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外国人労働者の受入について議論が表面化するも遅々として進まない。。。 [人口減少社会]

今更、学者の方々に言われるまでもない。。。
机上の空論でもなんでもなく、すでに今、起きていることです。


定住外国人の問題を考えることは避けることはできない!
鈴木崇弘 | 城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科客員教授
2015年12月23日 10時14分配信
http://bylines.news.yahoo.co.jp/suzukitakahiro/20151223-00052724/


963170be.jpg

どうする?外国人労働者受け入れ、日本の人口が減る中で・・・
TBS系(JNN) 12月24日(木)19時20分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151224-00000031-jnn-pol

議論はされているようですが、企業にとって人手が足りないというのは
ある意味、死活問題です。

仕事が期日までに回らないなんて、存在価値がない。

人手不足だからと、頼んだメニューが1時間たっても来ないお店に、
誰が食事に行きますか?

頼んだ荷物が、予定通りに来ない、人手が足りないから。
誰が頼みますか?




議論は活発になってきているようですが、国民受けが悪いから、
選挙が近いから、他に案はあるから、なんでもいいですが、
遅々として進みません。

ということは、既に今、困っている会社は潰れなさいって言われているも同然ではないでしょうか。




誰も助けてくれません。
中小零細の10~20人程度の会社は、
そもそもゆとりなんてないから、
従業員も高齢化してきて、一人減り、二人減り、となった時に、
補充は決して定着しない時代です。

まともな日本人は売り切れてるから。
(どこかですでに働いているって意味です)

=仕事が受けられなくなり、潰れるしかないですよね。


チャンスロスって言葉があります。

決定が遅れれば遅れるほど、
チャンスをロスしている経済損失がいったいどのくらいなのか、
お偉い学者さんや政府の方々は、全く考えられていないですね。

数字ではじいて、見得る化して欲しいくらいです。

TBSの動画で取り上げられている介護現場などでは、
もしかしたら経済損失のみならず、人が十分な介護を受けられなかったために、
死が早まったり、病気になってしまったり、なんてことも含めたならば、
まさにプライスレス。


そういう責任は、誰もとらない。

今こそ、臨機応変に対応し随時答え合わせを進めていく、
誰かしらリーダーに任せて進んでいくしかないのでは...とさえ思ってしまうことがあります。


人材不足は、モノではなく、人です。

外国人も様々です。

国によっても、個人によっても、かなり違いますし、
何より感情があります。


どんどん移り変わっていくものだということです。

規則のみならず、良心と心意気でしか、解決できないものもありますし、
何より、理屈とうまくバランスがとれればと願ってやみません。


そして、ちゃんとアンテナを張りつつ、先を見据えた変化に対応できるよう、
努めていきたいものです。













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法改正など整備が後手後手だから、こうなる人手不足が顕著な業界。。。 [労働力確保と維持の重要性]

結局そんなものです。
これが民主主義法治国家の限界なのでしょうか。

人手不足で検索すれば、やっぱり建設、農業、医療福祉(介護)の人手不足による
施工の遅れ、農業問題、介護施設の閉鎖。


01.JPG

↑↑↑「人手不足」で「ニュース」で検索した結果、自分のパソコンでは、こうなりました。


人口減少社会の到来は、政府はもちろん日本国民だってわかっていたはずです。

目の前のことではないから、後回しにしてきたツケが、
今、またこの先、大きく支払わされようとしているだけです。


そして、国民受けの良い発言と空約束しかしない政治家を選び続けてきた、
日本国民の責任と言えるのでしょう。

『大衆は常に間違っている』


この『間違っている判断しかできない大衆』に、かじ取りをさせていること自体が、
限界にきているのかもしれません。


もちろん、十分な対策を講じてこなかった経営者、
並びにその従業員は、相当の被害をこうむることでしょう。
これもまた、自己責任の社会ですので、当然です。

従業員は、引く手あまたの労働力不足社会ですから、転職すれば良いでしょう。
経営者も、今や首を吊る時代ではありませんので、
誉められた話では決してありませんが、
倒産して、自己破産して、当事者責任を全うした後に、
社会復帰すればいい話です。


