日本語が上手だからと日本語学校に通っていた技能実習生を採用したら失踪された。。。 [技能実習生自身の問題]
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ある日本人ブローカーがいました。
日本語学校を現地でしていて、良い子ばかりなので、ぜひ面接をしてやってくれませんか?
・・・この言葉だけであれば、受入企業の皆様におかれては、
『実習生の面接前に、一生懸命日本語を勉強している子達ならば、
受入後、日本語がべらべらに喋れて、もろもろ負担や不安が減るんじゃないか』
『良い話じゃないか、ぜひ採用したい』
と、こうなります。
背景と、たどるであろう現実的なストーリーが見えていないから。
そう、私たちはあまり歓迎しません。
何故だと思いますか。
そう、タイトルの通り、私たち監理団体にしたら、失踪の可能性が高まると考えられるからです。
もちろん、提案してくる日本人や、日本語教師の方々は、
心の底から応援してあげたい一心なのでしょう。
みんな日本語の習得にこれだけ頑張っているのだから、
なんとかその糸口だけでも、チャンスだけでもつかませてあげたい。
お気持ちは痛いほどわかります。
がんばっている子達が悪いわけではありません。
ですが、日本語学校もボランティアではないでしょう。
何十万円と日本語を教えてあげる費用を支払わせていますよね。
そう、これが、日本語を勉強してもいない子達の借金に、単純にオンしてくるのです。
例えば、40万円もの大金を日本語学校に支払っていたとしましょう。
例えば、ベトナムの送り出し機関は、手続き費用として3年で3600$未満の
手数料を受け取る権利があります。
すると、実習生の面接で合格した後、日本語の勉強に入るために、
仕事を辞めるならば収入が途絶えるため、借金します。
養う家族がいればいるほどに、借金が増えます。
1か月2万円の生活費がかかるとしたら、約4か月としたら、
8万円です・・・
キリがないので、細かな説明は省きますが、
結局総合すると100万円ほどになってしまうのです。
ちなみに、日本語はまったく話せないが、合格してからの借金は
安くて大抵40万~60万程度でしょう。
そして、、、残念ながら、日本語は、どちらの子も大して変わりはありません。
何故でしょう。
ある一定程度にはなりますが、それ以上に伸びる子は、
ほとんどいないのが現実なのです。
日本語能力があまり変わらないのであれば、
借金が少ない=失踪の心配の少ない子のほうが良いに決まっていますね。
良かれと思って、受け入れてみたら、日本語はそれほどではなく、
あげく失踪してしまった、なんてまったくナンセンスです。
ちなみに、何故100万の借金を背負ってきた実習生が失踪すると思いますか?
手取りで8万円を約束しているとしたら、日本国内での生活費を切り詰めたとしても、
月2万円ほど食費などで必要となりますね。
残り6万円を貯金できたとしましょう。
6万×20カ月=120万(利息なども入れるとしたら)
約2年です。
3年、出稼ぎに来て、残り6万×16カ月=96万円≒約100万円
今では経済成長も著しく、月に3万、あわよくば4万近く稼げています、ベトナム国内で。
あまり魅力ないですよね。
そう、稼ぐために来ているのであれば、
実際に働き始めて、初めて現実に直面した実習生は、
結果、もっと給料のいいところへ。
日本の暮らし方も、少しは慣れてきて、勝手がわかるようになってきたなら、
余計にそんな選択肢が考えられます。
日本国内に、それぞれの国ごとに裏でネットワークもあるのでしょう。
失踪を防ぐ手立ては、様々ありますが、結果失踪リスクが高まるのは事実なんですね、
こういう説明をしても、日本の受入企業のご担当者の方々も、
なかなかピンとこないご様子。
そう、実習生と同じ、その場に直面してみないと、理解できないんですね。
でも、失踪して初めて気づいても、覆水は盆に返りません。
外国人の招聘による採用は、なかなかに見えない落とし穴がありますので、
経験豊富な、親身になる担当に相談しつつ、素直に助言を受け入れてみる器量も
大事なことかと思われます。
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ある日本人ブローカーがいました。
日本語学校を現地でしていて、良い子ばかりなので、ぜひ面接をしてやってくれませんか?
