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外国人技能実習制度事業は、人入れ稼業ではない! [情けない日本人]

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人入れ稼業と金貸しは、
江戸時代からろくでもない人たちが稼ぐ仕事だと思っている...

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facebookである方とお話をしていて、
こんな言葉が出てきましたので、ネタにしてみますね。


事実、歴史を振り返れば、その通りなのかもしれません。

けっきょく、楽して無責任に?ボロ儲け、いわゆる濡れ手に粟商売は...
麻薬かのように、人を幸せにせず不幸せにする稼業は、
人に恨まれて当然です。


銀行なら素晴らしいお仕事なのかどうかはわかりませんが、
少なくとも、派遣業は、そう言われてきていましたし、
事実そうでした。

今は、これだけ労働者保護が常識化していることで、
かつてのようなテキトーでもボロ儲けができにくくなっています...まともな先は。

そもそもの派遣社員という「仕入れ」ができにくいこともあり、
悪さをすれば、先日も業務停止命令や改善命令が何十社にも出され、公表されてましたし、
有休消化は無論、キャリアアップうんちゃからのコストもバカになりません。
さらには、派遣労働者側も、立場の逆転現象により、
平気で当日仕事を休んだり、今の働き先は時給が安いから他を探せとか、
時給が高いところを見つけたら翌日から他へ移ったり、
担当は毎晩精神的におかしくなるほどの愚痴に付き合わされたり、
けっこう大変なようです。
ゴネ得を促す法の保護により、労基などへ何でもかんでも訴えてみたり、
いい加減に労働基準監督署も、良い派遣会社であれば、
派遣会社の方を持つ担当者も出てきているほどです。

それでも、派遣先の企業は、元請けの下請けイジメかの如く、
時給は上げないし、明日10人よこせというし、
どこまでも休まず仕事ができる安い人材を、
必要な時に必要な人数、派遣しろと、
時代錯誤なことを言っているようです。

個人的には、
全て昔のように直雇用にして、
時間や日数や月数ごとに、職業紹介料をもらう仕組みだけにして、
そもそもの人財管理や指導教育は、雇用主に責任を負わせることのほうが、
よほど適正ではないかと思いますが、いかがなものでしょうか。


当事者が、それぞれ当事者責任を負うのが筋だと思います。

企業側も紹介された労働者との二人三脚に難儀する場合は、
当然、前述で言えば職業紹介業者に、
コスト支払いによる二人三脚を依頼すればよいかと思いますが、
(職業紹介料を、その分、はずめば良いでしょう)

もし、労働者側が一人で働き続けることすらできないほどに、
現在の社会に適合を苦手としているのであれば、
それも、少なくとも職業紹介手数料を企業側からもらっている間は、
最低限、この労働者側もフォローしてあげるべきだと思います。


これが本来のあるべき姿ではないかと。



いや、なんか派遣会社をどうこう言うつもりじゃなかったんですが...汗


でも、これも外国人技能実習制度事業から導かれた答えの一つでもあります。


つまり、

今の時代は、誰でも彼でも人を集めて会社に送り込めばそれでおしまい、
そんな簡単で儲かる仕事は無いということです。


特に外国人技能実習制度事業においては、
趣旨の通り、人財育成であり、国際貢献、国際協力の事業です。


非営利かどうかは別にしても、
実習生を最低限、安心して働かせてあげていないと、
ビジネスにすらなりません。


現在のまともな受入企業や監理団体や送り出し機関では、
ちゃんとした人財育成支援事業であり、共育事業であることを、
実感をもって、承知しています。
そして、それだからこそ、副産物としての労働者確保につながっていると。


しかし、未だに残念ながら、人入れ稼業という方々は少なくないようです。
でも、社会はよくできたもので、
そういう方々は、特にこの外国人労働者招聘事業においては、
この人財育成支援事業であり、共育事業であることを理解できない方々は、
ものの見事に失敗し続けます。


久しぶりにいろいろ言ってみます。
*残念なのは、世のため人のために挑戦してみようという方まで、
 見事に、どハマりしていくことですね。


目に見えない落とし穴、
ドツボにハマらないと、その痛みやクリティカル度合いさえもわからない、

まるで糖尿病かのような、
足の指がもげたり、目が見えなくなったり、
いつの間にかインスリン注射がないと死んでしまうくらいの病気なのに、
予防のための節制や運動もしない、
だって、リスクが見える化してこないから。


事前予防に重きをおけない、
知ることすらままならない、
それぞれのステージや視点による現場の現実や起こる背景を理解できない、
そんな目隠ししたまま、突き進む経営者たち。

目の前に白い砂浜と青い海が広がっているかの世界が、
あたかも確実に見えているかのように、かたくなに信じて、
自身の今までの事業実績にその根拠を置いて、
実は先の暗い坂道をゆっくり転がり落ちていくかのごとく、
歩みを加速する経営者たち。


ある意味、大変失礼な物言いですが、

ホントに、風が吹けば、色々あって、桶屋が儲かる。

こういった、目の前の一つ一つの小さな選択の積み重ねは、
後になって、大きな福につながるばかりか、
取り返しのつかない、過去に遡らないと解決できない事態へと、
転がっていく事業であると、十分ご理解いただける方々こそ、
ぜひとも当該事業にご参入いただきたいものです。


結果として、
人に喜ばれてビジネスになる仕事って、
大変だし、難しいものです。

人入れ稼業と後ろ指刺されることのないよう、
関わる方全てが、笑顔と感謝に包まれるよう、
取り組み続けたいものです。



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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。

https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/

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