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外国人技能実習生(研修生) は解雇できるのか?! [技能実習生自身の問題]

外国人技能実習生(研修生)は、3年(1年)の雇用契約を約束されて、
初めて日本にやってきます。


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ただし、長いこと待って、配属後、いざ仕事をさせてみたならば、
まるでダメ。


社長の前では、『はい、がんばりますっ!』と元気よく答えるものの、

『一生懸命やってます!』とはいうものの、周りの2/3ほどの作業結果しか出せない。



これで同じ給料もらえるの?!


なら、自分も2/3程度でちんたら仕事してればいいや。


なんて悪循環の歯車が回り始めます。



制度趣旨では『国際貢献・国際協力・人財育成』をうたうため、
能力不足が理由での解雇は不可能です。

逆にダメ人材をちゃんと育成しなさい、といわれて良しなのかもしれません。


企業もその子を良かれと思い選んだ責任と、
その子にも教育など招聘コストをかけ呼び寄せています。

解雇したら、これらは死に金となってしまいます。

その子の代わりは、また一から時間とお金と労力をかけて選び直しです。



そして、その子も、合格したその日から、借金してまで半年の無報酬生活をし、
日本語を覚えて来日しています。




まがりなりにも直接雇用の正社員(期間限定社員)契約です。
企業側の理由での解雇は、後に様々な悪影響を及ぼすような現代社会です。

それでも会社は、最悪の悪循環を生むことなく収めなくてはなりません。

様々指導しても、限界はあります。



はたして、いかにして解雇の流れを作るべきでしょうか。



日本人と同様に、自ら『辞めて帰国します』って言わせるしか
手はありません。



その時の諸状況もありますし、総合的な判断となりますので、
一概には言えませんが、やりようはあると思います。



こういった部分は正に経験値でしかなく、
組合の担当者の腕次第です。

受入企業の担当者と組合の担当者と綿密に打ち合わせを重ね、
上手に求める結果へと導く計画を立てます。



選考も何度か繰り返すうちに、ご自分なりの判断基準が
出来上がってくると思われます。


合格者選定は非常に難しいものですが、
入口の時点でまともな人財を獲得することが、
解雇自体、頭をよぎることはありません。



人選はぜひとも真剣にお考えください。




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