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人手不足業界の解消の一助となればと思っていても・・・ [未だにルールを無視する企業と業者]

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外国人技能実習生を受け入れている、情けない会社のお話です。
愚痴です。本当に頭にきます。

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そこでは、300人余りの従業員さんたちの給与計算を
たった二人で行っています。

パソコンは少しは使えども、そんなにたいそうなソフトを利用していることもなく、
担当者が計算式を当て込んであるエクセルシートに、
単にタイムカードを打ち込んで、計算をしているようです。

正直適当もいいとこ。
ダブルチェックなんてあるワケない。


そして、実習生の受入をしていますので、
毎月、給与計算の確認をします。


そこではさらに社長も担当者も変わったため、
本当に悲惨です。
誰も当初の受入のなれそめや、条件設定を理解していません。
あげく、自分のせいじゃない、毎日忙しいから、
厄介事は全部そっちでやってくれと。

自社の直接雇用の社員ですよ。

呆れてモノも言えません。


雇用条件も、36協定も、一年の変形労働のカレンダーも、
就業規則も、一貫性がなく、法定休日出勤を135%設定にて
ひたすら計算するようにお願いせざるを得ない会社です。


自分たちで複雑にしておいて、
自分たちでちゃんとした計算ができず、
結果、毎月賃金の不払いの給与となります。

これまた、結果、毎月、監理団体も給与計算に追われます。


本来であれば、自社の給与は自社で責任もって正しく支払うべきことなのに、
その会社では、現実論として、それが当然のサービスだと言わんばかりに。


実習生のことを考えなければ、
今すぐにでも打ち切りたいくらい。


労務管理は、やればやるほど、考えれば考えるほどに、
業務は多く、頭を悩ませます。

いかに人件費を減らすか。
いかに効率的な人事配分をするのか。

人手はどうやって埋めていくのか。

それを、日々の作業に追われ、あげく増員もしない、できない。
業績の良くない会社では、特にそういう非生産部門に人を増やさないところが多い。
業務は毎年のように煩雑になり、かつ厳しい世の中では、
求められる精度もそのハードルを上げ、昔はよかったけど、
今はご免じゃ済みません。

何度も同じミスを繰り返しているようでは、
悪質と見られてもしょうがありません。

そこは、以前にも是正勧告を受けたことがあり、
ちゃんと見直しをしているとのことでしたが、
実習生の受入レベルではまったくなく、
心底がっかりでした。


法令違反は年に2度以上あると、ブラック企業として社名を公表されます。

求人も出せなくなるでしょう。


そんな会社で働く従業員は、どんな気持ちになるでしょうね。



当初、
助けて欲しいと言わんばかりであったせいもあって、
お力になれればとお受入を進めた経緯はありましたが、


結果これでは、本当に手を引きたいくらい。
今の実習生が終わるまではと、なんとか踏ん張るつもりではありますが、
このご時世、当局が入るようになったら、ある意味終了なのかもしれません。
せめて実習生の契約期間が終わるまでは、入らないでくれたらと
願うばかりです。


そして、こういう付き合いが切れるものならば、
正直こちらから匿名で労基にリークして、
痛い目を見てもらうのがイチバン良いことでしょうと
本当に考えてしまいます。



実習生はまだいいですよね。

私たちのような監理団体が、そうはいっても契約や条件に基づいて
ちゃんとチェックして適正な賃金をお支払いいただいていますので。

そこで働く日本人は、この現実を知る機会があったならば、
はたしてどう思うでしょうか。



縫製業界の時給300円とかまでではありませんが、
そういう企業は未だに少なくないことでしょう。

そして、大なり小なり、同じ監理団体の職員さんたちは、
日夜、そんな会社の是正に知恵を絞り、話を尽くして
軌道修正を促していらっしゃることでしょう。


ご健闘を心の底から、お祈り申し上げます。



宣伝です。

良かったらご活用ください。


『外国人労働者受入の円滑な進め方』
http://gaikokujin.link/blog/














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