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遅れていることに気づけない残念な会社 [経営者や企業のレベルの問題]

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時代の移り変わりはすさまじい...
10年の遅れがどういう差になっているのか。

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ふと思い返してみたことを綴ってみます。

マーケティングの勉強をしていた際に、
気になるフレーズがありました。


昔流行った手法を、どことは知らない業者から提案され、
社長がそれを知らなかったがゆえに、
嬉々として高いお金を支払って導入したと。

でも、それは今では時代遅れで、求めているほどには機能しない。

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マーケティングは急速に進化しています。
2年で50年の進化をしているとまで、言われています。

逆にいえば、1年遅れると
「遅れたことにも気づけない、残念な会社」
になってしまいます。
--

2年で50年とは大げさなとお思いでしょうが、
本当にネットでの様々なサービスがほぼ無償で提供されていて、
それらを十分に活用できない会社さんは、
確かに未だに知恵を絞らず、新聞広告とかTVCMとか、
求人誌への募集だとか、昔ながらの手法だけに取り組み、
新しい手法を全く活用しようとしません。
というか、学ぼうという姿勢がありません。

特にコミュニケーションツールは多種多様で、
その裏にある仕組みや理屈を理解して、
従来の本質的な目的をいかにして具現化するのかについては、
学び、知恵や工夫をひねり出せば、
今までではできなかったことができるようにもなります。



同様のことが、実習制度を含めた
外国人労働者の受け入れを希望する企業側でもあります。


今までの自身の経験だけをもって、
これはこうで間違いないとか、
コレでやってきたんだから、コレでいけると豪語し、
法のホの字も理解せず、また十分なまでに理解が及ばず、
外国人側の個別の事情についても、
考えるのが面倒だからと、業者に丸投げ。
オレは忙しい...

残念ながら、確かにこの1年で外国人労働者の受入れに挑戦し、
十分な準備や対応ができない会社さんでは、
活用どころかマイナスにすらなっていることでしょう。



でも、10年前から受け入れを続けてきた会社さんでは、
どうなのでしょうか。




10年以上前から、受入を継続されている会社があります。
この会社は、この10年の間に様々な紆余曲折があり、
共に乗り越えてきた過去がありますが、
この10年の歴史を知っているからこそ、
今の新制度についても、冷静に割り切って対応されています。

振り返ってみれば、36協定すら知らなかった会社です。
今でも決してフル装備な状況ではないのですが、
少なくとも、労使間で大きくもめたことのない会社です。

少しずつ時間をかけて、色々な変化を受け止めてきていて、
私も大変勉強させていただいています。


実は、こういった会社さんからご紹介いただき、
受入に進んだところもあれば、フェイドアウトした会社もあります。


私がこういうタイプですので、
そもそも当事者責任をことあるごとに説いていきますと、
経営者はうるさがり、面倒くさがって違う選択肢を探すようです。
(いや、あれば本当に良いのですが。)


新制度の声が聞こえてきたころから、
今に至っても、ワガママな私は新規のご相談には、
事実をそのままお伝えします。

本当はよほどのご理解がある会社さんであれば、
キャッチボールができる社長さんであれば、
まったくやぶさかではないのですが、
現状では絶対後になって、後出しじゃんけんばかり出てきて、
いくら法だからと言っても、気分の良くない話ばかり。

例えば、フィリピンでは入国後法定講習中の生活手当の金額は、
7万円→8.5万円に変わりましたよね。
一つだけならまだしも、忘れたころに後出しじゃんけんネタは
いくつも降ってわいてきます。

信頼関係もまだないうちから、
こういう点でのご理解まで至れる会社さんが
多くはないのが残念です。
*いや、私が短い時間で信頼関係をきちんとできないからです。
 ゴメンナサイ。


いつものごとく、話がアチコチいってしまいますが、

10年続けて受入している会社は、
11年目、12年目と外国人労働者と法と上手に付き合っているということ。
外国人労働者を十分活用できているということ。
帰国していく外国人労働者も笑顔と感謝で帰国していくということ。


違いは一目瞭然。

対応できない会社が遅れているということ。
経営者の意識改革が十分ではないということ。
それに残念ながら気づけないということ。

対象職種などの問題もあり、どれだけの理解と対応をいただいても、
受け入れできない場合があったりもしますけど、
そういう会社さんが少なくないのも現実のようです。

でなかったら、やれ除染だの強制帰国だのと
メディアを賑やかさないでしょうから。


受入にストレスを感じている経営者の方に申し上げたいのは、
ストレス感じても法はすぐには変わらないので、
そこに合わせてどう立ち回るべきかにこそ、
注力した方が良いと思います。


監理団体の一担当職員だからと言って、
従来通りの業者扱いしているようでは、
自社の発展に自身でブレーキをかけている結果にもなります。


アナタの会社は大丈夫ですか?

ちゃんと目下の者からでも学ぶ姿勢はありますか?

アンテナは張っていますか?


忙しいのは誰も同じ。
いや、忙しさに関係なく、自社ですべきこと、
判断することについては、
業者ではなく、アナタ自身が、会社がせねばならないことです。


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