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技能実習生を送り出し機関が騙す、知られざる背景 [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

良い技能実習生を受け入れるためには、

必ず送り出しの国や機関の内情を確認する必要があります。

*以下、画像はあくまでイメージです。

IMG_20141004_092144.jpg

例えば、中国を例にお伝えしてみます。

中国の10年前は、田舎の子たちは月に1万円を稼げるかどうか、
職も自分のお父さんのお手伝いをするくらいの農家の子も多く、
企業に勤めても月給1万~1万5千円程度でした。

それが今じゃ田舎でも2,3万円の職場があり、
都会に出れば、4万、5万稼ごうと思えば稼げます。

円安もあり、正直日本に来てまで稼がなくてはならない、
10年前と状況が変わっています。


また、送り出し機関も乱立し、ブローカーも未だ
新宿のキャッチのようにうるさく多数います。

送り出し機関とは一人当たり一か月いくらという取引です。
これを5千円はともかく、一人送らせてくれれば
3万円~10万円支払う、なんてところも。

裏話は、結局技能実習生の子たちから、保証金、手数料、
もろもろいって徴収する。
『日本に行ったらもっと稼げる、トイチの利子でも
 軽々返せるほどに・・・』
それを信じて、借金して工面する。

なんて言われて日本に来て、現実を知る。
下手すると、中国で騙されたのではなく、
日本人に騙されたとなる。

受入団体がトロくさいと、受け入れた企業が多大な迷惑を
こうむることとなる。


今後、中国は技能実習生送り出し国としては
いかがなものかと考えられる。
それなりの出稼ぎ、そこそこの低賃金労働力との成立を求めるのであるならば。












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