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外国人技能実習生に求められる日本語能力と、そのレベルアップについて [経営者や企業のレベルの問題]

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外国人の日本語能力がいかほどかについて、そのレベルを判定する上で、
よく日本語検定とか、N1とか、いう言葉があります。


01.JPG


受入企業にとって、実習生に公私ともに指導するにしても、
外国人技能実習生にとっても、日本語能力の向上は必須です。


そのため、監理団体も受入企業も、

『せっかく日本に来たなら、働きながら、ぜひN4くらいは合格してみよう!』

と、実習生の背中を押します。



日本では、「日本語能力試験」という公式な
日本語検定を実施している団体があります。


こちらでN1~N5まで、
5段階にて日本語能力の度合いを判定しています。


その認定の目安も記載がありますので、
ご興味のある方は、以下リンク先をご参照ください。

http://www.jlpt.jp/about/levelsummary.html


実習生にとっては、どんな業種であっても日本語能力は求められますし、
実は母国に戻ってイチバン使える「技能」が日本語能力です。

*残念ながら身につけた能力を発揮できる会社は、
 母国にはないからです。


そこで、貴社では、貴監理団体では、

どのようにして実習生の日本語能力を伸ばしていますか?


実は、JITCOでも日本語のスピーチコンテストなど
定期的に実施していますし、

こちらにコメントいただいた、ある受入企業では、
小学校の教科書を使って、定期的に教える時間を割いて
日本語教育に取り組んでいらっしゃるとのことでした。

私も、毎日受入企業の社長や奥様、事務員さん、技能実習指導員の方と
交換日誌など、毎日数行でもかまわないので日本語で書かせたり、

定期的に実習生と話し合う時間を作っていただいたり、

このN4の試験に合格したら、少しでも手当をつけていただいたり、

SNSを使って、日本語のお話にお付き合いしたり、


あの手この手で実習生に日本語能力を身につける仕組みを
お伝えしてきています。



今日、こんな記事もみました。


ベトナム人女性 日本語能力1級合格  日光 早朝の「青空教室」で学ぶ
下野新聞ホームページ SOON 10月26日 朝刊
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20161026/2489820


驚いたのは、漢字を使う中国と違って、
真逆の言語ともいわれるベトナム語を母国語とする
ベトナムの子が、N1に合格したとのことです。


この教え続けたボランティアの女性の素晴らしさに、
個人的には、いたく感動いたしました。


どの言語も同様でしょうけれども、
教え方によっては、上達すらできないことも多いでしょう。

日本人なんか、みんな英語を習ったはずですけど、
ほとんどの人が英語話せませんよね。苦笑

そして、この合格したベトナムの子は、
ご存知の通り、実習生は就労していますから、
その空いた時間を勉強にあてたとしても、
日本語留学している外国人よりも、
よっぽど少ない時間だったと思います。

その中で、本人もどれだけ熱心に勉強したことでしょうけれでも、
この日本人女性が、いかに熱心に教えていたことか。



このベトナム人実習生の子も本当に大したものです。

ほとんどの実習生に言えることですが、
合格して、一言も話せない時には、
必死で勉強してきますが、
いざ配属された後は、その時の日本語レベルでも何とか過ごせていれば、
それ以上、勉強しようとは思わないからです。


実習生にとっても、受入企業にとっても、監理団体にとっても、
実習生が日本語能力を高く身につけることは、
非常に喜ばしくありがたいことです。

ウチはこんな取り組みをしてますよ~なんてお話がありましたら、
ぜひ教えてください。








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