それでも、日本全体を考えた場合、遅々として進まぬ法改正、
この原因は国民感情なのかもしれませんが、
日本の経済力を代表する国力は、坂道を転がり落ちるかのように、
落ちていく可能性が高いリスクをはらんでいます。


今いてくれる従業員を、できるだけ大事にし、

モンスターは素早く排除し、

働きやすい環境整備と、

従業員の安定した生活をいかに整備できるか。


この点に、今後重きを置く会社が、唯一生き残れる会社なのかなと、
極論、思えてなりません。


後は、頑張って成果を上げた社員には、費用対効果を評価する。

競争原理も取り入れてこその、会社経営であると思います。


偉そうに言う私も、自社内とお客様先で様々問題解決の方法を苦慮しますが、
特効薬は決してありません。


『変化に対応する』会社こそ、生き残っていけると思います。


会社の考えから、個人の想いまで、キャッチボールを都度都度図ること。

あっはっはの企業内風土をつくること。

例えばですが、有名な未来工業さんのお亡くなりになった名物社長のことを思い出しました。
報連相はダメ、携帯はもたない、年功序列の終身雇用、
改善案にはすべからく500円の報奨金、世界一休みが多い会社、などなど
実際に取り組んでいらした、様々な社内ルール。

やりようはいくらでもあるはずです。

アナタの会社で何か良い社風やルールの整備手法などありましたら、
ぜひ教えてください。















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中小企業の人材採用の現実…取れないではなく、いない。 [経営者の悩み]

私たち自身も人手不足で人財に苦しむ一中小企業です。

『良い人財』はいつでも欲しいんです。

やる気のある方、一緒に働いてみませんか?苦笑

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のれんや看板は維持していく。
目に見えない経費や維持費は会社が負担している。

そんな中、売上、利益を稼いでくる良い人財は、
いつでもウェルカムです。



ただし、そんな人はいない。


将来性はあると言えるので、応募はないことはありませんが、
いただいても良さそうな方はなかなかいません。


そして、見込ありそうと採用してみても、
この業界も経験と知識に裏打ちされたトークや立ち回りを要するため、
新人がなかなか育たない。


理屈も現実も、意欲さえあれば、逆に資格などは必要ない業界ですので、
夜も寝る暇を惜しんで、正に人の倍やり続けさえすれば、必ずそれなりの立ち位置を
確立できます。

正にこれから代わりのない人財へと、自身が成長できるのに、
途中で挫折する人が多いんですね。


そして、そこまで新人を育てることにかかる労力や時間、様々なコストを考えると、
その新人が途中でへこたれることこそ、今までの苦労はなんだったんだと思ってしまいます。

そして、我が身の至らなさも痛感します。



でもね、所詮仕事で人財育成なんて、そんなものです。


何人も雇っては消え、育てては消え、残るのはほんの一握り。

いや、一人でも残ってくれれば報われますが、ゼロが続くときも十分あります。



これが、中小企業の現実ですよね。


経営者は経営側の理屈にて、
物分かりの良い素直に必死に頑張る人材を必要とします。

労働者保護をないがしろにするつもりもありませんが、
現実的には、法律通りでまかり通ることばかりではありません。


でも、それもお互い様なので、キャッチボールさえできる人であればと思います。



そして、今の時代は、少しでも仕事ができると、
それを逆手に、あっという間にモンスターに変身します。

自分の給料が、こんな少ないのはおかしいと。

これから莫大な利益をもたらすから、先に自分に投資すべきだと。
それがない会社にはいられない、他はもっと自分を評価してくれると。

特に、少ない人数で回している企業にとっては、脅しそのものですよね。


正にモンスター。


そして、大変ではありますが、そんな人は必要ないんです。

とっとと、他へ行ってくださいと言ってあげましょう。

マジメにコツコツ取り組んでいる隣の同僚が可哀そうです。



転職市場が活況…人手不足、中小の新卒採用難
YOMIURI ONLINE 2015年12月28日
http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20151228-OYO1T50013.html?from=oycont_top_txt


昔、北風と太陽という本を例えにしてくれた先輩がいました。

要は、明るく元気に楽しそうに仕事をしていれば、
自然と人が寄ってくると。


それでも人がいないのが、今。

そして、これから。


いっそ、我々の人財自体も、外国人を雇用すべきと思う今日この頃です。苦笑




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アナタはどっち?!移民受入、賛成?反対? [経営者や企業のレベルの問題]

アナタは移民受け入れに賛成ですか?反対ですか?

