想像以上に冷静な介護の外国人技能実習生市場 [介護 技能実習生]
スポンサーリンク
介護業界は未曽有の人手不足で外国人労働者に頼りたいのは本音のところ。
しかしながら、想像以上に多くの施設が躊躇している。
介護人材の不足感4年連続で上昇
外国人人材の活用は8割が「予定なし」日本語での意思疎通や記録作成に不安
ニコニコニュース 2018/08/26 10:00
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3793169
失礼ながら、これほど多いとは思ってもみませんでした。
データがホントならば。
外国人人材を活用予定の事業所の半数「技能実習生での受け入れ考えている」
しかし、外国人労働者を活用する予定があるかどうか聞くと、80.1%が「ない」と答えた。
たぶん、実態は、カネカネ亡者共に踊らされて、
無知な介護施設の方々は、諸外国へ飛んで人選までして、
色々申請の手続きを踏み始めたものの、
正直なところ、申し込みまでたどり着けなかった先が多いのではと思われます。
それは、手続きを進めていくうちに発覚する、
多種多様な踏み絵や諸条件の細かさ、
施設ではなく、管理責任者、技能実習指導員、生活指導員の個々人にまで、
その責任を負わされる仕組みに、
とても対処できないと思ったのか。
はたまた、最初は意気揚々としていたものの、
色々調べていくと、本当にウチで三年もあずかることができるのか。
そもそも育てられなかったら、
高いコストを負担してまで戦力にならなかったら、
教育ができない施設では、そもそもがお荷物にしかならないのではないか。
この辺りまでは、想像がつく先がさすがに多かったと思われます。
なぜか。
イチバン気にかかった文面は以下。
『就職後3年経たずに離職する人が65.2%』
せっかく就職してくれても、離職する人が半分以上であれば、
そりゃ実習生だって受け入れは無理ですよね。
実は、当コミュニティの中で、
お試し的に介護だけのグループを作ってみたところ、
10名にも満たないものの、様々な意見が飛び交っています。
個々で我ながらと取り組んでいた内容が、
どこまで出来高だったかが、よくわかるほど、
差がありました。
当然、私も含めてですが、
どこまでも一個人じゃ、一組織じゃ到底知りえない、
現実の情報が飛び交っていて、
本当に、ありがたい限りです。
自分の基準だけでは、客観的に十分なのかどうかが、
判断つかず、他の基準、いわゆるモノサシがあって、
初めて、自身の立ち位置がわかります。
何が足りないのか、どんな視点が抜けていたのか、
どこまでが最低限必要なのか、十分といえるのはどこまでなのか。
その中で、私がご縁をいただいて一年以上、
何人を問わず、介護の人財育成に特化して取り組んでいらっしゃるプロの方と、
お話を続けていた中でたどり着いた個人的な結論は、
求心力(その職場ならではのやりがいなど)を作れない組織には、
いくら何人採用しても、それは時間とコストと労力的に、
割に合わない、整わないということ。
そして、計画的に一人前にまで人財育成できない組織には、
採用コストをいくらかけても、砂漠に水をやるようなものだと。
ココができていないから、
出来高の現実的な数字が、前出の離職率65.2%ということです。
さすがにそれぞれ諸事情があるでしょうから、
離職率はゼロにはならないと思いますが、
求心力があり、人財育成が計画的にちゃんとできているところは、
技能実習生を受け入れても、整う可能性があります。
後は、施設側、人財側の背景や思惑、諸条件が合うかどうかです。
逆を言えば、この流れを作れない先では、
いくら検討しても、いつまでも整えられないのではないかと思います。
また、整っていると勘違いして進めてしまった先でも、
色んな事故が発生していくと思われます。
日本という国の都合で、一方的なルールを作って、
外国人労働者を招聘しようとしていますが、
いくらお上が偉くても、現実がそれを許さなければ、
思い描いたようには、水は流れないということですね。
だから、いくら日本が笛を吹けども、
踊る人がいない現実が続くと思われ、
残念ながら軌道修正はかなわず、
今でも姥捨て山の現実へと緩やかに向かい続けています。
この共育について、理解と実現ができる経営者が多いことを
願ってやみません。
また、当方でも、何らかのことができればと、
今後も、また伝えられることを伝えていければと思います。
--------------------------------------------------------------
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/
注:スマホなどでの閲覧の場合、最下部のPCでの閲覧に
切り替えいただければご覧いただけます。
--------------------------------------------------------------
スポンサーリンク
介護業界は未曽有の人手不足で外国人労働者に頼りたいのは本音のところ。
しかしながら、想像以上に多くの施設が躊躇している。
介護人材の不足感4年連続で上昇
外国人人材の活用は8割が「予定なし」日本語での意思疎通や記録作成に不安
ニコニコニュース 2018/08/26 10:00
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3793169
失礼ながら、これほど多いとは思ってもみませんでした。
データがホントならば。
外国人人材を活用予定の事業所の半数「技能実習生での受け入れ考えている」
しかし、外国人労働者を活用する予定があるかどうか聞くと、80.1%が「ない」と答えた。
