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介護に外国人は雇用に足りうるのか。EPA、派遣、技能実習生含めご意見ください。 [介護 技能実習生]

介護業界の人手不足については、何度も取り上げていますが、
今回いくつかポイントをあげますので、当ページ下部より
ご意見いただければ幸いです。

現在の外国人の雇用については、数の大小を問わなければ、
色々な国の方が就労されていますし、
EPAやそもそも派遣など介護職の雇用形態は様々です。

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■就労資格

何はともあれ、日本国内にいらっしゃる外国人の方々は
就労制限があり、こと介護職に就ける資格は以下2つのみです。

①日系人、永住者や日本人の配偶者など就労制限がない在留許可
 ⇒現在、直接雇用もしくは派遣などにて就労中ですね。

②EPA、期間中に介護士などの資格を取得できた方、
 またその資格取得中の就労を認められている方


以上となります。


■国

前述の就労資格より、②はともかく、①の場合、中国人、韓国人、
ブラジル人、様々な国の方々がいらっしゃいますが、
国民の気質や日本人との親近感を考えるに、
英語圏、ファミリーの絆、歴史的背景など総合的にフィリピン人が
イチバン適していることと考えられます。


■現実的視点

具体的にはフィリピン人に限らず、国民的傾向はあっても、
個々の人の性格や個性は様々です。
在日の日本文化や習慣に慣れ親しんだ外国人が理想ではありますが、
逆に介護職だけではない選択肢(就職活動)が可能です。

「これが正解」という選択肢が一律的にあるわけではありません。

介護職だけにコミュニケーション能力として、読み書きができないと
仕事にならない面もあるでしょうし、都合の良い方々とのご縁が
そうそうに転がっているわけでもないのが現実です。

何が言いたいかというと、派遣やEPAには数に限界が見えているのではと
思う次第です。



■技能実習生という選択肢

であるならば、現在閣議決定の元国会審議中であります、
技能実習生はいかがでしょうか。

ご縁があるないに関わらず、EPAほどのハードルを強いておらず、
日本語能力についてはハードルをつけ、全国どこの施設でも
平等に人材確保が可能となります。
また、現実的には人格や経歴を含め、人材の選択が可能です。
*現状では訪問介護系や10人未満の小規模施設では不可。

ここで技能実習制度を提携している国を考えると、前述のように
やはりフィリピンの方が一番適していると思います。


後は、偉い方々が具体的なレールを敷いてくれていますので、
我々現場で動いている者は、いかにそのレールに乗って、
現実的に制度活用できるかどうか。

ここに尽きると思われます。


以上の背景から、我々の仲間でフィリピン国にて介護用人材教育を事前に施し、
受入開始に合わせて、日本語検定4級(N4あわよくばN3)以上、
介護実務の具体的な研修など鋭意準備している次第です。

介護の現場からの具体的現実的なポイントを
ご指導ご鞭撻願えれば幸いです。

よろしくお願いいたします。











タグ:介護
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