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ベトナム送り出し機関視察について [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

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本当に色々考えさせられるツアーでした。
お付き合いいただいた方々、大変お世話になりました。

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私たちのような業界にいれば、ベトナム人の方々と接する機会が
たくさんあります。

中でも、送り出し機関の営業たるや、
日本へ行くから、来ているからお時間いただけませんか~?の1点張りばかり。

会ってはみても、ウチはライセンスがある、日本語教育はちゃんとしてる、
素晴らしい会社で今までに何百何千人も送り出してる、
なんでもOKOK...目先の担当者自身の歩合のカネしか見えていない、
そんな営業ばかり。

送り出しに視察に行っても、体裁ばかり取り繕って、
いざ契約後に仕事を一緒に進めると、
こんなにダメダメじゃ、また他にもっとまともな送り出し先はないものかと...


そんな悩みが多く、苦労が絶えず、
探してはみても、本当はどこがちゃんとしてるのか、
2,3の送り出し機関と仕事をしてみて、けっきょく大差なく、
こんなものかと割り切って落ち着いてしまうパターンがほとんどではないでしょうか。



今回、私たちが視察に伺ったのは、
そんな常識を覆すような先ばかり。

120%完璧な送り出し機関なんて一社も無いですが、
一つ共通して言えるのは、

『実習生のために仕事をしている』

という考え方を、経営者や各現場担当者が共通して持っているということ。




実際に、せっかくベトナムまで行くのならば、
どんな送り出し機関を見てくるべきか、
事前にそれぞれに口コミ情報を集めました。


約100のお付き合い先監理団体から
入国後法定講習を請け負っている研修センターの立場から、
各国各送り出し機関から送出されてきたばかりの素の実習生を、
年間1500人も見ている方からのご意見。

現地で数年間在住し、実習生合格者1000名以上に
日本語を教えてきた教師の方からのご意見。


4つの監理団体の顧問をする、ベトナムに何度も足を運んでいて、
送り出し機関も数多くご存知な方のご意見。


また、それらを踏まえて当方が訴え続けている考え方や、
目指すべき、向かうべき道に賛同いただけている方が
いらっしゃる先に伺ってきました。


こんな様々な角度から意見を出し合い、
ピックアップした先ですので、
大変僭越ながら、
地方の一監理団体が手探りで巡り合って提携した、
一般的な送り出し機関とは、
やはり一味もふた味も違う送り出し機関であったように思います。



全部で4.5件。(0.5についてはまた追って...笑)


まだまだ発展途上も確固たる信念に基づいてコツコツ取り組んでいる先であったり、
大手の部類に入る年間1000人以上の送り出し先であったり、
一件だけ、介護の6社の内の1社を見に行ってみたり、
監理団体を逆に選んでいる送り出し先であったり。


そして、中には、
日本人の私たちのレベルなんて、当に追い越して、
本質と現実をちゃんと把握し、
相当な戦略と戦術を現実化していて、
監理団体や関係機関が見習うべき送り出し機関が複数ありました。


単に私の常識レベルが低かっただけ、
世間を知らな過ぎただけであれば、大変お恥ずかしい限りですが、
個人的には、ベトナムがこの先、経済発展しても、
これだけのレベルの人財を教育して送り出せるのであれば、
多少人件費が高くとも、離れられなくなる監理団体、
また受入企業も少なくないのではと思うくらいの、
送り出し機関がありました。



下を見れば切りがありませんが、
上もちゃんとあるということですね。
さらに特筆すべきはその成長のスピード。
ちんたらやっている私たち日本とは比較になりません。
もしかしたら、数年後は追い越されているのではとの危機感すら覚えたほどです。



相当な刺激と焦燥感を味合わせていただけた、
本当に貴重な経験でした。



私たちも負けずにレベルアップし続けねば、
こういうまともな送り出し機関の方々から、
いつかは見向きもされなくなってしまいます。



時代はどんどん変化していきます。

日々のトラブル対応に、まったくやってられないぜ!

なんて言ってる間に、目に見えない同業関連他社は、
目まぐるしく成長しています。

下を見る暇があったら、上を見て前を見ていかねばと、
改めて思い知らされました。



また機会あれば、話題に触れてみますね。




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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
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