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日本で働ける外国人労働者はどうすれば受入ができるのか?! [労働力確保と維持の重要性]

人口減少社会による外国人労働者の活用を考えていらっしゃる方々へ。

いったい、どうやって外国人労働者を募集できるの?


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外国人実習生の失踪、過去最多に 急増の背景にスマホ?
機動特派員・織田一、末崎毅2015年12月20日05時13分
http://www.asahi.com/articles/ASHDM63QRHDMUHBI01P.html


上記の画像をご覧ください。
日本で働く外国人の内訳です。

①技能実習 14.5万人

②専門・技術分野 14.7万人

③留学生など  14.7万人

④日系人など 33.9万人

⑤その他 1.0万人


となっています。

イリーガルな不法就労以外では、上記の受入手法があるということですね。


①技能実習
 おそらくは、この手法がイチバン確実ではないかと思われます。
 うまくハマれば、定期的に、一定数の労働力を確保できます。
 組合を検索すれば、ネットにはうようよ受入組合がありますので、
 色々聞いてみたらよろしいかと。
 不安な方は、お問い合わせください。
 ご相談は承ります。


②専門・技術分野
 こちらは様々ケースバイケースです。
 ①技能実習よりはフリーハンドなので、逆に受け入れやすい企業もあると思います。
 政府もこの分野の受入は推進していますので、今後は特に受入しやすいかも。
 こちらも受入は①同様ですので、お気軽にご相談ください。


③留学生など
 こちらは、『就学ビザ』で来日している留学生が、生活の足しにと入管申請にて
 制限つきで就労が可能となるため、日本で働く外国人カテゴリーに入っているようです。
 しかも、無視できないほどの人数でもあるためでしょう。
 こちらは許可が出ても、週28時間まで、夏休みなどのみ8時間労働もOKなど、
 そこそこ制限があり、フルタイムを求める企業には合わないかもしれません。
 しかしながら、①や②のように業種業界職種の制限はないので、実は重宝されています。
 注:A社に週28時間、B社に週28時間、C社に週28時間働くツワモノもいます。
   もちろんイリーガルです。お気をつけください。

④日系人など
 こちらも様々な方がいますし、けっこう日本人化している外国人=文句ばかり言って
 ロクに働かない、仕事もできない方もいます。
 実際は車の免許がないとか、日本語も実はあまりうまくないとか、
 現実的に希望企業とのマッチングはなかなか諸条件などが合わないことも少なくありません。


・・・以上、逆を言えば、①か②でない限り、安定したフルタイム勤務が可能な
外国人労働者は、海外から招聘できません。


やりようは様々ありますが、大きな手法としたら、一般的には、
①か②ということです。



悩んでいる前に、一歩二歩踏み込んでみたらいかがですか。

一人でも二人でも雇ってみたらいかがですか。


絶対に自社独自の受入を経験しないと、生きたノウハウは
いつまでたっても手に入りません。


ぜひお気軽にご相談ください。













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外国人技能実習生に、させてもいい仕事、させてはいけない仕事。。。 [組合などの監理団体について]

最近、ブログタイトルの暴露をしていないと思い、
久しぶりに暴露ネタを書いてみます。


注:受け取り方は人それぞれですが、当ブログに記載の内容については、
  個人的な見解でしかなく、一切責任は負えませんので、ご理解ください。


それは対象職種以外の仕事を、どこまでさせて、いいものかどうか。

ちなみに、↑この書き方だけでも、コンプライアンス上、アウトです。苦笑


ご承知おきと思いますが、外国人技能実習生の3年間の受入が可能な職種は
限られています。

技能実習2号移行対象職種 71職種130作業
http://www.jitco.or.jp/system/data/TypeofOcupation.pdf


そして、その職種の中でも、事細かに

『実習させても良い作業』

が、記載されています。


技能実習の職種・作業の範囲について
http://www.jitco.or.jp/system/shokushu-hanni.html


おそらくは『まともな』組合職員や入管の担当者くらいしか理解していませんが、(苦笑)

作業の定義・・・ここから外れた場合は当たり前のようにダメです。
          ただし、本業がうまく対象職種に当てはまらず、
          本業以外にもこれに似た事業実態があり、
          登記簿謄本の事業目的に記載があり、
          ・・・といくつかの条件をクリアしていれば、
          この作業受入タイプにて受入が可能となる場合があります。


必須作業・・・ココに書かれている作業内容は、全部ないといけません。
        また必須というくらいに常にこれらの作業をやらせることが求められています。
        しかしながら、実際には実態があるかないかを確認し、
        なかったら、なかったで簡単に作業場をつくり、
        体裁を整えるというやり方が可能な場合があります。


