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留学生のコレを見ると、技能実習生のほうがマシとさえ思えてくる。 [行政の対応や思惑]

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以前、外国人技能実習生の闇の部分が、映画として取り上げられるとして、
紹介したことがありましたが、今度は留学生です。


take a picture / short film from Masato Ozawa on Vimeo.




昨日は選挙でしたね。
案の定、自民党圧勝でした。

既得権益を肯定したいワケではないのに、
決まらない政治はコリゴリだとでも思い、納得するしかないのかと受け止めています。

そう、すべて自身と意見が同じな党なんていない、
立候補者なんていない。

ポピュリズム、多数に迎合する民主主義政治の限界が、
時代にそぐわず、かといって他に次の選択肢がない。


なんだか、今の外国人技能実習制度にも似ているように思えることも。


ちょっと一息というか、ご紹介です。


日本社会の見えない場所で進行する「留学生問題」とは―ある社会派映画監督の挑戦
田中宝紀 | NPO法人青少年自立援助センター定住外国人支援事業部責任者
yahooニュース 10/21(土) 14:52
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaiki/20171021-00077205/



10年前は中国の物語でした。

今は、ベトナムの物語。



法がいう平等なんてありえないくらいに、現実は切なくドライです。

そして、

誰がいけないというわけではないけれど、人は皆、ワガママです。



留学生で言います。

雇う側は、働きたい学生の子が、外国人なだけで、
日本語教育をせねばならないなどなく、
辞めたければ辞めてくれてかまわない、
労使ともに選択の自由があります。

ただし、法律では週28時間の制限があります。


留学生は、入管のルールでは、1年以上、学費と生活費を負担できるだけの
預貯金(あくまで借金ではないとの立証が必要)がなくてはビザがおりません。
預貯金が十分でなくても、それを補てんするに足る所得額が
今後間違いなく入ってくるとして立証でも構いません。


・・・そんな預貯金や所得のある子が、わざわざ日本に日本語を覚えに、
さらには介護?大学?進学に、勉強のために高いお金を払って来ると思いますか?

いや、いますよ、富裕層の中にも、日本好きな方々は。


私が言いたいのは、このショートムービーのような子がほとんどだということ。


ベトナムでは、現実では借金で、この預貯金額の証明をします。
国がそもそもこの預貯金額は借金ではないと偽造するから。

日本の入管も、ベトナムの国が偽造していることが分かっていても、
ベトナムの国にまで権力は通じないので、
そんなワケないでしょって心で思っていても、
書類さえ整っていれば、許可を出さざるを得ないのが現実、それがお仕事。



借金を背負い、日中は日本語の勉強をし、
週28時間しか働けない。

借金してまで、何しに来てるのでしょうか。


見通しも甘々ですので、動画のように、
家族が病気になることもしばしば。

家族も、出稼ぎに行く身内に、全部寄りかかる、依存するので、
下手すると父母すら働かなくなる。


こんなんじゃ、出口すら見えない留学生よりも、
日本語教育も事前に受入企業側が負担するコストで、ある程度は施され、
日本に来てからも、監理団体と言う仕事も生活もお世話してくれる人がいて、
なおかつ、そのお世話してくれる人への手数料など一切かからず、
なにかあれば、ちゃんと相談に乗ってくれて、
3年マルっといられて、寮まで生活備品まで準備されてる。
最悪は通訳さんだって呼べば来てくれる。

差別や理不尽なことがあれば、組合の人に言えば、
ちゃんとわかるまで説明してくれる。


借金する額面だって、下手すれば見通しが甘いことまで、
ちゃんと説明してくれる。



留学生って、誰が守ってくれるんだろう。
困ったときに、誰に相談すればいいんだろう。

先生?先生にだって解決できない、
だって日本語を教えてくれるのが仕事であって、
自分の抱えている問題は自分自身の問題だから。



結果、借金残ったまま、母国に帰り、誰のせいでもなく泣き寝入るのみ。

いや、タチの悪いのは、誰かに騙された、日本人に騙された、
とか他人のせいにする子も少なくなさそうです。


技能実習生だって、
当然、悪質なレールに乗っかってしまうと、
借金漬けの人権無視な職場へと運ばれてしまうけど、

まともなレールに乗れれば、上述のような現実も少なくない。


本当に、そういう意味では、留学生はどうやって元を取っているのでしょうね。

法令違反など、自身が直面している問題を考えれば、気に掛けるほどのことではないとして、
必死にバイトを掛け持ちして働き続ける子でしか、
来てよかったとして帰国できない気がしてなりません。



本音と建て前との乖離が、どうにも離れきってしまっている。
こういう問題は、構造的な問題として、
もしかしたら知恵で解決しきれないことなのかもしれません。


それでも、我々下々のものに出来ることはと、
色々考えて、やってみるしかありません。


留学生に詳しい方、ぜひ色々ご意見ください。





11月をメドに情報提供の形態を変更する予定です。 
http://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/2017-10-17


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