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トラブルを乗り越えてくれる頼もしい技能実習生 [技能実習生自身の問題]

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久しぶりに現場の現実を。
たぶん、宣伝もどきは必要ない方も多いと思われ。汗&苦笑

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ここの技能実習生は男の子で、
年配の同国の女性と一軒家に同居しています。

その女性は、日本滞在も長いため、
日本語でのコミュニケーションは
当然、技能実習生とは比べ物にならない。

たぶん実習生受け入れし始めた後からだったのか定かではないものの、
少なくとも、今の実習生が入り始める何年か前からは、
会社で働いていた。

会社側ももちろん、
フツーに仕事してくれて助かっていることと同時に、
通訳として期待していて、
何かあった時には頼りにしている。


以前から、
ポツポツ不平や不満が上がっていた。

このおばちゃん、
会社が自分を重宝している事がわかっているため、
会社にはいい顔をしながら、
裏でチクチクいじわるをしている。

くだらないものの、
毎日のようにいじわるされる実習生本人たちにすれば、
そりゃ、怒れて仕方ない。


コレって外国人差別とかじゃなくて、
同国人差別とかでもなくて、
単にどこにでもある人間関係トラブル。


現場で頑張って働いているのに、
スタッフが日本語で話しかけても、
特に遠慮のない口語口調では、そうすぐにはわからない。

こいつら日本語分からないから使えない...
そういう同僚も最初はいても、

毎日頑張っている実習生の姿を見ていると、
自然とそんな姿勢も和らいでくる。


もちろん、現場に顔を出してたまには実習生以外にも声をかけて、
ヒヤリングしていれば、だいたいわかる。

だから、裏でちゃんとフォローする。

会社側には、
こういう現場の現実をキャッチしていることを伝え、
片道切符で来ている実習生の気持ちも考えて接してあげねば、
上手くは回らず、様々なトラブルが起きて結果的に困るのは会社。
一スタッフにまで当方がお話しできるワケではないため、
あくまで会社側の当事者としての意識と指導が必要。
なんて偉そうに社長に真摯に話をする。
そもそも社内でこういう話が社長にまで上がることもまずないから、
意外と社長は耳を傾けてくれる。
(そうでもない会社とは付き合ってないけど。)


実習生側にも、ちゃんと話をする。
いや、まず話を聞いてあげる。

どこの会社にも日本人にも当然ある人間関係トラブル。
負けずに稼いで帰るためには、
アナタ自身がそのおばちゃんに頼ることなく、
同僚や上司と日本語でコミュニケーションを図れるようになること。
加えて、仕事がちゃんと早く正確にできていれば、
そのおばちゃんが1時間に100作るなら、120、150作っていれば、
会社はバカじゃないから絶対にわかってくれる。
そのうえで、社長にも上手に話をしてあるからと。

最初こそ不慣れな生活や仕事の環境にも、
日を追うごとに慣れていき、
数カ月たった今では、
自分たちの頑張りで、
会社側にも自分たちのポジションを認めさせている。


ちょっと生意気に言いますが、
わかりますでしょうか。

やっぱり、ちゃんと事前にキャッチして、
聞いてあげて、
話をして、
指導し、見守る。


こんなことは、仕組みやシステムではできません。
生身の人間は、生身の人間が顔を突き合わせて、
会話以上に気持ちを通い合わせて、
初めて解決して行けることだと思います。

これって、機能的価値とかそういうことじゃないでしょ。
AIやIotで直接解決できることじゃないでしょ。

どこまでも立ち回る人間と、
会社側の人間、
そして、何よりそこで働く実習生と、
3者がちゃんと対応できて、
初めて有効的に機能し、
みんな笑顔で感謝しあう状態になります。


上述のケースだと、
ちょっとおばちゃんの行く末が少し気になっていますので、
違うトラブルが勃発しないよう、
また気を配る必要がありますが。苦笑


ルールを定めたり、取り締まる方々は、
こういう一人一人の気持ちや想いまで手が回りません。

そして、特定技能と騒ぎ踊り狂っている方々は、
当然、こういう七面倒なことまでは、
まったく考えも及んでいないことでしょう。


そして、考えを及ばせられないところは、
遅かれ早かれ失敗します。
軌道には乗りません。
例え乗っても、
いつ足元から崩れ落ちていくか知れたものではありません。


できれば、日本社会の先輩として優しい日本人が、
対応してくれれば良いと思いますが、
そもそも外国人だけにコミュニケーションに慣れていないと対応できないし、
その国やその実習生の背景や生活を知らないことには、
どう対応すべきかもわからない。


なので、この業界の善意の第三者の立ち位置は、
とても重要になるのです。


サラリーマンなんて手を抜きサボろうと思えば、
いくらでもできるし、
それらが発覚した日には、取り返しはつきません。
会社も責任取り様がないでしょう。


どこまでも、それぞれの当事者次第で、
180度変わる自体を引き起こします。


誰と付き合うかを選ぶのは、
それぞれです。
願わくば、笑顔と感謝が溢れるお付き合いをし続けたいものですよね。



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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。

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