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視覚化されない事に鈍感過ぎる経営者たち [経営者や企業のレベルの問題]

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今の時代、どれだけ目に見えないコトに重きをおけるかどうかで、
考えを巡らせ、具現化していくことにこそ、付加価値がある。

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今日は抽象的な話でスミマセン。


これは、経営者や一担当者レベルでも同じ。
誰でも同じ。


今と同じ時代が、永遠に続くと無意識的に思っている。
自身の目の前に、実際にトラブルが降ってわいてこなければ、
誰も何も行動に移そうとしない。

なぜならば、誰も予防に力を注げないから。

困ったら、困ったときに、
さぁ、どーすればいいかって考えれば良いと無意識に思っているから。



ある人財会社の社長さんとお話していて、
(実習生受け入れじゃないトコ)

やっぱり、借金でも背負ってこなくちゃ、
(ココは来日前の諸経費を肩代わりしてあげて、
 受益者負担として、労働者へ貸付、
 労働者は働いた稼ぎの中から少しずつ返済していく仕組み)

外国人は、すぐどこかへ行ってしまうから...

と、常々本音をもらしている。


いやいや、お気持ちはよっくわかりますが、
それって、どうなのと。


本質的なことが、まるきりお分かりでない。


法は労働者保護が前提だから、
基本的には、会社が負けるようにできている。


外国人だから余計に、
借金していようが、していまいが、
トンズラするときには、トンズラする。

いや、生活苦に追われている日本人ならば、
同じく踏み倒してトンズラするかもしれない。


労働者がたとえ1000人いようが、
1万人いようが、
一人ひとりをちゃんと見ていて、
声かけて、
外国人であれば余計に、
仕事面も生活面も、様々ケアして、気遣ってあげて、
一律的にも、個別的にも、
十分な関係性を構築していない限り、
また、その維持に労力を費やしていない限り、
労働者の心は、従業員の気持ちは、グリップできない。

いや、可能であれば、
報酬を高く設定していることが、
特に外国人にとっては、イチバンのグリップであることに、
間違いはないのですが、
それができるところばかりではないし、
それは金の切れ目が縁の切れ目でしかなく、
本質的には、やはり人間関係がイチバングリップしやすいし、
確実です。


先日、Twitterで、色々お話していましたが、
銀行口座だって、会社の担当の方が口座開設に同行し、
給振り口座を開いてあげたり、
携帯電話の契約などに困っていれば、
一緒に窓口までいって、手伝ってあげたり、
生活面のみならず、
一つ一つを丁寧に対応していけば、
相手も人間なんだから、
注:話が分かる常識的な人財の選別は大前提
伝わるものです。



労働者との関係性を自らがデザインしていく時代。


コレは、ナニジンを問いません。

ちゃんと定着化を図るには、
例えば、業者へ丸投げの派遣社員対応などしていれば、
ご本人は楽なのでしょうけど、
そのラインの稼働責任自体を、
派遣会社へ押し付け、責任転嫁できるはずもない。


特定技能のニュースでも、
直接雇用が原則との概要が漏れ始めているようです。


当然ですね。
使う側が雇用責任を負うべきでしょう。


こういうコトに、目がいかない、
考えが及ばない、
考えることすらしない、できない経営者の会社は、
遅かれ早かれ、人で苦労し、
人に困ることになるのでしょう。



特に、今の日本人は、良い意味でも選り好みが激しい。

だから外国人と言っても、
そう簡単にスイッチできる仕事ばかりでもない。

まして、外国人なんだから、
給料の違いで、アチコチ行くのは当たり前。


いつまでイタチの追いかけっこを続けるのでしょう。



目に見えない、見えにくいからこそ、
殆どの人が気づかない。

また、気づいても、面倒だし、考えるのは大変なので、
現状が続く限り、何もしない。


困ったときには、手遅れなのかもしれません。

だって、トラブルで人がいなくなったら、
すぐに代わりの人を補填できる時代ではないのだから。



風が吹けば桶屋が潰れる時代です。

風が吹いていることは理解できても、
そのせいで桶屋が潰れることにまで、
まったく展開の流れが読み切れない。





実は、コレって、人手確保のみならず、
会社経営自体にとっても、同様なことが言えます。

今はもう、お客様の役に立ちます...的な社風や方針は、
あまり意味はなく、


お役に立つのは当然ですが、
誰がどうやって、アナタのお役に立つのかが、求められています。

つまり、
会社にもキャラクターが見えないと、
誰もお願いしたくなくなってきているということ。


逆を返せば、
キャラが立っていて、
信頼と共感を勝ち得なければ、
そういう会社とお客様との関係性をデザインできなければ、
ビジネスがうまくいかない時代。

役に立つという機能的な価値だけなら、
AIで十分賄えることが増えていくだけです。

アナタがそこにいる意味はありません。



話を元に戻すと、
労働者の確保や、その定着化については、
自社での求心力を高め続けることが、
本質的な解決策であると、

目に見えないコトに重きを置いて、
逃げずにちゃんと立ち向かい続けることこそ、
これから人手不足に苦労しない会社であると思います。


アナタはどう思いますか?

そんなこと言ったって...と、ウダウダし始めますか?

時間はドンドン過ぎていくし、
時代はドンドン移り変わっていきます。


アナタはどうしますか?



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