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アナタの親はすでに介護難民?!外国人であっても(失礼)助けて欲しいのが本音では。 [介護 技能実習生]

私の危惧する介護の将来について、ほぼ共感できる記事がありました。
まさしくお伝えしてきた通りではありますが、具体的かつ現実的な解決策にまで
言及できていない点だけ不満に思いました。

私の解決策としての結論は、
『外国人技能実習生』の受入しかありえないと考えています。

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BLOGOS 藤田憲彦 2015年06月24日 10:00
2025年度介護職員38万人不足
http://blogos.com/article/118545/

同 2015年06月25日 10:00
介護保険未納額274億円
http://blogos.com/article/118771/



まず、介護人材が不足していると様々報道されていますが、
おそらくほとんどの方々が未だ他人事と関心を強く寄せていないのが
ある意味普通な世の中なのでしょう。

でも記事にありますように、

『自衛隊の隊員の数が約22万人、消防署の職員の数が約16万人ですから、
 ちょうど合わせたくらいの数が「不足」しているのです。』

イメージが湧きますでしょうか。

近い将来にわたって徐々に自衛隊員が少なくなり、やがていなくなる。
近所の消防署の職員が年々一人二人三人減り、消防車はあっても
運転して火事にかけつける職員がいなくなってしまう。


この例えはある意味『非常時』での例えですが、これが、自分の親、親戚、兄弟、
身近な身内の人間が、介護の手が必要なのに、預けられる施設(職員)がいない、
とした場合を想像できますか。

この意味がわかるでしょうか。

旦那も嫁も両輪で働いて、やっと生活が維持できている世帯に対して、
親が認知症になった、骨折したら寝たきりになった、どうしますか?

まず奥さんの所得額と、施設入所の支出額とを
天秤にかけて考えるのが一般的でしょうか。

でも、奥さんがお仕事を辞めてもマイホームローンは返済し続けることが可能ですか?

奥さんが介護をするのは、そもそも自分の親ですか?
旦那さんの親ですか?

奥さんの精神状態は大丈夫でしょうか?


*昔と違って、今の女性たちは能力を発揮し社会の中で活躍する方も増えましたが、
 ほとんどの方々は、普段の生活に文句タラタラ、昔と違って『我慢』ができない
 女性ばかりだと思います。そして、我慢や忍耐から逃げようと思えば逃げてこれた
 方々ですので、ここぞというときに踏ん張れる方ばかりではないと思います。
 *偏見と失礼を承知で忌憚なくコメントさせていただき申し訳ございません。

では、多少の損を覚悟してでも、奥さんの精神状態を守るため、
施設への入所を決断します。

今はまだ受け入れ施設は探して順番を待てば、最悪施設を選ばなければ
まだ入所できるかもしれませんが、地域によっては今年?来年?再来年には
すでに入所待ちが何週間?何カ月?何年?!続くのか、このままでは
わかりません。
施設は増えるのかもしれませんが、そもそも職員がいないのですから、
加速度的に困窮具合は悪化していきます。


結局逃げ場はなく、仕事で疲れた旦那さんも奥さんを手厚くフォローし、
奥さんが家に入って家事を加えた介護に毎日取り組む以外、
選択肢はなくなってしまいます。


芯の弱い奥さんは、精神的に弱ってしまい、また違う問題が発生し、
もしかしたら独居老人のみならず、身内がいる家庭で要介護老人殺人事件が
多発し始める可能性も想像に難くない事態です。


アナタのご両親は健在ですか?

アナタのご家庭の近い将来に、介護の魔の手は伸びてきませんか?




そして次の記事の介護保険未納額の問題でもありますが、
資本主義の経済社会が続く以上、経済力さえあれば何とかなるかもしれません。
要はお金さえあれば、親が入所できる確率は高くなるのではということです。
費用が高くなればなるほど、職員の報酬も上がり、
そんな施設では、人手不足に悩まないのかもしれませんしね。


ですので今のうちから、保険も所得(貯蓄?)も考えて様々準備しておかないと・・・
普通は一晩寝たら大金持ちにはならないし、もしかしたら若いうちから様々計画し
準備していかないといけないことなのかもしれません。
そんな時代でもあります。

そして、このように個々で経済力など増強する必要もありますが、
結局は介護いただく職員さんがいるかいないかに尽きます。


長くなったので結論に入りますが、私は決して社会全体の問題を考えるワケでもなく、
上述の自分と自分の家族と、その周りの身内だけでもジワジワ迫りくる介護難民の恐怖から
守れたならと考えて準備しているつもりです。

しかしながら、たまたまですがこのような業界に身を置き、こういった話題に
敏感かつ業務の範疇に入ってくることでもありましたので、
地元で介護施設はともかくも、介護職員の成り手を増やすお手伝いができることに
気づき、外国人技能実習生での受入れを進めるべきであると考えています。
あまり誉められた視点ではありませんが、賃金を上げきれない財政的な背景からも
現実的な手法であると思われます。

加えて申せば、国はフィリピンで教育、実際の研修までカバーできる人財教育を
施してからの受入を現実的な理想として、目指して取り組んでいる次第です。

ですので、まず所得の問題をクリアできたとするならば、
具体的、現実的には私の身内の範囲で介護職員不足に対して、
解決の一助となれたなら、公私ともに喜ばしい限りです。

最後は端折りに端折りましたが、介護については、なってからでは遅い
身近な問題として、ぜひ事前に様々準備すべきことをお勧めいたします。


そして、できる限り、介護いただける職員の方々も、
それが外国人であったとしても、ちゃんとした対応ができ、
人手不足の対処となる人財教育を進めたいです。


介護難民を一人でも少なくするために。

タグ:介護
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