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ベトナム送り出し機関の視察当日... [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

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さて、昨日、今日と、ベトナムはハノイで送り出し機関の視察に来ています。
といっても、予約投稿で書いてる今はまだ日本です。苦笑

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お~い、頑張ってるかい?笑


外国人技能実習制度事業の解体新書企画を、
共に質問対応したり、ご自身の生の経験値をできる限り棚卸頂いた方々と、
一緒に、送り出し機関の視察を兼ねて、
懇親を深めています。



これらの内容については、
本ブログでも少し触れる予定です。

メルマガでは、もう少し触れる予定です。笑


会員の方々には、もっと触れる予定です。笑笑



今回は、私たちなりに...というか、個人的に色々な想いがあって、
初めてこんな形での視察ツアーを組んでみました。


実際には、組合が本気で提携したい良い送出し機関を捜し求めているという
具体的なビジネス訪問ではないにもかかわらず、
快く迎えていただける各送り出し機関の方々には、
大変感謝しております。

この場を借りて、厚く御礼申し上げます。



特に監理団体の方々にお聞きしてみたいことがあります。

今までお仲間内でも色んな話し合いをしてきましたが、
結局、最終的に監理団体側からの要望をできる限り実現させるためには、
どうすれば良いと思われますか?


大手の方が、日本国内でも通訳フォローがしっかりしてて、
内緒だけどキックバックもあるし、
何かあれば裏金か何かで、コネを使ってもみ消してくれるし、
安心して付き合えるから、大手と組んでやってれば良いですか?

それとも、小さな送り出しの方が、改善策を具体的に指示し、
相手も言うことを聞いて協力しようとしてくれるから、
ちょっとしたこと(良い担当者の転職など)でおかしくなる場合もあるけど、
小さいフットワークが軽いところの方が良いですか?



現地送り出し機関でどっぷりハマって現場で奮闘努力されている方と
お話していてたどり着く答えは、やはり...送り出し機関を育てる、ということ。


かつての敬愛してやまない大先輩のプロの方は、
現地にどっぷり漬かって、経営者であるベトナム人に、
口を出させず、運営方針から何から何まで全権一任を取り付け、
送り出し機関のスタッフの教育を、事細かに育て上げ、
評判の送り出し機関を築き上げるまで取り組んでいらっしゃいました。


いくら言っても行って指導してもできないし続かない。
監理団体側で、どういうアウトプット結果を求めているのか。
現場をやっている方こそ、一番わかっているし、
その一番わかっている人間が、たどり着いた答えが、
やはり、無いなら自分で作るしかない、、、という選択であったということです。

そして、その方は、送り出しの現場に直接かかわって、
細かい点まで指導を重ねた結果、
話を聞きつけた知り合いの他の監理団体からもオファーが来てしまい、
送り出し機関のスタッフもやる気満々で、素晴らしい送出し機関を
創り上げました。


その後、紆余曲折の末、籍を離れ、
結果、だんだんと元のだらだら送り出し機関に成り下がったとのことでした。

今でも同じようにしてあるべき姿でいてくれたなら、
真っ先に視察に行ってみたい先でしたが。



実は、これだけ偉そうに言っている私は、
色々な背景から、自身で送り出し機関を選べたことは一度もありません。

その分、思い起こせば酷い送り出し機関ばかりでしたが、
どこまでも当事者責任で、受入企業のため、実習生のため、
そしてそれが自身の仕事であるとして、
必死に送り出し機関のトップと話をして、
改善に努めたこともあったり、
もう一切あてにせず、来てくれた子を必死にグリップしようと
アレコレ人間関係を構築したり、

極論、送り出し機関は当てにできない状況が長かったので、
なんかもう裏切られたりしても、あぁまた面倒が増えた...程度で、
期待もせず立ち回ってきたので、大変でした。苦笑


だからこそ、送り出し機関の重要性も強く認識していたし、
苦労をいとわなければ、
送り出し機関に振り回される(頼る)こともなくなっていきました。
借金だけはどうしようもないのですが、
日本語が話せなければ話せないなりに、
失踪しそうなら気にしてコミュニケーションを厚くしたり、
不平不満がありそうなら、呼び水を作って話を聞き出したり、
様々な現場対応も何とかこなすクセもついてしまったように思います。

(おススメはしません。汗)



ま、要は、今日は視察最終日で、頑張って視察していますので、
また帰国して、いろいろまとめられたなら、
様々報告させていただければと思います。



無事に帰れますように。笑



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