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人手不足倒産ならぬ、人件費増大倒産も増えそうです。 [労働力確保と維持の重要性]

国を挙げてのインフレ政策、人件費はどんどん増大中です。
おそらく2015年の最低賃金も各都道府県にて賃上げとなるでしょう。

下手をすると+10円、いやそれ以上かもしれません。

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日本経済新聞 2015/5/18 23:57
派遣時給、3カ月連続で過去最高を更新 三大都市圏4月
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO86954610Y5A510C1QM8000/


特に低賃金、サービス残業などにて支えられてきた産業では
ことごとく売価を値上げするなどにて対応せざるを得ません。

身近な生活の中では、食料も衣服も住宅も、様々正にインフレです。



あまりココに固執してフォーカスするわけでは決してありませんが、
ここでも技能実習生の存在は助けになります。

現在、技能実習生は現実的には、各事業所所在地の最低賃金にて
直接雇用の形態をとっています。

他に監理費など費用は掛かりますが、率直に残業代や深夜割増など、
日本人従業員より割安にて、人件費を抑制できる効果があるからです。

ただし、この技能実習制度は、低賃金でコキ使う人身売買、
奴隷制度でけしからんと海外から批判を受けているため、
政府はここにもメスを入れ、改善を促す法改正を進めているようです。


どこまでいっても、少子高齢化にて人口減少社会においては、
輸出を抜きにすると、国内市場が毎年目減りしていくため、
ボディブローのように、経済全般と我々庶民の生活を圧迫し始めます。

昨年、2014年に表面化し始めた人手不足倒産から、人件費増大による
倒産まで進展していくことは自然な流れなのかもしれません。

生き残りをかけ、ダイバーシティなる現在、外国人の雇用と、
そのノウハウをもって、海外への進出も大きな選択肢として
挑戦していくことをお勧めいたします。


もしかしたら、10年後、20年後、我々の子供が社会に旅立つ時代には、
日本人、外国人を問わず、利益を上げ続ける価値のある人材しか生き残れない、
また、どの国の方々ともビジネスができる人材でしか潰しがきかない
世の中なのかもしれません。









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