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監理団体の事業継続には、外部の支援が必要 [組合などの監理団体について]

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みんなそれぞれに抱えている仕事で忙しい、
だから支援が必要だと思っています。

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このお仕事は、きめ細かく、気遣いに溢れ、
懇切丁寧に取り組んでいる先こそ、安定があると同時に、
その業務量はとんでもなく増え続けています。

そんな職員の方々が、四方八方に気を配って、
様々な情報収集をし続け、自身で警鐘と啓蒙を続けることは、
現場を抱えていればいるほどに、不可能になっていきます。


そして、それでも、現場現場で一人一人の実習生や、
受け持ち企業との細かなやり取りこそ、
笑顔と感謝の源であり、
裏腹に不幸と恨みつらみにも容易に反転する要因でもあります。


つまり、適正な正しい情報、業界の動向、新しい法律、
起きる前の諸問題の早期発見、目の摘み取りケア、
全ては、現場で様々発生する事柄に、
いかに迅速かつ適切な対応ができるかどうかに、
かかっているといっても過言ではありません。


言ってみれば、監理団体の担当職員にこそ、
受入企業は信用と信頼を寄せ、
お付き合いをしているといってもいいでしょう。


となれば、いかに企業と密なコミュニケーションを図り、
上手に教育指導し、安定的な継続受入れ、加えて、
双方にとって手間のかからない、余計な仕事を増やさない、
諸問題を未然に阻止する関係性を構築できるか。

そんなプロの精通した監理団体職員をどれだけ揃えられるか。
ここに事業発展の大きなポイントがあります。


しかしながら、それぞれがバタバタしている中で、
特に出来立ての組合などでは、到底、育てられる余力がありません。


監理団体の経営者ですら、どういう選択が正しいのか、適切なのか、
道を示してあげることすらできません。


上司と部下との人間関係も邪魔します。
感情の生き物でもある私たちは、合わない人とは、合わないものです。


そこを以下に乗り越えていくべきか。


こういったことも、支援の対象でもあるでしょう。



つまり、何度か指摘していますが、
一個人、一組織では十分に足るリソース
(ココでは特に時間と情報と気持ちでしょうか)が、
確保できないということです。



そして、だからこそ、支援が必要ではないかと思われます。


実は、受入企業側も同様ですね。
一度付き合ってみなければわからない監理団体の選択には、
何を基準に考えてよいやら。
そのほとんどは分かりやすいコストでしか判断できないと思っている方が
特に新規受け入れではほとんど。


これらにも支援は必要です。



じゃぁ、具体的にはどういった支援が必要なのか。


それは、日々移り変わる業界関連ニュースであったり、
外国人技能実習機構やJITCO、はたまた法務省や厚労省などの
アップデート情報であったり、

他の監理団体や受入企業側の知恵や工夫、やり方であったり、
送り出し国での送り出し機関との提携や育て方であったり、
他の国の情報であったり、

現場の場面場面で、どう立ち回るべきかの一例であったり、
地域ごとの機構の実地調査の動きであったり、

それはもうキリがないほど幅広い支援です。


大企業であればまだしも、
特に業界全体的な『教育』という意味では、
合格点などありません。


いつまでもどこまでも勉強し、最新情報をキャッチし続けなくてはなりません。

更には、早いうちからの対応が必要不可欠です。

なぜならば、全ては経験値やノウハウとして蓄積されていき、
過去にさかのぼって勉強しようと思っても、
そう簡単にできるものではないからです。

もちろん、今の流れに至る過去の経緯を知っていればいるほど、
確率の高い憶測を見出すことができやすくなります。
他の判断に対しても応用も効くことでしょう。


特にこの業界、どこにも模範例などなく、
逆に複数の模範例があります。
それらは、どの国を扱うかにもよりますし、
誰がどんな方針で取り組むかによっても変わります。


つまり、歴史に学びを得られる一貫した狭い業界であればまだしも、
外国人とのやりとりなど、どこにも詳しく書いてはいませんし、
書いてあってもそれは一見方でしかなく、
それで十分とはならないからです。


私が思い描く理想の世界とは、
ありきたりではあるものの、笑顔と感謝が溢れる世界です。
それも、関わる方すべてがそうでなくてはなりません。


そのためには、相当な善意が必要です。
また、そんな善意が根底に無い方には、この業界では、
結局長続きできないでしょうから。

何をキレイごとを、偽善者が...などと言いたい方には
言わせておけばよいのです。

遅かれ早かれでボロがでて、ヒトに後ろ指さされて、
人生も後半でそんな事態にでもなったなら、
家族と付いてきた周りの方々は迷惑千万です。

そんな生き方をするくらいなら、例え貧乏でも、
ほどほどに生活で切れば御の字です。


この仕事に関わり、抜ける気すらなくなった時に、
改めてそう思いました。

楽して金持ちになりたい人は、他の業界がおススメです。



えっと、話がそれましたが、

気持ちの溢れる方にこそ、
一人でも多くの、そして一度でも多くの感謝と笑顔を生み出せるよう、

また、一人じゃ、一組織じゃたどり着けない、
次のステージへと、共に前見て上見て歩んでいけるよう、
ご支援を続けていきたいと思っています。


願わくば、そういう方が、心ある仲間が増えますように。



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