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監理団体の監査に必要なこととは。3カ月に一度、監査されていますか? [組合などの監理団体について]

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外国人技能実習生が入国し、配属された後、
監理団体は『監理』業務が発生します。

『監理』と『管理』は意味が違うことをご存知でしょうか。


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『監理』・・・物事を監督、管理すること。取り締まること。デジタル大辞泉より。


『管理』・・・ ある規準などから外れないよう、全体を統制すること。
       事が円滑に運ぶよう、事務を処理し、設備などを保存維持していくこと。
       法律上、財産や施設などの現状を維持し、また、その目的にそった
       範囲内で利用・改良などをはかること。デジタル大辞泉より。


とありました。


ようは、『監理』とは、僭越ながら、
指導し取り締まることをしなくてはならない業務ということです。


そして、代表的な具体的業務が、三カ月に一度の『監査報告』です。

JITCO書式にある書類作成、
タイムカードと給与明細のチェック、
実習記録の確認。

以上、3点が主だった内容ですが、個人的に強く言いたいことは、
ぶっちゃけ重箱の隅をつつくことはお役所対策でしかなく、
本質的には、企業側で実習生に対し不満がないのかどうか。
注意、指導すべき点があれば、早めにその芽をつむこと。
また、実習生にも、会社側に不平や不満はないのか。
仕事で、生活で、困ったことはないのか。

ちゃんと向き合い、ちゃんと話をすること。


えてしてルーティン業務になりがちですが、
こういったマメな訪問や会話、接点を多くつくることは、
結果として、3年間の実習円満継続、失踪防止へとつながります。


賃金がきちんと支払われているかどうかについても
確認は大事です。

企業を疑うわけではなく、第三者が確認しているからこそ、
実習生も労働力搾取しているとはならず、
安心して実習に取り組めます。


私の知る限り、ここまで監査業務、ないし月例訪問を行っている組合は
決して少なくはありませんが、その温度差はかなりの開きがあります。


そして、企業訪問すらしていない、実習生の寮にもいったことがない、
そんな監理団体も未だ多くあるようです・・・定期的に新聞沙汰になるほどですからね。



貴社では、いかがですか?

貴監理団体では、いかがなされていますか?













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