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犯罪摘発が急増している外国人技能実習生の失踪解決策について [技能実習生自身の問題]

何度も何度も取り上げていますが、失踪する外国人技能実習生が
急増して、犯罪摘発件数も同じように比例して急増しているようです。


外国人技能実習生の摘発急増、
2年で3倍…受け入れ先の“ブラック化”から失踪、犯罪に加担
産経WEST 2015.9.7 15:00
http://www.sankei.com/west/news/150907/wst1509070046-n1.html


growth.jpg
*画像はイメージです。


記事にもありますが、ここで注目したいのは、
中国人の犯罪加担が増えているということです。


幾度となくお伝えしていますように、数年前と比べて
約4割も当初稼げる予定であった金額よりも、
自国に持ち帰る際には、目減りしてしまっている現状において、

中国人技能実習生は、帰るに帰れないのです。


今でも中国人の技能実習生を受け入れ継続している組合や企業が
あるようですが、ストップされない限り、ある意味犯罪予備軍を
量産し続けているようなものです。



もちろん送り出し機関をはじめ、組合などの第一次受入機関が
きちんと事前告知をし、本人たちが制度趣旨と出稼ぎ可能な額面を
理解した上で来日してくるよう努められればとも思いますが、

所詮以前と明らかに薄まった魅力では、出稼ぎにくる以外の
不法就労目的などにて来日することが多いということでしょう。

*乱暴な意見かもしれませんが、そういった側面も考えられる
 ということを、指摘させていただいております。



そして、真っ当に取り組むほとんどの組合は、中国から
ベトナムやフィリピンに国の鞍替えを順次行っております。

国によっては、中国人からの振り替えが急増し、
行政の処理が追いつかず、来日までの申請手続きなどに
遅れが生じているケースも実際に今年2015年に経験しております。


良くも悪くも、3年間というタイムラグが発生しますので、
どうしても急激に世情が変わると、変化に対応できない縛りについては
こういった歪が生まれてしまいます。

現実的には、失踪したらしたで、致し方ないと諦めている組合や企業も
多くいらっしゃることでしょう。
実際には、組合職員や受入企業の様々な努力もあれば、
問題件数や人数は減らせる可能性はまだまだ少なくはないとも思いますが。



この件については、出稼ぎの目論見の落差が大きくならないことが、
大きな改善要素であり、であるからこそ特効薬はなく、
それぞれの自助努力でしか対応できかねる難しい問題です。


現在できることは、中国受入を辞め、日本との経済格差の安定した国に、
切り替えることしかないのではと思われます。


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