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特定技能解説(分野毎方針/宿泊) [特定技能]

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さて、全体的な基本方針も終わり、
今日から分野毎の方針です。

kifu01.jpg



いつも通り、気になるところを、
個人的主観の赴くままに...


資料2
特定技能の在留資格に係る制度の運用に関する方針(案)

(概要(PDF/329KB)本文(PDF/2,491KB)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gaikokujinzai/kaigi/dai3/siryou2-1.pdf

本文(PDF/2,491KB)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/gaikokujinzai/kaigi/dai3/siryou2-2.pdf


宿泊 22,000人
宿泊業技能測定試験(仮)【新設】
日本語能力判定テスト(仮)等
フロント,企画・広報,接客,レストランサービス等の宿泊サービスの提供 直接

・国交省が組織する協議会に参加し,必要な協力を行うこと
・国交省が行う調査又は指導に対し,必要な協力を行うこと
・登録支援機関に支援計画の実施を委託するに当たっては,
 上記条件を満たす登録支援機関に委託すること
・「旅館・ホテル営業」の許可を受けた者であること
・風俗営業関連の施設に該当しないこと
・風俗営業関連の接待を行わせないこと


宿泊
https://gaikokujin.link/shukuhaku.pdf


まず、テストについて。

宿泊業技能測定試験(仮)【新設】とありますが、
以前どこかに載っていた、業界団体が創設する、
業界内の横断的統一団体でもできるのでしょうか。
いや、できているのでしょうか。

試験内容って、どんなでしょう。
実技試験なんてあるのでしょうか。
あるとすれば、どう判定するのでしょう。
ハードル上げすぎても来てくれないので、無いような気がします。
もしかすると、全分野ペーパーテストだけ。苦笑
既存技能検定を活用すればと思いましたが、
原則、諸外国で実施予定とのことにて、
さすがに全分野でもないように思いますが、
ほぼペーパーテストな気がしてなりません。


従事する内容について。

フロント,企画・広報,接客,レストランサービス等の宿泊サービスの提供
とありますが、
企画や広報はほぼないでしょうね。
フロントも日本語がよほど達者な方々でもない限り、
ほぼ無いでしょう。
母国の外国人客対応であっても、日本人へ通訳ができないと難しいかな。

結果、裏方、バックヤードでの業務に専念されることでしょう。
それであっても、
日本語能力は必須です。
長年のご年配のプライドの高い方々にとっては、
使えないヤツを採用しやがって...
現場で大変な思いをするのはいつだって俺ら(アタシ達)なんだから...
そんな声が聞こえてきそうです。


協議会について。

こちらも、受入先並びに登録支援機関も、
協議会へお金を支払い、所属しないと
そもそもの招聘はできないようです。

いったい、いくらかかるのでしょうか。
年会費のみならず、
技能検定や、調査や指導についても、
コストがかかるのでしょう。
いや、監理責任者講習や、技能指導員講習など、
色んな講習設けないと受入しちゃいけないとか、
色々かかってくるかもしれませんね。


まぁ、後は、ご覧の通りです。
個人的にこの宿泊について思うところは、

『賃金』と『日本語能力』

この二つですね。


介護の二の舞になると思われます。

いつも思いますが、
本当に大事なことは、
こういうところに書かれていない。

海外から出稼ぎに来る人達の背景や切実な思い。
また、断片的なことではなく、
入口から出口まで、
全ての関係者が、
無理なく整うかどうか。

現場では、ろくに日本語が話せない外国人が来ても、
仕事が余計に増えるだけ。

外国人側にすれば、日本語がそれだけ流ちょうに話せるなら、
もっと給料がいいところへ行きたい。

自社だけで受入ができるほどの、
色々な手続きが可能であればまだしも、
登録支援機関の助力をえなければならないのであれば、
どれだけのコストを必要とするのか。


どこまでもアウトラインが少しずつ見えて来るばかりで、
それらを踏まえて、どう乗り越えていくべきなのか。

ここが問題です。


どの業界も同じですが、
宿泊は、そもそもが賃金が安い設定ですので、
外国人スタッフを受け入れるのであれば、
単に日本人の代替要員としては高くつくので、
プラスアルファをどう自ホテルで活用できるのかについて、
提案が望まれるのではないでしょうか。


とりあえず、特定技能の宿泊についてでした。

こういう絞られている業種は、まだわかりやすいですよね。
難しいのは、一分野で何職種もある場合。


さて、次はどの分野をのぞいてみようかなぁ。汗

ちなみに、どの分野をみてみても、
少しずつ違うけど、
本質的な点は同じなので、同じようなコメントになりそう。汗

この少しずつ違うってことも、
大きなポイントなんですけどね。


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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。

https://ginoujissyuusei.blog.so-net.ne.jp/

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