私は賛成です。

もちろんソフトランディング策でもって。


これだけ時代が動いていても、頑なに問題を怖がって、
時代錯誤の鎖国化を図るのは、愚の骨頂であり、
国際社会に取り残されていくだけです。


価値観も何もかもが違う外国人と、島国の閉鎖的な日本人との
接点を日常で増やすことは、
否が応でも増え続ける外国人との、今後の共生、協業に、
大いに役立つことでしょう。

今後の働き方や、職場でのコミュニケーション能力も
大きく免疫をつけねばならないでしょうし、
逃げて回るよりも、積極的に交わる努力をすべきと思います。


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[久峨喜美子]【移民受け入れ議論が具体化へ】~特集「2016年を占う!」移民政策~
Japan In-depth 12月25日(金)20時23分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151225-00010000-jindepth-int


反対論も多く、非難ゴウゴウなのは百も承知。

でも、他に選択肢はないでしょう。


今の中国に誰が逆らえますか?

これからのインドを誰が無視できるでしょう。


今後、ベトナムやインドネシアなどの東南アジア各国は益々発展の一途をたどっていきます。
TPPも妥結に向け少しずつですが、進んでいます。


一人、イヤイヤと駄々をこねる日本が、これからどうして発展を享受できるのでしょうか。


外国人の価値観や文化、歴史背景、考え方、接し方、コミュニケーション能力の幅を
もっともっと広げていかねば、井の中の蛙な人は、どんどん取り残されます。


所詮日本は世界の中の一国でしかないのです。


外国人労働者を受け入れましょう。

もちろん常識の範囲内での最低賃金です。
コレを低賃金というならば、日本人も低賃金だらけです。

経済の大原則です。
仕事ができるから高給取りなのです。

そして、高級取りなのは、それだけその人に価値があるからです。


実際は、生まれも育ちも関係しています。

しかし、それを声高に言って、いったい何が変わりますか?


所詮他人事です。


今の自分を嘆いても、何も変わらず、もっとひどくなります。


それよりも変化を楽しむくらいの姿勢やきもちの方が、
よっぽど人生楽しく生きられ、明るい未来に近づくことと思います。


どれほどにシリアスな問題に直面したとしても、
先人が経験してきた戦争よりは、よほどマシです。


反対論者の方は、車は乗らないのでしょうか。
バスも電車も飛行機も同様に、危ないものですが、
メリットもデメリットもありますよね。
二酸化炭素やガスを吐き出すから、環境問題にも悪いし、
何より事故があったら、怪我どころか死んでしまいますよね。

リスクという理屈で言うならば、誰もがわかっていることですが、
それでも乗り物に乗らずにはいられない生活をしているはずです。


リスクを取るからこそ、新たなメリットが生まれるのであり、
リスクをコントロールしようとするからこそ、メリットだけを維持できるよう
知恵が絞られるのです。

一歩踏み出してみなくては、その先はわかりません。
いや、わかっているならば、余計に人の知恵と不断の努力で、
解決に取り組むべきことではないでしょうか。




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外国人技能実習生の雇用条件について [技能実習生の法改正]

