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法令違反を続ける外国人労働者受入企業たちの行く末 [未だにルールを無視する企業と業者]

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三菱やパナが処罰公表されましたね。
他にも2社。

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ずっと言い続けてきたとおりです。
遅かれ早かれです。
片道切符です。


怖さを具体的に記載してみます。

三菱は27名分の実習計画認定取り消しです。
日立も三菱も、確か残りの実習予定期間の得られるであろう収入額辺りを
それぞれに補填して支払い、ほぼ帰国しています。

テキトーに書いてみますが、例えば2年残っていた場合、
10万円×24カ月×27名=6480万円です。

パナソニックは82名分。
同様に計算してみたとすると、
10万円×24カ月×82名=1億9680万円です。


それでいて、
工場から、この25日時点で、これだけの人数が、
いきなりごそっと抜けるわけです。


もう、ゾッとしますね。

中小零細であれば、間違いなくソッコーで倒産です。

10万円×12カ月(残り1年)×3名=360万円
10万円×12カ月(残り2年)×3名=720万円
10万円×12カ月(入国法定講習中など)×3名=1080万円


倒産に追い込まれる先は少なくない金額でしょう。
実習生も抜けるし。


これ以外にも、
監理団体側に万が一、不手際がないようであれば、
(いや、責任ゼロなんてありえないですけど)

帰国までの家賃や生活費、
下手な労働組合なんぞに狙われたなら、
(相手も企業側の懐具合をみて狙ってきますから)
もっとたくさんの労力やストレスをかけさせられてなお、
多額のコストを負い金せねばならなくなります。

それらを乗り越えられたとしても、
日本側であっても、
送り出し国側でさえも、
しばらく(5年で済むかどうかもある)の間は
外国人労働者の受け入れはできないでしょう。


いや、日本人労働者の募集すら断られる可能性もあります。


誰のためのコンプライアンスかってことです。



法を守ることは、
自社を守る為だってこと。



法をないがしろにして、
取り組み続けた責任は、
受益者負担が社会の常識だってこと。



アホみたいに、ずっと言い続けている同じ例で言えば、


制限時速40km制限の道路を、
60㎞オーバーで走っていて捕まったら、
それは運転手の責任ですよね。


今までは検問なんて絶対にやってなかった道路であっても、
80kmオーバーでないと捕まらなかった道路であっても、
何であれ、制限速度が40kmって標識の道路は、
誰がどう見ても、40kmを超えてはいけませんって意味ですよね。
道交法で運転免許すら持ってない人でも知ってるくらい。

徐行をしなさいとか、一時停止とか、
色んなルールがあるけれども、
ルールを違反して(いや違反してなくても)
人をはねたら、処罰されますよね。

運転していた旦那さんと共に生活している
奥さんや子供も、
間接的に被害を被り、加害者側に立たされますよね。



同じです。


車は急には止まれないのとも同じ。

実習制度も、
いや海外からやってくる外国人労働者たちは皆同じ。
動き始めたら、途中ですぐには止まれない。

まして、時間を巻き戻して、
入口に立ち返ることなんてできやしない。



極論、言います。

ココまで書いたって、言ってる本人も含め、
誰一人、法令違反していない人なんていない。

信号無視なのか、横断歩道ではないところで道路を渡るのか、
何かどこかで法令違反しています。


特に今の時代、法も次から次へと変わるし、
まして国をまたがっている場合、
とてもじゃないけど、わかりかねず、ケアしきれず、
結果、法令違反となる場合も、現実的にはあることでしょう。



それでも、なんでも、
法令違反は法令違反。


処罰がない法令違反なら構わないとは言いませんが、
処罰のある法令違反であれば、
当然、処罰を受けねばなりません。


それが嫌なら、法治国家から出ていくしかありません。


受益者負担、当事者責任でもって、
事に当たるよう、気をつけたいものです。


特に、法≦金儲け、の方々は、
どちらが本当のお金儲けなのか、
いいかげんに時代を理解したほうが良いと思いますよ。


追伸、
人の振り見て我が振り直せ「無い」人には、色んな理由があります。
下りるに下りられない状況に置かれている方も多く、
いっそそれならばそれでと、片道切符でとことん突っ走る方も、
出て来るのかもしれません。
それらに振り回されるかもしれないことを含めてまで、
受益者負担の当事者責任です。

勘違いしないでくださいね。
何をやってもバレなきゃ、バレるまでは何でもOK!
なんて輩のような動きを決して推奨してはいないし、
それはそれで対外的に信用を無くすばかりなので、
どのみち、先々に渡ってブローカービジネスしかできなくなりますから、
堂々生きていきたい方は、間違っても、
変な方向へ加速していかないでくださいね。



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適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
当ブログトップページをご参照ください。

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