私のとった行動と結末。ケンカ両成敗!にて一件落着?! [技能実習生自身の問題]
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結果、笑顔で握手となりました。
ただし、その実習生のレベルにもよりますし、信頼関係にもよることでしょう。
昨日の続きです。
フィリピン人技能実習生の間で喧嘩が起こりました。
一方が刃物を持ち出したことが、大きな問題です。
http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-02-10
私たちがとった行動は、まず翌日の夜、一人一人寮から出して、
それぞれから話を聞き出しました。
初日はそれで終わりです。
翌日、もう一度、今度は二人とも呼び出しました。
そして、二人と様々以下の点についてお話ししました。
まず大前提として、
配属日に、今日から共同生活を送るうえで、もう一度確認すべきは、
お互いに協力して、家族として3年間助け合って生活してくことを約束しました。
アナタ達は、3年間契約に合意して、実習生として日本で働いています。
コレが大前提。
次に、どんな理由であれ、刃物を持ち出すことは犯罪です。
訴えられても、文句は言えません。
だから、この意味をちゃんと分かって、謝罪すべきです。
そして、相手も許せるかどうかが問題です。
今回は刃物を持ち出した実習生は、周りから評価も信頼も厚く、
また、持ち出された実習生にも、神経質すぎたり、
些細ながらもそこまで相手をエスカレートさせる行為があったことも
事実でした。
要は、子供なんですね。
双方に非がある点を、双方の前で説明し、
ちゃんと話を聞いてあげた上で、一日置いて話をしたことで、
落ち着いて理解してくれました。
加えて、
アナタ達は、POEA(フィリピンの入管みたいなところ)にレコードを監理されているため、
会社や組合が原因ではなく、個人的な理由で結果、契約不履行にて途中帰国するとなると、
アナタのレコードにキズがつきます。
もしかしたら、帰国後に次の外国への出稼ぎに、
POEAがOK出してくれないかもしれません。
同時に、子供じゃなく、大人なんだから、
今回の一件を心配している会長さんや社長さんのことも、
ちゃんと考えて、判断しましょう。
そして、一度契約したことは大人として責任をもって履行しましょう。
組合もそれがイチバンあなたたちにとって良いことであるし、
会社も組合も送り出しも、それがいちばん良い答えだと思います。
ただし、どうしても、何が何でも帰るんだというならば、
止めはしません。
でも、もしあなた達も、私が説明したように、
お互いの非を認め、特に刃物を持ち出した側は、ちゃんと相手に謝りましょう。
そして、謝られた側も、ちゃんと許してあげましょう。
日本人もフィリピン人も、120%間違いを起こさずに生きている人はいません。
過ちを犯したときに、ちゃんと謝れるか、ちゃんと許してあげられるか、
問題を解決できるか、大人は、社会人は、ちゃんと解決します。
できますか???
ちゃんとできました。
最初に色々聞きだしたときには、なんとくだらない事だ!と憤慨してしまいましたが、
問題を大きくしても、誰も良いことはありません。
いっそ、刃物を持ち出した実習生を、その子の責任において、
別に新たに寮を借り上げさせて、具体的な解決を図ることまで考えましたが、
二人がちゃんと理解を示して、心から解決を望んでくれたので、
一番良い状況に治まったことと思います。
正直なところ、二度ある可能性は120%否定しきれません。
そして、最悪の最悪は、また刃物を持ち出して、刺し殺すリスクを考えたなら、
もうこの時点で、いっそ刃物を出してしまったほうを
強制的に帰国させる選択肢も考えました。
でも、彼らの顔を見て姿勢や態度を見て、
その話は今回は控えました。
正解かどうかは、神のみぞ知るし、後悔は特にありません。
私は、法律は守りますが、これこそが人財育成であり、
ひいては一つ一つの国際貢献であると信じています。
ご意見ありましたら、ぜひお寄せください。
宣伝です。
ご関心のある方は、以下よりどうぞ。
『受入企業専用メール配信登録フォーム』
対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
また受入を希望、検討されている方。
*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
個別相互のご相談も可能です。
監理費が適正価格なのかどうかも、
私の主観でしかございませんが、お答えいたします。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y
『監理団体専用メール配信登録フォーム』
対象:監理団体の方
*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7
※当ブログでの上記案内記事はコチラ
http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-01-06
※就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。
※他に送出し機関や、上記に当てはまらない方は、
サイト内のメールアドレス宛に直接メールください。
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結果、笑顔で握手となりました。
ただし、その実習生のレベルにもよりますし、信頼関係にもよることでしょう。
昨日の続きです。
フィリピン人技能実習生の間で喧嘩が起こりました。
一方が刃物を持ち出したことが、大きな問題です。
http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-02-10
私たちがとった行動は、まず翌日の夜、一人一人寮から出して、
それぞれから話を聞き出しました。
初日はそれで終わりです。
翌日、もう一度、今度は二人とも呼び出しました。
そして、二人と様々以下の点についてお話ししました。
まず大前提として、
配属日に、今日から共同生活を送るうえで、もう一度確認すべきは、
