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海外展開をお考えの方へ [海外が見習いたい日本企業のノウハウ]

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実習制度の建前とは別にしても...

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せっかく3年も受入指導してきた貴重な人財を長々活かすためにも、
その国への海外進出をお考えになることは、
お受入れ先の経営者であれば、
一度や二度ではないことでしょう。

実際に、実習終了と同時に、
現地工場への要員としている受入先もあろうかと思います。


監理団体も、関連して海外での市場調査や、
現地の法、出先事務所の支援など、
実習制度以外の事業としても、
取り組まれている先も少なくはないことでしょう。

それにたいして、未だ海外展開していない先も
相当数いらっしゃること思われます。


そんなお考えであっても、二の足を踏んで、
鋭意検討している方へ、ご参考まで。


国が提供している、JETROや以下、中小企業庁などの
情報サイトは、どこまでも間接的ではありますが、
当事者意識をもって、主体的に情報を集めるには、
のぞいてみても損はないかと思います。


ミラサポ 未来の企業★応援サイト 中小企業庁
https://www.mirasapo.jp/overseas/index.html



補助金・助成金の情報から、
就労ビザによる外国人人財の活用事例や、
海外展開の成功事例なども
載っています。


どこまでいっても、お役所がリリースしている情報なので、
現場の現実までは見えてきませんが、
それでも、参考になるとは思います。


以前から申し上げていますように、
せっかく実習生が3年もかけて、自社の仕事のこだわりや、
社風、方針などになじんで頑張ってくれていたのに、
3年後以降は、何の付き合いもなくなってしまうのは、
あまりにもったいない。


同時に、シュリンクしていく日本市場のみならず、
遅かれ早かれ、海外展開を視野に入れつつ、
帰国した実習生とwin-winを繋げるよう、
取り組むことは、自然の流れです。


あせってもしょうがないのですが、
二の足を踏み続けていても、
おそらく現状維持が精いっぱい、
いや、長い目で見れば、
またリーマンショックなどどこかの国がクシャミしようものなら、
自社の屋台骨が吹き飛んでしまうことすらある時代です。


先々の安定経営を考えるのであれば、
海外展開というリスクヘッジも必要な選択肢となりうることでしょう。


ちなみに、リンク先にある高度人財の活用もうたわれていますが、
個人的にはいかがなものかと思われます。

実習制度と違い、良くも悪くも縛りがないので、
結果、より良い職場を求めて、自社の思惑などはよそに、
より条件の良い職場へと、慣れてきたころに、
戦力となってきたころに、平気で他社へと流れていくからです。


よほどグリップが聞く先であればともかく。

その点、実習生は、3年はいてくれますし、
さすがに3年も一緒に働いていれば、
信用できる人財か、信頼できる人財か、
わかることでしょうし、わかる付き合いをしていれば、
また、そういう先の考え方を教育する時間も、
3年の中には、あります。

もし本気であれば、実習生とはいえ、
そういう人財候補を募集の時点から集めて、
採用をかけていくことだってできます。


何はともあれ、せっかく手間暇、面倒かけて教育してきた
実習生という人財を、その後ももっと有効活用できると、
海外展開としてもイチバンの問題となる、
『信頼できる現地スタッフ』を創り上げることができるということです。


より先々へと、広がりが続く選択肢をとってみることも、
アリではないでしょうか。


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注:解体新書については以下、ご参照ください。
http://www.gaikokujin.link/member/cf/5

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