たぶん、実態は、カネカネ亡者共に踊らされて、
無知な介護施設の方々は、諸外国へ飛んで人選までして、
色々申請の手続きを踏み始めたものの、
正直なところ、申し込みまでたどり着けなかった先が多いのではと思われます。
それは、手続きを進めていくうちに発覚する、
多種多様な踏み絵や諸条件の細かさ、
施設ではなく、管理責任者、技能実習指導員、生活指導員の個々人にまで、
その責任を負わされる仕組みに、
とても対処できないと思ったのか。
はたまた、最初は意気揚々としていたものの、
色々調べていくと、本当にウチで三年もあずかることができるのか。
そもそも育てられなかったら、
高いコストを負担してまで戦力にならなかったら、
教育ができない施設では、そもそもがお荷物にしかならないのではないか。
この辺りまでは、想像がつく先がさすがに多かったと思われます。
なぜか。
イチバン気にかかった文面は以下。
『就職後3年経たずに離職する人が65.2%』
せっかく就職してくれても、離職する人が半分以上であれば、
そりゃ実習生だって受け入れは無理ですよね。
実は、当コミュニティの中で、
お試し的に介護だけのグループを作ってみたところ、
10名にも満たないものの、様々な意見が飛び交っています。
個々で我ながらと取り組んでいた内容が、
どこまで出来高だったかが、よくわかるほど、
差がありました。
当然、私も含めてですが、
どこまでも一個人じゃ、一組織じゃ到底知りえない、
現実の情報が飛び交っていて、
本当に、ありがたい限りです。
自分の基準だけでは、客観的に十分なのかどうかが、
判断つかず、他の基準、いわゆるモノサシがあって、
初めて、自身の立ち位置がわかります。
何が足りないのか、どんな視点が抜けていたのか、
どこまでが最低限必要なのか、十分といえるのはどこまでなのか。
その中で、私がご縁をいただいて一年以上、
何人を問わず、介護の人財育成に特化して取り組んでいらっしゃるプロの方と、
お話を続けていた中でたどり着いた個人的な結論は、
求心力(その職場ならではのやりがいなど)を作れない組織には、
いくら何人採用しても、それは時間とコストと労力的に、
割に合わない、整わないということ。
そして、計画的に一人前にまで人財育成できない組織には、
採用コストをいくらかけても、砂漠に水をやるようなものだと。
ココができていないから、
出来高の現実的な数字が、前出の離職率65.2%ということです。
さすがにそれぞれ諸事情があるでしょうから、
離職率はゼロにはならないと思いますが、
求心力があり、人財育成が計画的にちゃんとできているところは、
技能実習生を受け入れても、整う可能性があります。
後は、施設側、人財側の背景や思惑、諸条件が合うかどうかです。
逆を言えば、この流れを作れない先では、
いくら検討しても、いつまでも整えられないのではないかと思います。
また、整っていると勘違いして進めてしまった先でも、
色んな事故が発生していくと思われます。
日本という国の都合で、一方的なルールを作って、
外国人労働者を招聘しようとしていますが、
いくらお上が偉くても、現実がそれを許さなければ、
思い描いたようには、水は流れないということですね。
だから、いくら日本が笛を吹けども、
踊る人がいない現実が続くと思われ、
残念ながら軌道修正はかなわず、
今でも姥捨て山の現実へと緩やかに向かい続けています。
この共育について、理解と実現ができる経営者が多いことを
願ってやみません。
また、当方でも、何らかのことができればと、
今後も、また伝えられることを伝えていければと思います。
--------------------------------------------------------------
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。
https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/
注:スマホなどでの閲覧の場合、最下部のPCでの閲覧に
切り替えいただければご覧いただけます。
--------------------------------------------------------------
スポンサーリンク
勤務していた地域では1年間介護離職率は、正社員・派遣・パートや介護現場清掃等も含めて、約2割前後でした。3年間で考えると約6割ですから、全国平均ですかね。
ブログ主様へアドバイス出来る立場ではないですが介護関連技能実習生を斡旋されるなら必ず福祉経営状態と離職率を把握してください。
離職率が平均より低い又はかなりひくい経営会社や法人は良いのですが、職員離職が平均より高い、又はかなり高い施設は色々問題があるかも知れません。福祉業界は今や都心部や中核都市では過当競争です。お気をつけて。
by とある読者 (2018-09-01 18:52)
ご助言ありがとうございます。
離職率って施設ごとに集計してるのでしょうか。
一般的に中小企業ではしてないので。
by 元技能実習生監理団体職員 (2018-09-01 19:01)
介護職は圧倒的に女性勤務が多く、出産・育児・家事・夫の転勤等で退職される方も多く数値は注意が必要です。自分は事務方ではなく現場なので詳しくなくて、地域毎福祉団体や業界の緩い会合や経営者の集まりの資料でした。
法人なら貸借対照表とか法人概要に各施設毎の職員入職・退職人数も記載してあると思います。
by とある読者 (2018-09-02 05:48)
ありがとうございます。
色々注意が必要ですね。
by 元技能実習生監理団体職員 (2018-09-02 09:30)