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技能実習生のトラブル、具体例 [従業員側の問題]

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外国人技能実習生は、文化も社会も法律も、生まれも育ちも常識も違うため、
様々トラブルが発生します。


先日、実習生から相談の連絡がありました。

うまく話せないながらも、困ってる様子が伝わったため、
facebookのmessengerで文字で相談してご覧と伝えたところ、
メッセージが届きました。


バカバカ言われる。。。

労働時間に問題がある。


そんな感じのコメントでしたので、早々に寮に通訳さんと訪問します。
*初動の迅速な対応は、問題を小さくします。


色々聞き出すと、どうやら同僚の日本人に問題が見えてきました。


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どうしてそんなこともわからないんだ、とばかりに、怒鳴る。

『バカ、それくらい覚えろっ!』


愚痴ばかりこぼす。

その上司は、面倒くさいとか、あそこが痛いココが痛いなど、
周りがやる気をそがれるから言うな、と日本人も実習生も
指導されているにも関わらず。


あげく、自分のミスは棚に上げ、実習生に厳しくあたる。

その会社では、同行している日本人従業員が
一日の労働時間数をチェックしサインしてくれるシステムとなっているのですが、
サインしてあげない。



一瞬、相談があった時には、
バカバカ言われてしまうのには、ワケがあるのではないか。
実習生がワガママを言っているのではないか。


との可能性も考えましたが、ちゃんと話を聞いてあげると、
この日本人が悪い点が見えてくるのです。
実は、その人間は、他の日本人の同僚にも煙たがられていることもわかりました。


そして、今回、実習生の子たちも、自分の気持ちだけ一方的に話す子ではなく、
相手の気持ちも少しは理解できる子たちでしたので、
よけいに、日本人の問題点がくっきりと浮かび上がってきました。


結論からしたら、その日本人に上司から注意を促していただき、
実習生から同じクレームが届くようでは、最悪、実習継続不可能となるリスクを
説明し、対処願います。



このようなトラブル発生時には、
一概に、どちらが悪いと言えない場合もありますし、
実習生が悪い場合もあります。


実習生にも受入企業にも、双方にちゃんと耳を傾け、
公平にジャッジし、双方に指導、助言し、トラブル対処をするのが、
監理団体の仕事です。


特に、『公平に』しないと、後でとんでもないしっぺ返しがきます。


そして、全てがそうだはとても言えませんが、
人と人とのコミュニケーションのキャッチボールができる実習生であれば、
ちゃんと解決できます。


貴社の実習生はどんなトラブルがありましたか?


それはちゃんと自社、ないし監理団体の対応にて解決できていますか?


















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