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技能実習生、建設業界5年の延長、結果はボロボロ・・・ [技能実習生の法改正]

5年に延長した技能実習生、建設業界だけ先行実施されているも、
結果はサンザンな状況のようですね。

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日本経済新聞 トップ > 社説・春秋 > 記事
建設人材の確保は多角的に 2015/5/6付
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO86444420W5A500C1PE8000/

以下、一部抜粋です。

・中国などアジア地域でも賃金が上昇し、
 日本は以前ほど魅力的な就業の場でなくなっている。

 →しかも異次元緩和にて円安が進み、特に中国人には出稼ぎの魅力は激減。
  だから失踪も激増した。

・実習生の有力受け入れ団体である全国鉄筋工事業協会は、
 過去に実習した700人以上の中国人を対象に再来日の可能性を探った。
 だが、本人と連絡がとれ契約できたのは、19人にとどまる。

・政府は今回の措置にあたり、実習体制の管理を厳格にし、
 受け入れ企業には日本人と同等以上の給与を支払うことを
 義務付けた。

 →+2年のメリットは、双方にとっても魅力的ではないということ。
  =あくまで出稼ぎであり、高賃金では欲しくても雇えないということ。
  =出稼ぎが稼げないなら出稼ぎに出る意味がない。


労働人口の減少を踏まえ、20年度以降も外国人材の活用を考えるのであれば、
日本の労働市場を魅力的にしなければならない。
しかし、相手先の事情もあるので、そんなに簡単には目論見通りに進みません。

結論として、建設業界の人材確保には総合的にコストがかかる、
コストだけではなく、情報収集能力、様々な労力と、「時間」を必要と
してしまいます。

失敗を怖がらずに、一にも二にも、実行して答え合わせを
自社で進める以外に道はないものと思います。

タグ:建設
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