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田舎であればあるほど、人手不足対策に外国人技能実習生が・・・ [人口減少社会]

ある地方都市の地元新聞の記事です。

地元の方々には大変失礼ですが、あえて具体例として
ご紹介させていただきます。

釧路新聞 ON THE WEB SITE 2015年08月06日
建設業にもベトナム実習生/管内4社
http://www.news-kushiro.jp/news/20150806/201508061.html


01.JPG


釧路市は検索して出てくるデータでは、


人口: 18.12万 (2010年)


公立大学もある立派な地方都市です。


moo.JPG



人口動態の細かいデータまでは調べていませんが、

結局、少ない限られたパイを奪い合う人材獲得合戦が、
見えない知らない世界で繰り広げられているということですね。


大変率直な物言いで申し訳ありませんが、受入企業も何も好き好んで
外国人を使いたいわけではないと思います。


ただ、いつの時代でも同じかと思われますが、若い方々は

どうしても簡単、キレイ、楽、etcな仕事に就きたがり、
マスコミやIT、お役所、銀行など、華やかで見栄えの良い業種に
人気が殺到します。



えてして、記事にある建設業界、農業、漁業、製造業へは
日本人は好き好んで仕事に就きたがらない傾向が、
これだけ若いだけで希少性が高まってくると、
特に顕著に見られることと容易に考えられます。


建設業界一つとっても、今日のような真夏日には
炎天下の中、作業服で、ホコリや油にまみれ、汗だくになって
体を動かし、朝早くから、夜遅くまで、くたくたになるまで
働きます。
本当に頭が下がる思いです。

そして、これが毎日。

暑い日も寒い日も。


そして、それが長年勤まるのは、えてして若い元気な方々に
他なりません。





かつての日本人は、食べるに困る戦後は特に、
仕事にありつけるなら選ぶ余裕もないままに、
必死で働いてきました。


そして、縁のあった会社や職場で、その競争に打ち勝った人が
頭角を現し、昇進していきました。


今では、職を選択する自由が確立され、さらには労働者の権利は
不公平なほどに保護されています。



外国人がナゼ日本まで親族、知人、誰も知りあいもいない中、
出稼ぎに来てくれるかと言えば、
正にかつての日本と同様の実態があるからこそです。



そして、贅沢とワガママを許され育った日本人が社会の厳しさに触れると、
すぐに逃げ出し、相手のせいにし、見えないところから攻撃するような、
それが常識とさえ認識している日本人が増えています。


そんな日本人よりも、バイタリティーがあり、縁を大事に
一生懸命働いてくれる外国人のほうが、よっぽどかマシであり、

加えて、人財という在庫(失礼)がそもそも市場にないのでは、
他に選択肢がありません。



ただし、あくまでもモノではなく、感情のある「ヒト」なので、
接し方ひとつとって、色々悩まされますし、思うようには働いてくれないことも
十分あり得ます。




だからといって、あれもいやこれもいやというならば、
事業そのものを辞めるべきです。

実際には、辞めるに辞めれない中小企業の現実も含めると
この道を積極果敢に挑戦していく以外に、道はありません。


是非とも先々が見えない時代に、見えるものから現実的な対策を進めて、
PDCAサイクルをギュンギュン回し、自己防衛、自己革新を促していくことを、

お勧めいたします。





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