えてして外国人技能実習生は、労働力確保に受入が進みますが、
その中でも、経営者にとってイチバン重要なのは、コスト、いわゆる人件費です。

そして、それは雇用条件によっても大きく変わってきます。
さらには、ココをちゃんと方針確定しておかねば、この先非常に大きな問題となります。


一般的に、最低賃金での給与設定がほとんどかと思われますが、
①- コレを月給制にすべきか、日給月給、日給、時給とするかによって、大きく変わります。

②- 同時に気にかけなくてはならないのが、年間労働時間などと
    出勤日数から休日の予定が確定する社内カレンダー。

③- 36協定、変形労働、色々あります。

④- 最後に、手取り8万円以上(私たちはこのくらいは最低としてます)をお約束いただくことも。。。



まず最低賃金を確認します。


ちなみに、平成27年12月27日現在の最低賃金は。。。


  最高額:東京 @907円


  最低額:鳥取 @693円
       高知 @693円
       宮崎 @693円
       沖縄 @693円

  *差額は214円の違い。同じ日本で。


  全国平均 @798円



ココでは全国平均で計算してみます。



年間労働時間は最長で2080時間が基本です。
一日8時間労働の場合、出勤日数260日=年間休日105日。

この場合、

2080時間 × @798円 = 165万9840円 ←コレが実習生の年収です。

コレを12カ月で割ると、13万8320円 ←コレが実習生の月給、基本給です。



これが、一日の労働時間が8時間じゃなく、7.5時間とか短い時には、
法律的に2080時間までOKと考えると、277.33日≒277日まで。
277日×7.5時間×@798円=165万7845円・・・上と少し金額が違いますね。

そして、7.5時間でも年間労働日数が少ない場合。
例えば250日であったとすると、
250日×7.5時間×@798円=149万6250円・・・激減します。
ちなみに月給は、12万4688円、2080時間の時と1万3632円も違ってきます。


さらには、これが日給であった場合、会社の都合によるお休みでない限り、
仕事がないと給与が少ない月があっても、労務上は問題ありません。

時給も、もちろん同上です。


それでも月給平均が確定したら、健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税など
控除額が見えてきます。
加えて家賃や電気ガス水道代に加え、親睦会、インターネット代、など
会社によって様々な天引きがあります。

この様々な控除があったとしても、実習生には、
手取りで8万円を下回らないことをお約束頂いています。・・・皮肉にも、ここだけ法律は関係ありません。


ちょっと気になったので、最低賃金の中でも最低な@693円で計算してみます。


2080時間×@693円=144万1440円 ÷12カ月=12万120円・・・これを基本給とします。

この場合の各控除金額を整理してみますと、

健康保険 5,877円(沖縄)(ちなみに、5,889(宮崎) 5,930(高知) 5,877(鳥取)となる)
厚生年金 10,519円(全国同一)
雇用保険 601円(一般業種)
所得税   930円
住民税   0 *2年目以降
家賃    20,000円
電気ガス水道代 5,000円

控除合計 42,927円

結局手取りは・・・77,193円・・・法的にはクリアですが、出稼ぎで約束した数字にはなっていませんね。

沖縄計算してみましたが、家賃は安いところがありそうですので、1万5千円としてくれれば、
クリアということでしょうか。

ただし、日給や時給などで、2080時間もない、お休みも多い、なんて会社の場合、
手取り8万円はクリアできないことも。




どこまでいっても、実習生は出稼ぎが基本です。

気遣って休みが多くなり、稼ぎが少ないよりも、
ガンバって働き、稼ぎが多い方が喜びます。

働かせ過ぎは問題ですが、許容範囲の中で、上手に稼がせてあげる事と同時に、
雇用条件は、様々計算してみて対応することが大切です。







いよいよ仕事終わりとなっている方も、多いことと思います。

お仕事、お疲れ様でした。

2015年の本年も色々な事がありました。

2016年の来年も、もっと色々な事がありそうです。


共に明るい未来を勝ち取れるよう、より一層励んでまいりたいと思います。


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完全失業率・有効求人倍率の今後の推移と、日本人の将来あるべき姿。 [人口減少社会]

今後益々人手不足が、各企業ごとに肌身に感じていくことでしょう。

2015年11月の完全失業率と有効求人倍率が総務省より発表されました。



高市総務大臣閣議後記者会見の概要(平成27年12月25日)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/01koho01_02000451.html

11月の完全失業率は3.3%と、前月に比べ0.2ポイント上昇しましたけれども、
これは人手不足感の高まりに伴いまして、
より良い条件の仕事を求めて自発的に離職した方が増加し、
一時的に完全失業者が増加したことによるものでございます。

完全失業率は、本年3月以降、18年ぶりの低い水準である3%台前半で推移しております。
就業者数も、1年前に比べ8万人増加し、12カ月連続で増加しています。 
また、15歳から64歳の方々の就業率は、45ヶ月連続の上昇となっております。
雇用情勢は、引き続き改善傾向で推移していると考えています。

img_03_02_grf.gif

http://www.stat.go.jp/naruhodo/c1data/03_02_grf.htm

上の図をご覧いただけば一目瞭然です。



完全失業率は、3%台前半まで落ちています。

完全失業率とは、コトバンクでは以下の通りです。

https://kotobank.jp/word/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E5%A4%B1%E6%A5%AD%E7%8E%87-159924

