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外国人労働者との良好な共生化のためには [益々多様化する日本]

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外国人労働者の受け入れ是非の議論記事を見ている中で、様々考えさせられることが多々あります。
そんな中、ふと気になったフレーズをご紹介させていただきます。

『日本には、聖徳太子の時代から「和を以て貴しとなす」精神が日本文化の根底にあります。 』

苦しくなれば、他人のことより自分が最優先なのは、人の常ではありますが、
日本人として、こういう精神を忘れたくはないなぁと思いました。


そして、こんな心暖まる記事がありました。

見習いたいものです。
見習えるゆとりを作り出したいというのが個人的な本意でしょうか。


photo2.jpg

外国人技能実習生と地域住民の安全安心の確保などに
功労のあった中條耕二さんに三条署長から感謝状 (2016.3.24)
三条・燕、県央の情報「ケンオー・ドットコム」kenoh.com
http://www.kenoh.com/2016/06/23_anzen.html


具体的に何をどう実践されてきたかはわかりませんが、
20年間にわたり、外国人技能実習生と地域住民の安全安心の確保に
積極的に取り組むなど、多大な功労をされてこられたということは、
誰にでもできることではありません。

また、80の御年となられてまで、

「これも会員企業のみなさんや顧問の皆さんのおかげで、20年間大過なく過ごせて頂いたと思っています」

「これからも皆さま方の協力で、市民一致して、治安のいい三条市が築き上げられますように」

「きょうはわたしひとりではなくて、皆さんの代表としていただいたという気持ち」


こんな感謝の言葉と公共的な訴えが、一民間企業の会長さんの口から発せられるということは、
本当に素敵なことで、素晴らしいと思います。


ふんぞり返り、他人の手柄を自分の手柄とまで言い張る社長さんたちも
沢山見てきていますが、『実るほど頭を垂れる稲穂かな』ができる方々は、
残念ながら少なくなっている気がしてなりません。



こんな方がまだまだいらっしゃるであろう日本は素晴らしく、本当に誇りに思います。

しかし、自分のことは棚に上げて、日本はどうだ素晴らしいだろうと自慢するような人は
好きになれません。
正直なところ、個人的には愛国主義とかはあまり興味がないタイプです。

そう、それは決して「国が」ではなくて、「人が」です。
結果、その人がいる国が日本であるということです。

もちろん、その「人」が育ったのが日本という国ではありますが、
素晴らしい人は、何も日本人だけではなく、先進国にも発展途上国にも、
国を問わず多種多様にたくさんいるからです。


外国人技能実習生にも指導していますが、

『ベトナムにもフィリピンにも、良い人もいれば悪い人もいる』
『それは日本も同じ、日本にも良い日本人もいれば、残念ながら『悪い日本人』もいるんだ』
『だから騙されないように注意してね、自分の身は自分で守ろうね、子供じゃなくて大人なんだからね』

なんて話をする時があります。

何も私も聖人君子にはなれませんが、せめて実習生などからは、
良い日本人でいなければと心がけている次第です。


そして、技能実習という形骸化した目的ではなく、
受入企業からも、私からも、何かしら学び取って、素晴らしいベトナム人、フィリピン人に
なって欲しいと心から思います。

教師でも何でもありませんが、大人として、社会人の先輩として、
何かしら良い意味で影響を与えられる素晴らしい人に、
私も近づけられればなぁと。


「和を以て貴しとなす」

これは何も日本だけではなく、世界万国共通する思いだと思います。




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