お互いに協力して、家族として3年間助け合って生活してくことを約束しました。
アナタ達は、3年間契約に合意して、実習生として日本で働いています。
コレが大前提。
次に、どんな理由であれ、刃物を持ち出すことは犯罪です。
訴えられても、文句は言えません。
だから、この意味をちゃんと分かって、謝罪すべきです。
そして、相手も許せるかどうかが問題です。
今回は刃物を持ち出した実習生は、周りから評価も信頼も厚く、
また、持ち出された実習生にも、神経質すぎたり、
些細ながらもそこまで相手をエスカレートさせる行為があったことも
事実でした。
要は、子供なんですね。
双方に非がある点を、双方の前で説明し、
ちゃんと話を聞いてあげた上で、一日置いて話をしたことで、
落ち着いて理解してくれました。
加えて、
アナタ達は、POEA(フィリピンの入管みたいなところ)にレコードを監理されているため、
会社や組合が原因ではなく、個人的な理由で結果、契約不履行にて途中帰国するとなると、
アナタのレコードにキズがつきます。
もしかしたら、帰国後に次の外国への出稼ぎに、
POEAがOK出してくれないかもしれません。
同時に、子供じゃなく、大人なんだから、
今回の一件を心配している会長さんや社長さんのことも、
ちゃんと考えて、判断しましょう。
そして、一度契約したことは大人として責任をもって履行しましょう。
組合もそれがイチバンあなたたちにとって良いことであるし、
会社も組合も送り出しも、それがいちばん良い答えだと思います。
ただし、どうしても、何が何でも帰るんだというならば、
止めはしません。
でも、もしあなた達も、私が説明したように、
お互いの非を認め、特に刃物を持ち出した側は、ちゃんと相手に謝りましょう。
そして、謝られた側も、ちゃんと許してあげましょう。
日本人もフィリピン人も、120%間違いを起こさずに生きている人はいません。
過ちを犯したときに、ちゃんと謝れるか、ちゃんと許してあげられるか、
問題を解決できるか、大人は、社会人は、ちゃんと解決します。
できますか???
ちゃんとできました。
最初に色々聞きだしたときには、なんとくだらない事だ!と憤慨してしまいましたが、
問題を大きくしても、誰も良いことはありません。
いっそ、刃物を持ち出した実習生を、その子の責任において、
別に新たに寮を借り上げさせて、具体的な解決を図ることまで考えましたが、
二人がちゃんと理解を示して、心から解決を望んでくれたので、
一番良い状況に治まったことと思います。
正直なところ、二度ある可能性は120%否定しきれません。
そして、最悪の最悪は、また刃物を持ち出して、刺し殺すリスクを考えたなら、
もうこの時点で、いっそ刃物を出してしまったほうを
強制的に帰国させる選択肢も考えました。
でも、彼らの顔を見て姿勢や態度を見て、
その話は今回は控えました。
正解かどうかは、神のみぞ知るし、後悔は特にありません。
私は、法律は守りますが、これこそが人財育成であり、
ひいては一つ一つの国際貢献であると信じています。
ご意見ありましたら、ぜひお寄せください。
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対象:実習生受入企業の社長またはご担当者の方、
また受入を希望、検討されている方。
*推薦できる監理団体の紹介(斡旋ではないです)であったり、
法改正後の具体的ルールなど、不定期に配信します。
現監理団体へのご不満や確認事項、セカンドオピニオンなど、
個別相互のご相談も可能です。
監理費が適正価格なのかどうかも、
私の主観でしかございませんが、お答えいたします。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/5y
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対象:監理団体の方
*協同組合(監理団体)の方、良かったらご協力ください。
様々お困りの受入企業の方のご相談対応等、お願いする場合がございます。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/qmcsb7
※当ブログでの上記案内記事はコチラ
http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-01-06
※就業ビザでのお受入や人財会社向けの登録フォームもご用意いたしました。
※他に送出し機関や、上記に当てはまらない方は、
サイト内のメールアドレス宛に直接メールください。
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日々苦労されて大変ですね。些細な喧嘩ではなくて刃物なんですね。
日本国内でも、色々な地域に住みましたが、子供たちの喧嘩は
地域差がある気がします。子供の頃 「決闘」の感覚がわからなかったんですが、海外に住むことがあり、「決闘」が分った気がします。
血の気がある若者はよくわかりませんが。海外で喧嘩を見ていると最初に言葉で相手に説明し、周りの方を自分の意見を述べ見方にし、言葉で説明して納得いかなければ、最後に手を出します。日本の喧嘩と違って、いきなり手を出す事は少ないかと思います。あと刃物を出すのは、日本の感覚だと変ですが、海外だと全うかと思います。生き返らないようにとどめで刺すのは心臓とか、拳銃で頭を打ち抜きます
話が重くなりましたが、日本と文化が違い、大変だと思います。
人が見ている場所で、しかりつけるのは止めた法が良いです。
海外は人前でしかる事は、めったに見ないです。メンツもあります。
余計な事を書いてしまってすみません。
by とある読者 (2017-02-11 22:12)
実習生との信頼関係や、伝える場所やタイミングも
様々考えて、顔を目を見て話をします。
その子の背景や人となりなども考慮に入れて、
総合的に判断します。
慣れや経験もあるのかもしれませんが、
今回の結論は今回の結論であって、
あくまでケースバイケースです。
監理団体職員は、見えないところで、
みんな大なり小なり、苦労されていらっしゃることと思います。
by 元技能実習生監理団体職員 (2017-02-11 22:46)