SSブログ

実習生の給与チェックについて [技能実習生の法改正]

スポンサーリンク




実習生の受入後、月一の訪問、3カ月に一度の監査が、
監理団体としての通常業務として行われます。


この時、実習生の給与明細とタイムカードなどをチェックし、
招聘時に締結した雇用条件を基に、
給与計算が間違っていないか確認をします。


ac46d0a3156bad86abdcd6ac326f592ee0bbfef71421920511.jpg

残業はちゃんと計算されているか、
法定内休日出勤はないか、
残業は36協定範囲内かどうか、
過重労働はないか、
控除されている健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、
住民税などなどは適正であるかどうか、
労使協定締結以外の控除はないか・・・

言い出したらキリがないくらい様々な視点からチェックします。


この時思うのは、大変失礼ながら、農業、漁業、建設業に多く見受けられますが、
小さな会社であればあるほど、労働関連法令をほぼほぼ知らない、
36協定ひとつ整備していない会社が多く見受けられ、
一からの指導となり、かなりの手間暇と労力を割くこととなります。

ある会社では、就業規則から社労士の方にご尽力いただき、
整備のお手伝いをさせていただきました。

そう、税理士は決算だけしか使わない、
社労士は顧問契約すらしていない。

そんな会社も、まだまだゴマンとあります。

*ちなみに、整備すべき内容を整備するきっかけとなり、
 逆に受入企業から、感謝される事すらあります。


そして、

そんな中小企業ほど、
農業、漁業、建設業ほど、
田舎へ行けば行くほど、
3k、4k(失礼)仕事であればあるほどに、

人手不足に困っています。


率直に、ボランティアと思うこともあるほどに、その会社の労務関連を中心とした
法整備のお手伝いをすることが少なくありません。


いや、愚痴になってしまいましたが、実習生の給与チェックは、
コンプライアンス上はもちろん、実習生保護のためにも、重要なポイントです。


良くも悪くも、日本のルールにのっとり給与を処理していることを、
実習生にもちゃんと伝えていくことは、
悪質な奴隷制度のように働いているだけではない、
なによりの信頼の証にもなるからです。


貴受入企業では、そんな確認は当然のごとく対処されていらっしゃいますか?
それとも、組合職員にチェックされたことは、一切ありませんか?

貴組合は、チェックされていますか?







スポンサーリンク



nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。