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求人倍率は高いのに人手不足は深刻なまま・・・ [人口減少社会]

みんな大好き『人材問題』の時間です。
求人倍率は高い、でも人手不足はナゼ?

単純です。

日本人で欲しい若年低賃金労働力は、そもそもの人口減少により
分母が少なく、なおかつまともな成り手がいないのが答えです。
それが製造業であり、建設業であり、介護業界であり、サービス業です。

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以下はネバーまとめのコメントです。

http://matome.naver.jp/odai/2142258609519823101

有効求人倍率が、1.15倍にまで改善されたと話題に!仕事を探す人より、
求人数の方が多い状態は14か月も続いてる。
しかし相変わらず人手不足は深刻なまま・・・今、どうなってるんだろ?

1992年3月(1.19倍)以来22年9カ月ぶりの高水準だった。
仕事を探す人より、求人数の方が多い「1倍」台は14か月連続。
2014年平均の完全失業率は3.6%、前年より低下し、4年連続で改善した。

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赤線が求人倍率、青線が失業率。その差はどんどん広がってる。


同時に、求人難による倒産も急増してる!?

採用広告費用が増えて、経営にも大きなインパクトになっている。
人手不足が常態化すれば、建設業では工期の遅滞や中止、
製造では生産の遅れ、外食産業では営業時間短縮や閉店など発生し、
業績不振になることも必然。

建設業界 3社に1社が採用人数を確保できていない状況なんだとか。
     オリンピックもあるし、もう待ってられないから外国人に頼るしかない・・・。

運送業界 2015年には14万人のトラックドライバー不足になるという。

介護業界 ここにきて介護報酬の引き下げで、泣きたい。

外食産業 牛丼チェーンなどが、深夜時給1,500円という、最低賃金の
     2倍に近い時給を提示しても、アルバイトが集まらない。


人手不足だけじゃなく人材不足でもある。
パートや派遣などのコストの安い労働力で代えることで
コストダウンを目指す経営では人材を育てられない。



いったいどんな世の中に向かって突き進んでいるのでしょうか。

貨幣経済の今の世の中、お金を稼がなければ家族の生活はままならない。
お金獲得ゲームに否が応でも巻き込まれている現実からは逃げ切れない。

技能実習生や高度人財という選択肢は、企業の人的国際化の流れから、
正に現実的な最高の手法であると確信しています。










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