完全失業者数を労働力人口で割ったもの。
完全失業者とは,就業者以外で仕事がなくて調査週間 (12月を除き月末週) 中に
少しも仕事をしなかった者のうち,
就業が可能でこれを希望し,
かつ仕事を探していた者および仕事があればすぐ就ける状態で,
過去に行なった求職活動の結果を待っている者を指す。

要は失業者は減っているということ。
=就業できる場が増えているということ。
=使えない人材でも使わざるを得ない状態であるということ。



そして、有効求人倍率は1・25倍と上がり続けています。

有効求人倍率とは、コトバンクでは以下の通りです。

https://kotobank.jp/word/%E6%9C%89%E5%8A%B9%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%80%8D%E7%8E%87-159956

有効求職者数に対する有効求人数の比率のこと。
有効求人 (求職) とは,新規求人 (求職) と,
前月から繰り越された求人 (求職) とを合計したものをいう。
有効求人倍率は,労働市場の需給状況を示す代表的な指標である

1.25倍とは、100人の仕事を探す人に対して、123人の仕事があるということ。

要は仕事=職場はたくさんあるということ。
=人手不足ということ。
→もっともっと上がっていき、もっともっと人手不足がひどくなるということ。



完全失業率はゼロにはならないと思いますが、
限りなくゼロに近づいていき、

有効求人倍率は1.5倍、2倍・・・2倍はないと思いますが、
上がり続けていくということ。

そして、有効求人倍率でいうならば、
日本経済がシュリンク(縮小)して、経済力がなくなってきたとき、
上がりどまり、また下がっていくのかもしれません。



日本人の将来あるべき姿を考えてみました。


この先の世界は混沌としていくことでしょう。
労働力の移動然り、TPPなどによる商品やサービスの流通然り。

本当にボーダーレスになっていきます。

私も大好きな某漫画で何年も前に取り上げられていますが、
日本人は、世界を股に仕事をしていくことでしょう。

私も肌身感じているほどではありませんが、
少なくとも、日本人のキメ細かな心配りや、段取りの緻密さ、
周りとの協調性、人間としての責任感や道徳観は、
世界でも例のない国民性だと思います。

一方で、「騙すより騙されるほうが悪い」が常識である世界では、
日本人の常識は、世界の非常識という言葉があるように、
世界のレベルが日本人を重宝するだけの『場』がどれほどあるか。
逆に世界では日本人は潰されてしまうのか。

良心的で優しいだけでなく、したたかさと、たくましさを増した日本人が、
この先の世界で求められているのではと思います。


そして、何人でも構いませんが、世界のリーダーとなっていく人財が
日本人が多い結果となれば、日本は敬愛を持たれ続けることでしょう。

そして、資源も人口ボリュームもない日本が、今の地位で生き残るためには、
そういう道しかなく、そういう道を進むべきなのでしょう。

そんな日本人になれるように、日々邁進していきたいと思います。











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外国人技能実習生の監査について [行政の対応や思惑]

暴露をお伝えいたします。苦笑

実習生の受け入れ先の方はご存じかと思われますが、
外国人技能実習生を受け入れると、

監理団体より

月に一度の月例訪問と

3カ月に一度の監査があります。


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これは日本の外国人技能実習制度上、監理団体の監理責務の一環として
行われているものです。

具体的に何をどうするかというと、

①制度上・・・以下②~④と、実習計画や実習実態との齟齬などの確認

②労務上・・・出勤簿、給与明細、36協定、変形労働制などの確認

③勤務上・・・パワハラ、セクハラ、差別、実習態度、出勤状況、などの確認

④生活上・・・寮や職場での食生活、電気ガス水道、ゴミ出し、
        メンタルヘルスから海外送金、までなど様々確認


のチェックをし、不備などあれば是正を求める指導を行います。



ぶっちゃけ、一度も訪問しない監理団体(組合)も少なくありません。


また、訪問しても、ろくにチェックしない監理団体も少なくありません。


逆に、お役所かと思うほどに、必要以上に重箱の隅をつつきまくる監理団体もあるのかもしれません。



正直なところ、法改正並びに当制度に注目度が高まり続ける今の時期は特に、

重箱組合とのお付き合いをされていらっしゃる受入企業がイチバン無難です。
 

なぜならば、緩い受入を味わってしまえば、現実的に面倒で口うるさい監理ハードルに
絶対対応できないから。


法律が変わり、外国人技能実習機構が強制捜査に入り、
指導などで実習受入に制限がかかるまで=痛い目に合うまでは
絶対理解できないから。


貴社のお付き合い先は、どこまで監理団体職員が対応していますか?

