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介護の技能実習生には日本語能力だけが事前必須修得事項なのでしょうか。 [介護 技能実習生]

介護の技能実習生について、法制化が進んでいますが、
今までのモノづくりと違い、人を相手にするサービスですので、
入国前に日本語検定4級以上の習得を必須とするように、
ガイドラインが現在既定路線として提案されています。

しかしながら、同時に「介護サービスの質の担保の方策」についても
未だその手法については議論の途中です。

果たして日本語能力だけが介護業務に事前に求められる必須能力なのでしょうか。

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少し考えただけでも、いくつか気になる点が浮かび上がってきます。

・お通じが悪く腹痛を訴える方に、下剤はお渡ししていいのでしょうか。
 その許可を責任者にきちんと確認することを徹底できるのでしょうか。

・入浴時にお手伝いをしていて、手が滑って要介護者を骨折させてしまった場合、
 果たして誰が責任を負うのでしょうか。

・大声を出したり、奇声を上げたり、怒り出したりする方が多い場合、
 どのように対処すればよいのか、現場の先輩は十分な経験値を
 その都度伝えられるのでしょうか。

・介護/入浴/服薬/受診を拒む方に、どのように対処すれば良いのでしょうか。


しかしながら、これは当面、経験豊富な責任者の方に同行し、
経験を積みつつ、きちんとコミュニケーションを図ることで、
解決していくことでしかありません。

これら以外にはどんなことが求められるのでしょうか。


・・・


現場の現実を広く教えていただくために、様々な介護施設様に
現在、色々ヒヤリングをしています。

ご意見など広く募集していますので、
ケアマネージャー様や介護職員様などはぜひご意見いただけますと
今後の事前教育のカリキュラムに反映させていただきたく思います。

基本的な日本語教育については、我々の今までの経験則の中から、
ある程度は構築が可能ですが、介護職種に限っては、できる限り
カスタマイズした事前教育を施したく、試行錯誤を繰り返しています。


以下のコメント欄などに、ぜひ忌憚のないご意見をよろしくお願いいたします。



タグ:介護
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