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技能実習生の、どうもしっくりこない控除について。 [技能実習生受入時の本音の問題点]

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前々からどうも腑に落ちないことがあります。

受益者負担の元、実習生が給料から控除される項目に、
寮の家賃と水道光熱費、今ではインターネット代があります。


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まったくもって個人的な見解ですが、
ここがどうにも気にかかります。


実習生を受け入れる際に、雇用条件を整理して、
雇用条件書なるものにサインをし、企業も捺印した上で、
入管に申請します。

この時、例えば6万円のアパートを借りる予定で、
3人の受入にて案分するなら、2万円になりますよね。


この見通しの元、家賃控除は2万円とします。


しかしながら、手続きがもろもろ進み、入国並びに配属日が
確定してきたころに、6万円の家賃の空きがなく、
実際に借りれたアパートは、6万3千円だったとします。

わかった時点で、普通に雇用条件の変更の書面を準備し、
寮費が2万1千円となること、致し方ないことを
特に実習生に説明し、理解を求めます。

もちろん、実習生と約束した手取り額面は保障されていて、
下回っていないことを確認してのことです。



この際、うるさい入管では、
雇用条件が変わる、特に控除額面が当初の予定より増える、
ということにかなり難色を示すようです。


・・・健康保険、厚生年金、雇用保険、労災、もろもろ
国は勝手に断りなくバンバン値上げしているのに、
意味が分かりません。


よって、受入企業がとる手段とは、
実習生に約束している手取り額面をぎりぎり下回らない程度の
最大家賃額を最初から設定し、水道光熱費やインターネット代は
別途実費負担として、給与控除より項目をなくしてしまうことです。


別に実習生から家賃のウワズミを抜こうなんて思っていません。
*未だセコく考えている経営者もいるようですが。苦笑
 ダメですよ、入管に刺され、悪質と判断されたら、
 最悪実習継続の中止を言われるかもしれません。


確かに千円、いや百円を惜しむ実習生ですから、
例え前述の例のように千円上がるといえども、
大変残念に思う気持ちはわかります。


でも、こういったことも現実です。

自分の思うようにはいかないことが、世の中ではほとんどです。


もちろん、面接時に合格者に、事前に説明もしますし、
控除額も変更となる可能性があり、でも保障額は守ると
受入企業の決定権者同席のもと、説明し確認もします。


・・・ルールはルールとしての意味は、わからなくはありませんが、

私の言ってることはおかしいでしょうか。。。


本当に守るべき点がないがしろにされ、重箱の隅をつつかれないように
手間ヒマばかりかかる事には、ウンザリする気持ちが正直強いですね。





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