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外国人労働者業界で特に重要なことは... [最悪な事態]

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やっぱり情報であり、知識ではありますが...
最近、思うことがあります。

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ちょうど良いので、
昨日取り上げた三菱のことを例に考えてみましょう。

①このニュースを知ってるか知らないか。

コレは、個人的に考えられるのは、

1、朝刊、いわゆる新聞で見る。
2、TVのニュースで見る。
3、ネットニュースやSNSシェアで見る。
4、人から聞いて調べる。

のどれかじゃないかと。
たぶん今では、殆どの方が3じゃないかと。
そして、意外と多いのが4。
3な分、バタバタしてると見落とすこともあり、
4で補填する場合も。

ちなみに、ナゼ3になるかは、
自分の都合で隙間時間にできるからと、
そのニュースについての他者のコメントも参考になるから。
スマホは便利ですね。


まず、この情報を取得収集しようとする意識すらない方は、
論外です。

そもそも、一般的な生活すら困難な場合もあるほどに、
情報化社会に生きていることを、
全く理解できていないタイプになり、
この業界ではかなり厳しいことでしょう。

現役をリタイヤして隠居生活をしている世代も、
実はけっこう置き去りにされていますが、
それらに気づくこともなく、時は静かに流れ過ぎていきます。



②中身についての受け止め方。

ナナメ読みでヨシとするニュースも少なくありませんが、
ちゃんと自分でも確認しておくべき、
深読みしておくべきニュースもけっこうあります。

三菱なんて、そういうニュースですね。
以前からの記憶も含め、処罰されたこと自体も問題ですが、
ナゼ処罰されたのか、
処罰されたことに対して、4者はどうなるのか。
送り出し機関は?監理団体は?受入企業は?
送り出し国は?
過去の事例などから、その後、何が起きると思われる?
三菱の下請け先で実習生受け入れしてるところの意識はどうなる?

パナとアイシン、最近メディアに出た豊田合成、
それぞれの大手の製造業系で摘発が事実となった今、
関係各社は実習制度に対して、どう変化が生まれる?


*正確に。

三菱は実習制度上での違反であり、
この違反内容で大手であっても「実際に」処罰されるという点が
今回の大きなポイントです。

もう一つは、パナなどに代表される、
労働関連法上での明確な違反確定も、
実習制度での実習計画認定取り消し処分に「実際に」なるということです。

三菱はもちろん、パナやアイシン以下、協力製造会社は相当数あります。
上が処罰されたことに対して、同じ処罰を受ける先も少なくなさそうだし、
そのリスクが明確に現実化したということです。



大手があげられたことで、中小にはもっと情け容赦なく
公平に摘発が進み上面化するであろうと思われる?


この場合、機構などは、送り出し機関は被害者としての認識なのだろうか。

そもそも、この件に関わってる監理団体は追って処分がなされるのではなかろうか。
監理団体が処分されるとすれば、
その受入先は誰がどうやって実習生の転籍など引き受けるのか。
上同士、力のある同士で、裏取引など行われるのだろうか。

受入先は、それぞれにどういう判断を下すのだろうか。
受入を止めるのか、法を勉強してまともに取り組もうとするのか。


自身に置き換えて、このケースで危ないところはないか、
受入企業側へのいい意識付けに使えるなとか、(苦笑)
今後の機構の実地調査にどう影響しそうかだとか。


...アチコチ飛びながらも、色んなことが考えられます。

時代背景や、個別に取り上げられる裏事情、
ニュースから読み取れ、
自身に置き換えた場合に考えられる想像力や
その臨場感を持てる当事者意識。






...情報が命、知識が生命線を分ける。
確かにそうです。
でもそれは、①での意味であって、
②では、その人それぞれに大きく変わります。


自らが必要であろう情報を取りに行くこと。
情報の取捨選択ができること。
リテラシーがあること。

自発的に取りに行く姿勢が必要だし、
自らを適した環境に身を置かせることも必要だし、

どこまでもその人の当事者意識や自責思考が
自然とそうさせていくことだと思います。


ただし、


ハッキリいえば、いくら表面的な情報や知識を増やしても、
それらは活用されねば、全く意味はないとさえいえます。


情報を得ること自体は、単なるスタート地点に立てたというだけ。

そこからが本当の勝負?です。



時代の変化に対応して生き残るということは、
実はこの、自ら考えて動くことがどれだけ大切か。


自分の行動に必ず自分の判断を入れ、
自分の行動に必ず自分の思考を入れろ。


ただただ答えをどこかの誰かに求める人は、
永遠に彷徨い続けるということです。


アナタはスタート地点に立てていますか?
勝負できていますか?


まぁ、特にこの業界だけに限らず、何でも同じですが。



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