生懸命受け入れることに
何の意味があるのでしょうか。

にわか仕込みの組合などは、見えない落とし穴が見えていずに、
儲かりそうだからと浅はかに悪質ブローカーそのものに
取り組んでいるのかとすら思えてなりません。


組合がきちんと送り出し機関と実習生も監理できないと
受入企業も安くはない費用負担をしている意味がありません。


結論とすれば、ちゃんとした組合と手を組むことこそ、
最大の成功要因であり、最悪の失敗要因となります。


言い出すときりがありませんが、

①国の選定問題
 動画でもありましたが、ネパール、ミヤンマーは失踪が多そうですね。
 注:必ずしもではありません。

②送り出し機関の問題
 ちゃんと良心的かつ最初から最後まで責任を持った対応が
 可能な送り出し機関と提携しているかどうか。

③実習生自身の問題
 そもそも失踪の本当のリスクをきちんと指導しているかどうか。
 実習生一人一人の心に、ちゃんとフックがかかっているかどうか。


大きく上記3点を確実に実施していても、人である以上、
様々な諸状況がありますので、120%大丈夫とは言えません。

それでも、すべきことをきっちりした組合では、失踪はほとんどありません。



そして、失踪して難民申請をした実習生は、はたして本当に稼げるのでしょうか。


実際には、動画にあるような30万も稼げている元実習生は
ほんの一握りと思われます。

以前当ブログでも触れましたが、難民申請中の外国人は、
様々な問題を抱えています。

現行で就労が認められているとしても、
仕事先を次から次へと選べるほどに、
元実習生が職を探せる先は決して多くはありません。


そして、辿り着く仕事先が、実習先企業の業務より、
安全で、大変ではなく、健康にも配慮され、残業代なども含め、
きっちり給料を支払ってくれる会社ばかりではないということです。


特に、ケガでもした際には、クビにされて路頭に迷うことすらあります。


その代り、実習生でいる以上、組合も受入企業も、
実習生を法的に保護しなくてはならないため、
かなりの場合に何らかのフォローが必ず入ります。


そもそも手取りが少ないのは、それを承知で契約して来日しているだけで、
美味しい話を聞いたからと、失踪して稼げる保証はどこにもありません。


また、企業が実習生へ低賃金(いわゆる最低賃金)しか支払えないのは、
今の国のルールが、いわゆる税金としてしか考えられない費用がかさみ、
受入企業が実習生に支払う給料に加え、
組合を通して大きな費用負担を強いているからです。


そして、そもそも為替や様々な経済格差のため、本来職のない実習生にとっては、
最低賃金での手取りでさえ、母国に持ち帰れば大金となります。


人間欲をかく生き物ですので、気持ちはよくわかりますが、
失踪した後のリスクまで想像がつくほどには、実習生たちは社会経験が
全くと言っていいほどにないのが現実です。



組合の職員が、お客様(受入企業)のことを真剣に考えていれば、
失踪リスクに対して、十二分なケアをしているはずです。


是非ともちゃんとした組合、またはちゃんとした責任感のある組合職員を
選んで受入を進めることをお勧めいたします。


お困りの方は、ぜひご相談ください。




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