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どうしても国に頼らねばならないこと [行政の対応や思惑]

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以前、国や行政に頼っていてはいけない、
お役所にはできることの限界があるから...と書きましたけど、

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国にやってもらわねばならないことが、
大きく二つあります。


それは、

『法を定めること』

と、

『取り締まりしてもらうこと』


この二つ。


私たち一般市民が、勝手に国としての法を決めることは
できませんし、してはいけないし、すべきではないでしょう。


そして、


その法を守らずに、周りの迷惑顧みず、
好き勝手する輩を取り締まること。
これも、一般市民が好き勝手にできることではありません。



当たり前すぎる現実ですが、
この2点だけやってくれればいい。


そして、だからこそ、
この二つを実行するには、とても大きな責任を負う。


法というガイドラインが適正でなかったら、
目的地へとスムーズにたどり着かなくなる。

目的地への道筋を示し、道路を敷き、
車が通れるようにする。

ここが間違っていると、目的地までたどり着けないし、
とんでもない回り道をすることになる。



取り締まりについても同じ。

最近では、ルールに従っているかどうかだけではなく、
悪質かどうかの判断をする必要がある。

それだけ、法が複雑になっているし、
なんならお役所の人間が、全ての法を理解していないくらい、
とても一般の人が知りうる由もない段階にきているから。


そして、
度合いにもよるものの、失敗を許すべき社会が到来しているから。

かつては、一度の失敗も許されない風潮があり、
失敗を隠すことも常態化していたものの、
これだけ情報が隠せず、拡散されやすい時代においては、
失敗は失敗と認め、謝罪し、反省のもと、
再度チャンスを与えるべき風潮になってきているように思う。


ホントに、なかなかに行政も大変な時代です。


特に変化に素早く対応していかねばならない。

特定技能の新しいビザ創設一つとっても、
選挙対策とはいえ、のんびり時間をかけて
議論していればよいという時代ではない。


ドンドン法を定め、法すらも途中からブラッシュアップしていく。

そうしなければ、今までのレベルや地位から、
あっという間に転がり落ちていく。



下々の私たちは、本当にたまったもんじゃない。
振り子の支点や、支点に近いところはまだしも、
紐の先の部分では、とんでもないふり幅となり、
下手をすれば、簡単に人が死ぬ。

これも決して大げさではないと思う。


それでも、突き進まなければ、道は切り開けない。


介護の時にも話していたように、
絶望という人の屍を乗り越えてまで、
次へと歩みを進めていかねば、
姥捨て山を回避する現実には、たどり着けない。



だから、国の定める法については、
特にアンテナを張っておかねばならない。


そして、だからといって、振り回されないよう、
特に周りを振り回さないよう、
十分注意していかねばならない。



そして、もう一つ言うならば、
その法が、どこまでを許容し、どこからを悪質とみなすのか。

この辺りも、ちゃんと読めるようにならねばならない。


であれば、裁かれた残念なスケープゴートをちゃんとチェックし、
ナゼ裁かれたのかをよくよく理解し、
背景まで含め、読み込めるべき自身の解釈能力を必要とする。


話を元に戻せば、
要は国の動きさえちゃんとチェックしていれば、
後は、自分たち次第で、どうにかできるということ。


そして、自分たちで業界をよりよくしていかねば、
つまり、法の厄介にならないようにしていかねば、
より行政コストがかかるようになり、
厳罰化やルールの細分化ばかりが進み、
自身の首を絞める結果へと導かれてしまう。


日本が外国人労働者にそっぽ向かれないよう、
他の国々と獲得競争に励んでいるように、
私たちの業界も、
農林水産業、建設業、製造業、サービス業、他、
他の産業に負けないように、
色んな意味で、生き残りをかけていかねばならない。

もっと魅力的でやりがいがあり、
楽しく働ける業界にしていかねばならない。

でなければ、
あっという間に、保育や介護、建設や農業のように、
賃金が安くて大変だけの、やりがいよりも、やりたくない業界へと
一気に転落してしまう。


良心と良識のあるプロばかりの業界になれば、
より国のお世話になる必要もなく、
手間暇も減り、結果、利益が増えるようになると思うが、
どうなんでしょうね?苦笑


国には頼りたくないし、頼っていてはならないと思っていますが、
どうしようもないこの二つだけは、
ちゃんと適正に適切に、法を定めていただきたいものです。



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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
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