どこまでそのリスクと重要性をご理解されていらっしゃいますか?


受入停止処分となってまでも、監理団体が悪いと愚痴っているだけですか?



この先、外国人技能実習生という労働力確保の選択肢が使えなくなっても、
問題などまったくないのであれば、羨ましい限りです。



監理団体の変更は『理屈では』可能です。

ただし、現実的には交通整理と段取りが非常に大事で、時間もかなりかかります。
監理団体の変更は『現実的には』かなり難しいとご理解ください。


いっそ、何期生かの受け入れるタイミングをみて、乗換えするほうが現実的でしょう。


怠慢な監理団体に受入停止処分に追い込まれたとしても、
それは自己責任でしかありません。



3年というスパンを考えると、2016年の法改正施行後になってからでは
正直手遅れな場合もありますが、
十分でないと思われる受入企業の方々には、
今のうちに十分確認いただき、今からでも是正に取り組むことは
得こそあれ、決して損にはならないと思います。


ご心配な方は、お気軽にご相談ください。








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日本人より外国人のほうが使える?!(昨日の続き) [従業員側の問題]

昨日の投稿に、通りすがりの日本人の方に、
手厳しいご意見をいただきました。


 悪意に満ちた投稿ですよね。(笑)

 どうして日本人が応募してこないかって、人間をロボットや奴隷として扱う企業が多いからですよ。
 あ、東スポからの転載だからしょうがないか・・・・。
 by 通りすがりの日本人 (2015-12-23 07:27)


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昨日の視点が全てではないことは、当ブログをご覧いただいていらっしゃる方には、
多少なりともご承知おきいただけていれば、ありがたい限りなのですが、
お伝えしたいことは、決して企業側の視点のみではないことをご理解願えればと思います。



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そう、人間をロボットや奴隷として扱う企業には、
日本人、外国人問わず、従業員を雇用する資格もありませんし、
そもそも先は長くないでしょう。

遅かれ早かれ、潰れるべくして倒産しますから、ご安心ください。


そんな悪質な企業に関わっている時間も労力も気分も、もったいないから、
とっとと違う素敵な企業に移りましょう。


そして、自分が望むべくした労働条件と従事する業務内容が見つけられない人は、
起業するのがイチバンです。

自分の好きな仕事に自由に取り組めて、全て自己責任かつ全て自己の利益。
こんなに理想的な職場は他にはありません。


誰もが起業し社長になれます、起業するだけならば。
社会保険(国民健康保険)も厚生年金(国民年金)も延滞して
自分が年老いた際に年金支給があるかどうかわからなくなるも、
事業の消費税を納められずして訴えられるのも、
雇用保険がなく、事業に失敗しても失業手当などがもらえないのも、
通勤途中で事故して労災が降りないのも、
マイホームローンを組もうとしても、ローンの審査が通らないのも、
先々の見通しが立たないのも、
事業を起こすだけでも国からあれもこれも税金を納めよと言われ、
知らなかったで通らないのも、全て全て自己責任です。



あれもこれもイヤ、会社の待遇もイヤ、では通らないのが世の中です。

じゃあといって不正をしたら、捕まるのが世の中です。



そういう時代なんです、今は。



今までがそうだったからといって、この先も当たり前のように同じ環境が
何の苦労もなく目の前に提供してもらえると思っていらっしゃるワケではないと思います。
少なくとも、普通の感覚を持った常識のある大人な日本人でしたら
理解に苦しむことはないと思います。。。



