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社会保障費増大リスク対策としての実習生受入増大?! [人口減少社会]

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こんな記事がありました。

ご承知おきのように、社会保障費は年々増大していくのに、
積み立てる人数や金額は、どんどん減っていく時代に、
いかに成立させるのかが問題となっています。


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「アメリカ強欲資本」に吸い取られる日本国民の老後
田中龍作ジャーナル 2015年10月21日 21:32
http://tanakaryusaku.jp/2015/10/00012241


きょうのヒアリングで厚労省年金局の担当者は、
10兆円の運用損(7~9月期)を出したことを認めた。




すごい甘々な意見かもしれませんが、
政府のお役人も苦肉の策にて暗中模索を繰り返しているのかなと思います。


というのも、昨年の記事です。

公的年金運用益が最高の18兆円 13年、株高で倍増
2014/1/9 2:00日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC0800Q_Y4A100C1MM8000/

2013年の公的年金の運用益は過去最高の約18兆円となり、
12年(約9兆円)から倍増した見込みだ。
09年度から毎年3兆~6兆円を取り崩してきた。
4年分の取り崩し額にほぼ見合う運用益を1年で稼いだようだ。


ちなみにコチラが年金運用を一手に行っている団体の
報告HPです。


年金積立金管理運用 独立行政法人
http://www.gpif.go.jp/operation/archive.html



金融のマネーゲームの世界は私のような凡人にはさっぱりわかりません。

ある意味ギャンブルとさえ思えてしまいます。

かたや9兆円増やした。
かたや10兆円目減りした。


責任を考えた際に、運用といいつつ、ギャンブルに走るのは
いかがなものかと思われますが、所詮責任を考えないと
こうなっていく、行かざるを得ないのでしょう。



そして、以前も指摘しましたが、実習生からも社会保険、並びに
厚生年金を徴収するのが、国の法律です。


例え最低賃金とはいえ、月給12万~15万程度の額面を稼ぐ
技能実習生は、日本人同様に、2,3万の社会保障費を負担してくれています。

かける事の17万人で計算したら、例え2万円だとしても、3400万円/月を
負担してくれています。
企業負担を考えるとその倍の6800万円。

かける事の12カ月は、8億1600万円。


さらに、外国人労働力の受入を増やそうと、実習生の枠も規制緩和し、
介護、サービス業にまでその門戸を広げようとしています。


介護の業界一つとっても、全てを外国人で賄わないとしても、
今後数十万人の介護職の担い手不足が指摘されています。

しかも、3年+2年。


今後毎年10億、20億の社会保障費を外国人技能実習生の受入で、
対応していこうと言うことに他なりません。


私達の今後の年金や、治療代、もしくは親の介護費用などは、
彼ら彼女らに支えてもらっていることになりかねないということです。



法律であるがゆえに、良いか悪いかの判断は置いといたとしても、

感謝の気持ちこそあれ、無下に扱うことなど到底できません。



批判ばかり繰り返す方々には、主張を裏付ける財源が特に必要不可欠であり、
実行不可能な夢物語のみ繰り返すお子様は、大人のステージから
退場いただくことを願ってやみません。


注:外国人技能実習生の子達は、母国に帰国した後に、
  申請すれば、最大7割の厚生年金費用は返金されるとのことです。
  そこまでしている組合や送出し機関ばかりではないこともまた現実です。









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