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外国人技能実習生の失踪防止をちゃんとチェックしましょう。 [技能実習生の法改正]

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失踪は誰もが望まず、皆が不幸になる行為です。
不法残留となってしまう失踪防止のためには、
失踪の原因を考えることが大切です。

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不法残留と知りながら…逃亡の技能実習生を派遣か
tv asahi (2016/11/21 11:58) 動画有
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000088287.html


こういう輩が増えていく気がしてなりません。
失踪した先にあるのは、不幸な事件や事故がほとんどです。


失踪する場合、ほとんどは母国での借金額の大きさです。
その借金は、送り出し機関に紹介する人集めブローカーが取る紹介料や、
送り出し機関自体が取る手数料や保証金などがほとんどです。

また、そのブローカーなのか、はたまた送り出し機関なのか分かりませんが、
日本に行けば、何百万円も稼げるから、この借金額などは
微々たるものだ、そんなチャンスを手配してあげるんだから、
返済も全く問題ないのだからと、多額の借金をし始めます。

いざ受入企業の面接に合格すれば、さらに手数料が上乗せされ、
なおかつ日本語講習を受けなくてはと、
またその間、無報酬となるため、家族の生活費が必要と、
あれよあれよと、借金が増えていきます。


そして、いざ日本に来れたと思いきや、手取り額は10万円にも満たない。
自身の生活費はその中からやりくりしなくてはならない。


少しでも減らそうと送金をしますが、
国際送金もそう安くはない手数料を取られてしまう。

あげく、日本と違い、トイチのような金利制限もない国です。
下手な借り方をしていた日には、利息すら払いきれるものではありません。


3年間、どうあがいても借金を返す見通しがつかない。


結果、片道切符で違法と分かっていても、失踪となってしまいます。



そう、通常は、誰もが法を犯そうとか、思っているワケではないのです。



であるからこそ、失踪防止には、日本側からも送り出し機関への
監理指導が不可欠です。

でも現実は、相手のお財布の中身までは、
本当の意味で見透かすことは誰にもできません。

結果、見えにくいからこそよけいに、失踪防止は難しいことなんです。

対策は、それぞれ苦労してきた監理団体ごとに、様々手を打っていることでしょうから、
まともに機能していれば、特に問題は起きないと思いますが、
個々の諸事情まで確認しおおせるものではないのも事実ですので、
120%大丈夫とは言い切れないのが実情でしょうか。


そんな深い背景すら知らず、
金だけで事業を描いている経営者やブローカーが絡むと、
無責任にやりたい放題。

それを知らなすぎる新設監理団体など、あっという間に信用を無くし、
事業など成立しないことでしょう。

法改正もあって、そんな失踪が多い監理団体など、
すぐにお家取り壊しでしょう。



久しぶりに失踪防止について触れました。

それもこれも、上述のような片道切符のブローカーも増えそうな気がしているからです。

けっきょく、追い込まれた人は、日本人であっても、
違法は承知の上で、他に食う道がなかったなら突き進んでしまいます。

そんな突き進む人が増えるのではと危惧してしまう世間様の実情を
垣間見てしまうことも多いから。


これから実習生の受入をお考えの企業の方々は、
ぜひこういう視点も十二分にご配慮いただくとよろしいかと思います。




宣伝です。

こんなサイトも作ってみていますので、
まだまだ鋭意作成中ですが、
ご興味ございましたらご参照ください。
未だ道の途中ですが、フォーラムにコメントいただける方がいて
ありがたい限りです。


『外国人労働者受入の円滑な進め方』
http://gaikokujin.link/blog/










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