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お尻に火がつかないと人材確保対策に取り組めない経営者 [経営者の悩み]

今朝の新聞にも『景気回復、働き手減少も』と記事がありました。

2013年3月調査と比較して、
2015年3月調査時で、幅広い業種で人手不足が広がっていると。

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お伝えしている技能実習生は、受入れに半年かかります。
申込時の必要書類の煩雑さにも多少時間がかかりますし、
チェックポイントを確認できないとお申込み自体
お受けできかねる場合があります。

加えて、送り出し機関に人員募集の依頼をかけて、
約一カ月後に選考会。

そこから、送り出し先の国の入管手続き、並行する教育実習、
加えて日本の入管手続き、入国後も一ヶ月の集合講習。

すべての手続きを踏んでからやっと配属と考えると、
実質最短でも8カ月前後必要となります。

誰でもいいわけであるならば、そこまでお時間をいただきません。

しかし、コレは初めて取り組む企業にとっては
大きなネックと感じています。

8カ月先の景気が読めない・・・多くの中小経営者は
そう考えてしまいます。



そして、現在人手がなんとか足りているのであれば、
余剰人材への手は打たないのが現実です。

人間は風邪をひいて初めてお薬を飲みます。
糖尿病になるからと言って、生活習慣はなかなか
変えられないのが現実です。

でも、なってからで間に合うものかどうかも
考えておくべき大きな潜在的問題であることを
頭の中に入れておくべきです。


・・・考えてみてください。

ぶっちゃけ、派遣従業員を受入ている企業にしてみたら、
入れ替えすると、かなりの人件費削減につながります。

特に残業代は、最低賃金に近しい実習生にお願いしたら、
派遣従業員の比ではありません。


また、のんべんだらりの従業員もいらっしゃることと思います。
どこの企業も同様に、従業員の活性化は目に見えにくい部分ではありますが、
能率を考えると様々な改善策は必須のポイントです。
なぜならば、人件費はかなり大きな販管費だからです。


従業員の雇用形式を問わず、ココにメスを入れたがらない経営者も
多くいらっしゃいますが、あくまで経営者として数字を見た場合、
手をつけずに、極論、座して死を待つ方が多いのが私の個人的な感想です。


これだけ世知辛い世の中ですが、国際化も進み、
ダイバーシティなる言葉が生まれるように、
雇用も多様化しているのが現在です。

時代の変化に取り残されることなく、
積極果敢に、まだゆとりがあるうちから取り組むことも
経営者として欠かせない資質の一つではないでしょうか。


癌も初期発見が治療可能の確率が高まることと同様に、
転移が広がり、手をつけられなくなる前に、
せめて健診ドックを受けてみるのも良策と考えます。

一度技能実習生の受入に取り組んでみませんか?














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