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外国人技能実習生に感じて気づいて欲しい日本の美点 [実習生の変化]

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個人的な現場の肌感覚のお話です。

せっかくこれだけ情報格差の垣根が取っ払われてきているのですから、
『技能』はちょっとおいておいて、『実習』の点で、現実的に身につけて
帰国して欲しいと感じたことを書いてみます。


以前と比べて、今、来日してくる実習生たちは、ほとんどインターネットにつながる
母国語仕様の端末(型遅れはもちろんですが、iPhoneやAndroidのスマホやタブレット)を
持参してきます。


そのため、配属後数カ月経って、現実に直面して、
初めて不平や不満、疑問が飛び交います。

講習で教わってきたことだろう・・・

そんなことはお構いなしですね。
厚生年金はなんでこんなに取られるんだ?
配属時までも、何度も説明を聞いてきていますが、
いざ給与明細を手にして、自分のところにオカネが入ってくるようになって、
初めて自分事になるんですね。


また、日本人にもいますが、
ヤレ残業代がないのはなんでだ?
有給はどうなる?
などの、細かな問い合わせも激増しています。


面倒ばかり増えてきて、正直げんなりすることもありますが、
良い点を考えれば、『行き当たりばったり』なことはなく、
『先々を考えた計画』の視点が持てるようになり、
結果、『予防』策的な指導が、以前よりは有効なのかなとも思います。



スミマセン、話がそれていきました。汗


要は、様々な情報が無料でいつでも入手できるということは、
結果、道を選択できる思考を自然と身につけることができるのですから、
=自己責任を理解できるということです。
=良い選択をしようと、物事の理解を深める努力を自然とし始めます。


であるならば、
悪い話は自然と光よりも早く飛び交いますが、
できれば良い話もたくさんシャワーのように浴びて欲しいと
心からそう思うワケです。



ここでご紹介するのは、そんな良い話だと思いましたので、
以下の記事をご覧になってみてください。


外国人だから見える日本の美点。「和の国」が世界中を感動させる理由
MAG2NEWS 2016年5月24日 伊勢雅臣
http://www.mag2.com/p/news/197450?utm_medium=email&utm_source=mag_W000000125_sat&utm_campaign=mag_9999_0528&l=cmk1397e4f


shutterstock_139171733.jpg


↑渋谷のスクランブル交差点の画像です。
ナゼかは記事をご参照ください。

例えば、記事にあるような、こんな視点を実習生にも紹介してみてあげたい。


外国人の見た「大いなる和の国」

お互いに「すみません」

周りの方の「がんばれー」光線

「静かに美しく毎日が過ぎていき」

「恩や義理人情」

死者と生者がむつみあうようなのどかさ

「全体がひとつの大きな家族のような場所」

「日本は他の世界と共有するものをたくさん持っている」



この記事で取り上げられている何人かの『外国人』は、
一般的な実習生とは違うのかもしれません。
でも、境遇は誰もが様々で、ここでその違いは大きな要素ではないと思います。


様々な外国人が、当事者の日本人では気づかない美点を
外から見れる外国人ならではの視点で、指摘してくれています。

こういう『気づき』が、人間を大きく成長させる大きな要素の一つと思います。

受けてきた教育や、重ねてきた年月の経験も大きく左右するのかもしれませんが、
物事を見て、何を思うか、感じるか、については、学歴も経験も関係ない。


もちろん、私たち日本人自身にもまったく同様のことが言えます。


偽善者チックですが、せっかく日本に来たなら、何か一つでも多く、
『技能』でも、『日本語』でも、『気づき』でも、『友人』でも、
なんでもかまわないから、良いものを身につけて、拾って帰国してもらえればなと。


余談です。

記事自体も以下の本の紹介でしたね。苦笑


















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