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特定技能の公表書類に書かれていないコト [特定技能]

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出ましたね~予定通りです。
ここまで駆け足で進めてきたので、まぁまぁ想定内でしょうか。

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色々拡散されているようですので、
こちらでもご紹介させていただきますね。



平成30年12月25日(火)
外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議
(1)「特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する基本方針」
(2)「特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する方針」
(3)「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gaikokujinzai/kaigi/dai3/gijisidai.html



新たな外国人材受入れ(在留資格「特定技能」の創設等)
(分野別運用方針)
特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する方針
概要と運用要領
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri01_00127.html



さて、これらをそれぞれ読み解くのも、
相当な労力が必要と思われますが、汗
年末年始にでもゆっくり細々確認していきましょう。



そして、ここに書かれていないことまで、
関わる方々はチェックしていかねばなりません。



特に、


送り出し国について。



前々から事あるごとに色々触れてきていますが、

そもそも仕入れ(失礼)できなきゃ、
いくらワイワイ騒いで踊り狂っていても、
全くもって絵に描いた餅でしかありません。


つまり、

どの国から、どの送り出し機関から、
どんな人財を仕入れできるのかどうか。



ご存知ですか?
覚えておいででしょうか。

直近で言えば、技能実習制度の新制度移行時、
また、介護の解禁時、
どれだけ送り出し国側で混乱があったのか。


いくら日本が偉そうに笛を吹いても、
実際に踊ってくれるかどうかは、
送り出し国側にその選択権があります。


そして、
日本、いや世界共通で、どの国にも、
自国民を海外へ働きに送り出すにあたり、
許可、認可、届け出、などなど、
ライセンスが必要となります。

これらを、従来通り、
国やその種別を問わず、
一律的なライセンスでOKというのか、
介護のように職種まで限定されたライセンスが必要となるのか、
これを決めるのは送り出し国です。


何でもかんでも日本側の思うとおりに行くはずもなく、
むしろ、世界のスピードや各国の現場の現実まで、
リサーチが行き届かない国が一方的に定めたルールになるので、
相当予定通りにはいかないことばかりだと思っていたほうが無難です。



やっほーい!と浮足立っている方々が、
特に新規参入者や、
内情をよくご存じない受入先には、
とても多いと思われますが、

そんな簡単なことじゃありません。

(いつも否定的な言い方ばかりで申し訳ないくらいです)


入口から出口まで、
俯瞰的かつ多面的に、
特に、人財側の視点、送り出し機関側の視点、
監理団体や登録支援機関、士業など業者側の視点、
受入先側の視点、
それぞれに網羅的に見れて、
全てにおいてコストやルールを含め整えられるところでもない限り、
事業はことごとく失敗に終わり、
法令違反を量産し、関係各者を振り回し、
最悪な事態へと転がり落ちていきます。


長年のマニアな読者の方々には、
クドクド耳にタコができているほどの件ですが、
どうにもこうにも、初心者の方々には、
自分で痛い失敗をしないと分からないことばかりだから。


良識のある方々で、
色々調べに調べて、取り組んでみても、
やってみないと分からないことが、
本当に多くありますから。


良かれと思って崇高なる目的を掲げて、
取り組んではみても、
数カ月もたたずして挫折していく方々を、
嫌というほど見てきていますから。



話を元に戻しますと、
送り出し側へ情報が届き、何かしらの変化や、
言質、確証をとれるまでには、
相当な時間がかかります。

それは、早くとも数カ月単位で。


それらを踏まえて送り出し機関側が、
実際に動けるまでには、
やはり早くても2月以降じゃないでしょうか。



焦る必要はありません。
むしろ、ドンと構えて、ちゃんと整理しながら、
取り組みましょう。


受入先は逃げません、逃げおおせません。

早い者勝ちと、値段や見切り発車するところは、
ホカっておきましょう。


トラブルばかりですから。

むしろ、慎重なところほど、
優良顧客だとも言えます。

*いつまでも決断できない先もありますけど。汗


困った困った、サァ入れろ、ヤレ入れろ...

絶対、業者のせいにするところばかりですよね。苦笑

後出しじゃんけんなんてしようものなら、
もう下手すれば裁判沙汰です。

余計な時間とコストと労力ばかりが飛んでいきます。


それらを横目に、
慎重に確認確認しながら、
ソロリソロリとお試しくらいで進めることの方が、
よっぽどまともな神経の持ち主だと思います。

下手すると、3歩進んで2歩下がる、いや、
2歩進んで3歩下がることすらあるやもしれません。


それでも、
色々少しずつ歩んでいく先にだけ、
これらの大変貴重な活きたノウハウが蓄積されていきます。


でも、ここばかりは、
全者一斉にスタートって感じもするので、
古参の監理団体や経験者の方々が、
どういう動きをしていくものなのか、
見ものです。苦笑


よけいに信頼できるもの同士での情報交換や共有が
大変貴重な場となっていきます。

一人や一組織で考えついたり、たどり着く結論なんて、
たかが知れてますから。



喧々諤々、この先しばらくは、
ああだこうだと、議論が盛んになりそうです。


負の迷路に迷い込まないよう、
十分お気を付けください。




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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。

https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/

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