関連作業・・・ココに書かれている作業内容も実習生にやらせていい仕事です。
周辺作業  そして、解釈によってはやらせられる仕事の内容の幅が広がるかもしれません。
              
使用する素材、使用する機械、設備、器工具等、の例、
移行対象職種・作業とはならない作業例


などなど、細かなチェック項目があり、キリがないので止めておきますが、


・・・要は、入管やJITCOが監査に来た時に、ちゃんと問題ない実態を見せられれば良い・・・

・・・それは、実習生への聞き込みもあるため、実習生自身にも口止めが可能であれば・・・


コレは、『言い訳の根拠』を用意することに終始徹底できるかどうかによります。

また、組合の姿勢や、組合職員の解釈の幅によっても、許容範囲は大きく変わってきます。

加えて、入管やJITCO(今後は外国人技能実習機構)の監査時期にもよります。

不法就労撲滅キャンペーンとか、
新聞沙汰になるほどに大きな事件があったばかりとか、
担当大臣や管轄責任者が変更した時とか、
地方入管ないしその地域に赴任しているJITCOの担当職員によっても違います。

厳しくなったり緩かったり・・・ここ最近と今後は緩くはならなそうですが。。。


結局、どこまできちんと対応するかに限られます。


私の知る限り、

大阪入管管轄が、イチバン口うるさく、

名古屋入管は、ある意味ゆるゆるです。苦笑


そうそう、入管の出張所の担当官によっても変わりますね。


実習生マターではなく、専門職の外国人人材の招聘に関わる行政書士も
同意見でした。笑



くれぐれも、組合職員にご相談の上、対応されるべきかと思います。


ご心配の際には、私にてわかる範囲はお答えいたしますので、
お気軽にお問い合わせくださって結構です。


そして、違反と認定されると、不法就労を助長した罪に問われるリスクがあることを
十二分にご理解いただき、ご判断いただくことをお勧めいたします。





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人手不足、人手不足、人手不足・・・大企業も中小企業も業種業界問わず人手不足。。。 [労働力確保と維持の重要性]

ヤフージャパンの検索窓から、
『人手不足』で検索してみると、約1,060,000件

虫眼鏡での検索ワードは、

01.JPG


人手不足 職業

人手不足 業界

運送 人手不足

バイト 人手不足

介護 人手不足


さらにページ下部の検索ワードは、

02.JPG

上述に加えて、

人手不足 倒産

人手不足 建設

コンビニ 人手不足

人手不足 原因

救急車 人手不足


ちなみに私のパソコンの場合、

検索窓に人手不足と打ち込むと、

02.JPG

人手不足 業界

人手不足 英語

人手不足 倒産

人手不足 原因

人手不足 対策


と、推測キーワードがプルダウンしてきます。


言い出したらキリがないほどに、大企業も中小企業も、
業種、業界、職種、を問わず。

ニュースで検索しても、日々何件もニュースが飛び交っています。


採用「増やす」13%、今年以上の売り手市場に
読売新聞12月18日(金)8時43分
http://news.biglobe.ne.jp/economy/1218/ym_151218_5230858125.html



これからいったいどうなってしまうのでしょう。

今までもさんざん警鐘を鳴らしてきましたが、
これからもっと身近に悪影響が表れ始めることと思います。


運送も、介護も、バイトも、コンビニも、建設も、対岸の火事と高をくくっている方々も
まだまだ多くいらっしゃると思いますが、我がことは、唐突にいきなりやってきます。


同僚が一人消え、二人消え、いなくなるたびに自分の仕事量が増えていく。

新しい人を雇ってくれと上司に相談しても、

求人してるから人がそろうまででいいからガンバってくれと言われるだけ。

実際には、いくら求人出しても一本の電話も鳴りません。

人件費も減り、なんだ、何とか今の人数でもやっていけるじゃないか、

今までが緩かったんだ、このままでいこう・・・とばかりに状況に変化はありません。

嫌気がさして、また人が辞めていきます。



正に悪循環。


転職しようにも、良い年にもなってくれば、
今更ド新人で『よろしくお願いしま~す!』なんて、
なかなかできることではありません。



それでも、人は辞めていく。

我慢できる人ばかりではないんです。



だからといって、今までの給与体系など、そうそう変えるわけにもいかず、

ズルズルと泥沼で、解決策は見つけられません。


人手不足の原因も対策も、みんな実はわかっていることなんです。

だけど、お知りに火がつかないと、誰もできない。

そして、火がついた時には、もう間に合わないのかもしれません。


別に脅すつもりではありませんが、いっそ脅しと取っていただいた方が
アナタのためになるかもしれません。


自分の将来は、自分で選択し、自己責任にて生きていかねばなりません。

時代のせい、政治のせい、誰かのせいにしても、何の解決にもなりません。


アナタはいったいこの先、どう生きていくべきか、アナタの道は見えていますか?



