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外国人技能実習生制度の問題点、『組合』の不透明性 [組合などの監理団体について]

この外国人技能実習生制度を人手不足対策の一つとして、
有効活用しようと取り組み始める新規受入企業が増えています。

そして、こういった企業がたどる道はおそらく、

どういう制度か、そもそも誰に相談したら良いものか、
どこに頼めば良いのかと、色々探し、情報を求め、それぞれに勉強したのち、
お知り合いに頼んだり、電話やメール問い合わせをして、
縁のあった組合に頼むことがほとんどの流れかと思われます。


では、その組合が受入希望企業の信頼に足るサービスを提供してくれるかどうかは、
実際のところどうやって判断されますか?

また情けない組合が発覚いたしました。


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横領:実習生事業悪用、組合費を着服 容疑で役員3人逮捕 /広島
毎日新聞 2015年09月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/hiroshima/news/20150916ddlk34040613000c.html

なぜ発覚したのかは、ご多分に漏れず内部リークでしょう。

事務員さんか経理の方に恨まれるようなことをしていたのでしょう。


組合は決算にて組合員に報告する義務があります。
会費を納めていただいているからに他なりませんが。


そして、報告されても中身までいちいち細かくチェックすることは
実際に不可能ですし、会員の企業にしてみたなら、便宜上、その組合の提供する
サービス(外国人技能実習生受け入れ事業)を利用したいだけですから、
真剣にチェックする企業もそれほど多くはないからなのかもしれません。

つまりは、組合の役員ともなれば、不正の温床だらけということになります。


そんなトップが務める組合に、受入企業は参加したいと思いますか?


よって、お医者さんのセカンドオピニオン同様に、
相見積と、監理費の業務内容を事細かに確認すべき必要があるということを
お伝えしたく思います。


以前にも触れましたが、組合選定は受け入れ経験してみないことには、
実際の対応の良し悪しを判断できません。

初心者が判断できるのは、あくまで組合の担当職員が信頼に足るのかどうかを
見極める必要があります。

ここのスタート地点で間違いがあると、決して目的に沿う受入とならなくなります。


組合も民間会社のように、ほとんどまともな組合と思いたいところと同時に、
詐欺まがいの組合もあることを、特に注意してくださいね。








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