・・・この言葉だけであれば、受入企業の皆様におかれては、
『実習生の面接前に、一生懸命日本語を勉強している子達ならば、
受入後、日本語がべらべらに喋れて、もろもろ負担や不安が減るんじゃないか』
『良い話じゃないか、ぜひ採用したい』
と、こうなります。
背景と、たどるであろう現実的なストーリーが見えていないから。
そう、私たちはあまり歓迎しません。
何故だと思いますか。
そう、タイトルの通り、私たち監理団体にしたら、失踪の可能性が高まると考えられるからです。
もちろん、提案してくる日本人や、日本語教師の方々は、
心の底から応援してあげたい一心なのでしょう。
みんな日本語の習得にこれだけ頑張っているのだから、
なんとかその糸口だけでも、チャンスだけでもつかませてあげたい。
お気持ちは痛いほどわかります。
がんばっている子達が悪いわけではありません。
ですが、日本語学校もボランティアではないでしょう。
何十万円と日本語を教えてあげる費用を支払わせていますよね。
そう、これが、日本語を勉強してもいない子達の借金に、単純にオンしてくるのです。
例えば、40万円もの大金を日本語学校に支払っていたとしましょう。
例えば、ベトナムの送り出し機関は、手続き費用として3年で3600$未満の
手数料を受け取る権利があります。
すると、実習生の面接で合格した後、日本語の勉強に入るために、
仕事を辞めるならば収入が途絶えるため、借金します。
養う家族がいればいるほどに、借金が増えます。
1か月2万円の生活費がかかるとしたら、約4か月としたら、
8万円です・・・
キリがないので、細かな説明は省きますが、
結局総合すると100万円ほどになってしまうのです。
ちなみに、日本語はまったく話せないが、合格してからの借金は
安くて大抵40万~60万程度でしょう。
そして、、、残念ながら、日本語は、どちらの子も大して変わりはありません。
何故でしょう。
ある一定程度にはなりますが、それ以上に伸びる子は、
ほとんどいないのが現実なのです。
日本語能力があまり変わらないのであれば、
借金が少ない=失踪の心配の少ない子のほうが良いに決まっていますね。
良かれと思って、受け入れてみたら、日本語はそれほどではなく、
あげく失踪してしまった、なんてまったくナンセンスです。
ちなみに、何故100万の借金を背負ってきた実習生が失踪すると思いますか?
手取りで8万円を約束しているとしたら、日本国内での生活費を切り詰めたとしても、
月2万円ほど食費などで必要となりますね。
残り6万円を貯金できたとしましょう。
6万×20カ月=120万(利息なども入れるとしたら)
約2年です。
3年、出稼ぎに来て、残り6万×16カ月=96万円≒約100万円
今では経済成長も著しく、月に3万、あわよくば4万近く稼げています、ベトナム国内で。
あまり魅力ないですよね。
そう、稼ぐために来ているのであれば、
実際に働き始めて、初めて現実に直面した実習生は、
結果、もっと給料のいいところへ。
日本の暮らし方も、少しは慣れてきて、勝手がわかるようになってきたなら、
余計にそんな選択肢が考えられます。
日本国内に、それぞれの国ごとに裏でネットワークもあるのでしょう。
失踪を防ぐ手立ては、様々ありますが、結果失踪リスクが高まるのは事実なんですね、
こういう説明をしても、日本の受入企業のご担当者の方々も、
なかなかピンとこないご様子。
そう、実習生と同じ、その場に直面してみないと、理解できないんですね。
でも、失踪して初めて気づいても、覆水は盆に返りません。
外国人の招聘による採用は、なかなかに見えない落とし穴がありますので、
経験豊富な、親身になる担当に相談しつつ、素直に助言を受け入れてみる器量も
大事なことかと思われます。
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