誰かのせいにしても、自分の人生は誰も責任とってくれません。


自分の選択と実行以外に、自分の未来はありません。



誰もが一晩寝たらスーパーマンになれるワケではありません。


だからみんな必死に今を生き、日々成長を目指し、
目の前のことに一生懸命取り組み続けているんです。

アナタより低レベルの生活をして、頑張って必死に生きている人は、
世の中に、ごまんといます。



使える人財は、日本人でも外国人でも重宝され、
使えない人材は、日本人でも外国人でもクビになります。



人はモノでは決してありませんが、
Aスーパーのトマト100円より、
Bスーパーのトマト99円に、
主婦はお買い物に出かけます。


人財も広い意味で同様です。

もう一度言います。

決して奴隷やロボットのように扱う企業は、潰れて当然ですし、
即刻辞めるべきでしょう。



ただし、自分の付加価値を社会に認めさせれば、
=必要とされる人財であれば、
食いっぱぐれはないのも、また事実です。
*あくまで自己評価ではなく、他人が、会社が、社会が認めざるを得ないほどの評価です。


企業に食い物にされることなく、
外国人にとって変えられることなく、
逆に企業に自分の付加価値を認めさせ、
喜んで高給を支払われるほどに、
自分の価値を高めることをお勧めいたします。


生活に必死な外国人は、職をえり好むことなく必死に働く方も少なくありません。


追記

今回は勢い余って人財の『質』のお話をしてしまいました。苦笑
今までは『量』として日本人の労働力総数そのものが、
特に、若者のそれほど高額ではない給与で次世代を支えていた層が
激減しているというお話をしてきています。

好きも嫌いも嫌も応もなく、質量ともに外国人労働者を必要としている時代であることは、
誰が何と言おうと、厳然たる現実であります。


そして、個人の視点のみならず、企業側も同様に永続的な発展を望むのであれば、
従業員のせいにするだけでなく、企業としてもいかに自社の雇用の質を上げるのか、
外国人をいかにうまく使うのか、といった努力も、
また様々必要不可欠であり、喫緊に差し迫られている時代であると思います。




















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日本人より外国人のほうが使える?! [従業員側の問題]

偏見を恐れずに率直に言うならば、

どこの企業も、『何も好き好んで外国人を使いたいわけではない』ということ。


人手がいないから、募集出しても来ないから、

『日本人が使えないから』、

だから、外国人を使う。


そう、外国人をおっかなびっくり使えるか試してみたら、
思いのほか使える。


いや、

すぐに文句ばかり言う、

やることやらない人に限って労働者としての権利を主張する、

無断欠勤、遅刻、早退は当たり前、時間通りにすら来ない、

自分で給料を増やす努力をすればいいのに、
仕事もできない人に限って給料が安いという。


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【新国立競技場】外国人労働者登用プランに批判「日本人優先に雇え」
2015年12月22日 19時30分 東スポWeb
http://news.livedoor.com/article/detail/10986590/


もう一度言います。

誰も好き好んで『外国人』を使いたいワケではないということ。


特に、外国人技能実習生で来日する彼ら彼女らのほとんどは、

母国にて職も技術も技能も何もない子達です。


嫁と子供を養うために、是が非でも日本へ出稼ぎに連れてってくださいと
懇願する子達です。


語弊を恐れず言うならば、モチベーションが全然違います。

その日その日をいかに食べていくのかに彼らなりに必死なんですね。


家族を食わせるために、日本はまだ職さえ選ばなければ、働き口はまだまだありますが、

海外はまだまだ職すらありつけない国がたくさんです。


注:もちろん、中国でもベトナムでも内需拡大、経済成長著しく?!、
  職にすらありつけない人たちは、以前よりもよっぽど少なくなっていると思いますが、
  フィリピン、ミヤンマー、ラオス、カンボジア、などなど国によっては、
  言葉通りの方々がまだまだ溢れんばかりに多くいます。


そんな切羽詰った人たちと、文句ばかり言う日本人と、どっちが必死に働いてくれるでしょうか。

もちろん、外国人ならではの様々な問題も発生します。
何も問題ないなんて口が裂けても言えません。

しかしながら、会社にとって、素直に指示を聞いて一生懸命働いてくれる人財であれば、
日本人でなくても構わないわけです。



そして、外国人でもできる仕事ではなく、日本人でしかできない、
もっともっとレベルの高い仕事ができる人財へと成長することこそが、
日本人として今後の大きな安定を望めると思います。


