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難民申請中の外国人を労働力として使い捨てしていいのでしょうか?! [技能実習生の法改正]

低賃金が可能な外国人労働力を利用しようと、
難民申請中の方々を使い捨てている人材会社と、
その背景に目をつぶる大手企業。

大変残念なニュースがネット上でも駆け巡っています。

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ロイター ニュースBusiness | 2015年 07月 29日 15:37
特別リポート:「スバル」快走の陰で軽視される外国人労働者 http://jp.reuters.com/article/2015/07/29/special-report-subaru-idJPKCN0Q21H220150729


ロイターをはじめ、NewsWeek、東洋経済ONLINE、
ヤフーニュース、BLOGOS、全部転載しています。


以前より耳にはしていましたが、やっぱり悲しい結末にたどり着いてしまうことに
残念な気持ちでいっぱいです。


法的には確かにイリーガルとは言えないことが、さらにツライところです。


雇用の調整弁や、民間レベルの国際貢献・人材育成につながるためには、
法律にのっとるだけではなく、人を人として最低限尊重すべきモラルを
持ち合わせていなければいけないことを、本当に痛感させられます。


仏作って魂入れず、なんてことわざも思い出しました。



なお、外国人技能実習生についても低賃金で批判を受けますが、
実質経済格差を考えての出稼ぎに合意して来日していますし、

監理団体の手助けがなくても、
受入企業が入管対応、送出し対応、コンプライアンス含め制度を適正活用できるなら、
彼ら彼女らが、日本の受入企業でスムーズに業務に従事できるなら、
生活などに困らず3年間を全うできるなら、

監理団体なんてなくていいんです。


でも国がこの部分をやらず、あくまで許認可団体に監理をさせるのであれば、
そこに費用が掛かるのは当然であり、

また、受入企業側にも許容範囲内にてコストが収まらなければ、
実際の受け入れなど不可能であることを、

是非とも理解いただきたいものです。


コンプライアンスを遵守し、現実論がそれぞれ調和するならば、
真の国際貢献、人材育成となる素晴らしい制度です。


正に魂込めて、モラルを持ち合わせ、人を人として尊重しつつ、
制度運用を図ることこそが肝要であり、

扱う人がマネーゲームしか頭にないと、
記事のような不幸な結末に容易に陥り、

そして、無責任な人間がこれらの責任を追及されないことこそが、
諸悪の根源ではないかと考えます。


今回の難民悪用も同様ですが、外国人技能実習制度についても、
法改正並びに制度適正運用の、「早期実現」に期待してやみません。











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