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いくら説明しても理解できない受入企業の社長たち [経営者や企業のレベルの問題]

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聞いちゃいない。苦笑
自分のコミュケーション能力の低さに、情けなく思う。

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本当に苦労を乗り越えて、↑のような現実が実現する。


入口の時点で、アレコレ説明すべきこと、
伝えておきたいこと、承知しておいてほしいことが、山ほどあるのに、
それを、わかってはいても失礼ながらクドクド説明しても、
社長は聞いちゃいない。


こんなにかかるとは思っていなかった。
こんなに面倒で大変なことだとは思わなかった。
オマエの説明不足だ。

初めて受入をされる会社さんでよくあるのは、
配属前にどうしてこんなに支払わなくてはならないのか。
フツーは納品(ここでは配属)されて初めて支払いが発生するのではないのか。


...説明申し上げてきましたよね。

覚えちゃいない。
聞いちゃいない。


じゃあ、止めましょう。

そういうしかない。


そんな経営者であれば、
この先も、アレもコレも聞いてない、
こんなハズじゃなかった。


そういう事態になりかねない。


困るのは、自分。


たいていは、話し合いを進めて、
受入まで持っていきますが、
ホントに止めることになった場合です。


止められるタイミングならば、
送り出し先含め、申し訳ない...で済みますが、
送り出し先も募集コストをかけていたり、
みんな総出で動いているので、
なんとも申し訳ないで済まない場合もあります。


でも、コレばかりは、なかなか防ぎようもない。
担当者の責任なので、担当者が何とかするしかない。


イチバン厄介なタイミングは、
AさんBさんCさんと決めて、申請手続きをし、
許可が出た後に、こういう事態が発覚する場合。

AさんBさんCさんは、例えば建設ならば、建設での履歴がついてしまい、
建設以外ではこれない事態となる。

なので、AさんBさんCさんには、事情を説明して、
なんとか同業他社で救えるよう動くのみ。

でも、実際のところは、AさんBさんCさんは、
合格を出した会社で受入したい人財であって、
合格基準が全く同じ会社などないので、
他をあてがえたとしても、うまくいく保証はどこにもない。

よほど懐の深い企業さんでもない限り。

強いて言えば、ソコまでにかかる諸経費などは必要ないというところか。

こういったリスクをヘッジするのは、
本当に難しい。


内情を知らない人たちからすれば、
安易に誰が悪いだの、どうすべきだのと、
机上の理屈でものを言われることばかり。


当方では、そういう現場もくたびれ果てているので、
今でも、取り組み続ける方々は、本当に尊敬に値する。

同時に、こういう事態に陥った時に、
どうにか何とか解決して行けるように支援できないものか、
そういうことを考えてしまう。


外国人技能実習機構は、
実習生の保護について、その責任と権限を有してはいるものの、
十分に機能しているとはいいがたい。


人数枠や許可などについても、ある程度の優遇はあるようではあるものの、
制度の根幹である、業種については、
どこでもいいとはとても言えない。


けっきょく、業界として、どこまでフォローしてあげられるか。
善意の方々の努力に頼らざるを得ない。


みんなそれぞれ日々忙しいのに、
実習生一人のために、どうにも大変で面倒なことを、
誰もしたがらない。


担当者しか、その実習生たちの顔も素性も人柄も生い立ちも、
今に至る背景も、誰もわからない。


送り出し機関であっても、
同じ職種の違う受入先からの募集があった際に、
推薦できない事情などない限り、
事情を説明して、お願いする以外に、フォローのしようがない。



来てから、やれパワハラセクハラ、
また約束違いの強制奴隷騒動などの問題もありますが、
それ以前に被害に巻き込まれる場合もあり、
本当にこの制度事業は、なかなかに奥が深い。



改めて、監理団体の担当職員の責任の重さは、
経営責任とは違って、ことさらに重いものがあると思い知る。


事前に受入希望先の企業の姿勢の是非を判断するのは、
実際に付き合ってみないと分からないことはあるにせよ、
なかなかに難しい。


受入を止める会社も、それがアンタらの商売のリスクだろと、
平然と言い放つのが現実であり、それはその通りなのだから。




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