大変僭越ながら、毎日必死に働いている方々には上から目線でしかないと思いつつも、
経営者には、そういう視点があることが、
外国人就労者が増えている大きな要因の一つと思えてなりません。



日本人全員がそうと言っているわけでは、決してありません。

また、外国人全員が必死に働く人ばかりでもありません。

それでも、総合的に確率的に見て、ちゃんと選別して採用をかけられれば、
外国人のほうがよっぽど使える人財が多くいることも
今の時代、雇用の選択肢として十分検討するに値すると思います。










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青ざめる人口減少社会の到来。この先明るい未来はあるのでしょうか。 [人口減少社会]

果たして僕らに明るい未来はあるのでしょうか。

今を良い年した大人として生きている私たちは、
今の子供たちに、借金とにっちもさっちもいかない社会を押し付けて、
年寄りになったらだんまりを決め込むしかないのでしょうか。


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*画像は正にイメージです。


【空前の人手不足、高齢社会へ】 藻谷 浩介さん
西日本新聞 2015年12月21日 10時19分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/teiron/article/214252

記事をご覧ください。
ここでは中国のことが書かれていますが、
日本に置き換えても同じことが言えます。

生産年齢人口はドンドン目減りしていく

=消費層がドンドン減っていく

=経済はどんどん縮小していく

*国内消費財は過剰供給が止まらない、モノがありすぎる時代ということ。


想像してみてください。

近くに様々なスーパーがあり、品数も種類も値段も様々で、
選びたいだけ選ぶことができます。

でも、消費数が減っていけば、成り立たないスーパーも現れ、
少しずつそのサービスは減っていきます。
スーパーも一軒一軒潰れていくということです。

もしかしたら、アナタはそんなスーパーで働いていらっしゃいませんか?

これはホームセンターでも、美容院でも、コンビニでも、
レストランでも、ホテルでも、カーディーラーでも、
ほとんどどんな業種でも、同様のことが言えます。

アナタの会社は、アナタは本当に大丈夫なのですか?



前から言われていますが、改めてまざまざと考えさせられる時代に
すでに突入しているということ。

そして、ほとんどの日本国民は、本当の意味で理解できていない人が
おそらくは大半ではないかということ。

政治や企業経営者、学者などに加え、時代にアンテナを張っている
賢明な方々は、その対策をずいぶん前から取っていると思いますが、
ほとんどの方は行き当たりばったりでしょう。

交通事故にあうと、万が一でも家庭崩壊、自己破産、悲惨な状況に
急転直下になることは、ほとんどの方がよくご存じなので、
ほぼほぼの方が自動車保険は任意保険にも加入していると思います。

でも、この人口減少社会は、誰も経験したことのない、
未知の領域です。
誰もがその怖さを目の当たりにしていない、何より経験できていません。


サラリーマンははたして安定しているのでしょうか。

潰れそうになった会社を辞めて、次の会社へと渡り歩いて生き残っていけるのでしょうか。

アナタのキャリアは、この先必要とされるのでしょうか。

一歩踏み出してみたら、世間の風はとても暖かいものとは言えず、
今までどれだけ会社に守られていたのかが、良くわかると思います。

ほとんどの方が、自分の実力の無さを痛感するのではと思います。

今、差し迫られていないのに、なんでそんな苦しい環境に今、身をおかねばならないのか
理解に苦しむと思います。



そして、そして、今を笑顔で生きる子供たちは、この先、どう生きていけばよいのでしょう。

今まで通りに学校を卒業したら、働ける会社がごまんとあるのでしょうか。

そもそも、今のままの教育で、もっともっと世知辛いであろう社会に飛び出して
十分たくましく生き残っていけるだけの生存競争力を持ち合わせているのでしょうか。


子供は地域の宝。

今までの考え方であれば、年老いた我が身を世話してくれて当然です。
しかし、今の親以上に年金はもらえないでしょう。

そんな金持ちからも何もない親を養うだけの経済力を、
今の子供たちが将来にわたって身に付けられると楽観視できるのでしょうか。


今のうちから、手を打たねばならぬことが盛りだくさんです。


それでも精一杯生きていかねばなりません。


じゃ、いったいどうしたら。。。

そう、ご自分で考えてください。
誰もあなたの人生の肩代わりはできません。



『間に合う』ことを願ってやみません。















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