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ここまで来ている外国人労働力の活用に取り組む方々。。。 [益々多様化する日本]

外国人労働力をお考えの方々、もしくはすでに活用中の企業様。

すでに時代はここまできているとご理解ください。


外国人労働者を招聘し、人財ビジネスとして取り組んでいる企業があります。

そこにかかってくる電話の内容を聞いて少々驚きました。


日本の企業の日本人からの相談だけでなく、
日本にいてビジネスに取り組んでいる『外国人』の方から、
お問い合わせが来るというのです。


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ある意味、当然のことですよね。


日本にいる限り、日本でビジネスをしている限り、

個人事業主は別としても、人を使ってビジネスしている以上、
人財が不足している、労働力が確保できないという現実に直面するのは。


そして、外国人であるからこそ、同郷同胞が欲しいということ。

自分で招聘すればいいのにと思いましたが、
逆に日本の法律とお役所対応までは、なかなかわからず
外国人であるからこそ、そう簡単に受入はできないようなんです。


逆もまた然り。

面白かったのは、中国人の送り出し機関が、日本に拠点を置き、
加えて同胞の中国人が日本への魅力を失っている現実がわかったとたんに、
今度はベトナムの送り出し機関を自ら(?)作り上げ、
日本へ送り出すために、日本で『ベトナム人の通訳』が欲しいと。。。
(説明はかなり端折っていますが・・・そうなんです)

思わず笑ってしまいましたが、まさしく外国人の考え方です。

自分が取り組んでいるビジネスに変化が求められたなら、
即座に対応する。


日本にて、日本人もしくは在留のベトナム人に、
ベトナム通訳者を求めるくらいなら、
ベトナムから招聘してきたほうが、安いとわかっているんですね。

注:在留中の特に就労制限のない外国人は、日本人化しているため、
  招聘してくる外国人ほど安くは働いてくれないのです。



今後は正に混沌としてきて、本当に様々なケースが考えられ、
様々なケースに対応していかなくてはなりません。


技能実習生という招聘手法も、いくつかある選択肢のうちの一つとして
考えるべきなのでしょう。



ダイバーシティという言葉が近年取り上げられています。

まさしくあの手この手で労働力の確保、維持は今まで以上に
手間暇と労力をかけて取り組まなくてはなりません。












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地区行政の長が、どこもかしこも外国人材の受入を種々雑多に表明中。。。 [人口減少社会]

いったいなんなんでしょう。

様々な都道府県や市町村で、行政が外国人の受入を好き勝手に表明しています。


今治市が地方創生特区に 獣医大誘致弾み
愛媛新聞ONLINE 2015年12月16日(水)
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20151216/news20151216592.html

市が大学開設のほかに実施するのは、外国人材の受け入れ、スポーツ・ベンチャー支援。
具体的には、地場産業で働く外国人技能実習生の在留期間延長や職種拡充、
急増する外国人サイクリストに対応するガイド育成を目指す。

・・・市が勝手に外国人技能実習生の在留期間延長や職種拡充はできません。
何を元に発言しているのやら。


川上村長選 8選を目指して藤原氏出馬表明 /長野
毎日新聞2015年12月16日 地方版
http://mainichi.jp/articles/20151216/ddl/k20/010/025000c

定例村議会の一般質問で「農業技能実習生の新制度づくりや、
中部横断道の八千穂以南ルートの決定など重要課題が山積している。
今までに培った経験を生かし、再度、村政を担っていかなければならないと
決意を固めた」と述べた。

・・・農業技能実習生の新制度づくりは、市ではできません。
これもまた「地方創生特区」とやらなのでしょうか。


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神奈川県が、外国人の家事労働での受入れを始めたり、

愛知県が産業人材なる言葉で、外国人技能実習生の受入拡充を表明したりと、


いったい全国で何が起きているのでしょう。



すべからくいえるのは、日本人の労働者が、競争原理も働くほどにたくさんいて、
雇用側も選べるほどの今までと同じ環境があるならば、
決してこんな表明はなかったことと思います。


そして、移民受入を否定する外国人の在留者を増やしたくない日本人の方々は、
ある一定数は変わらないであろうものの、大多数が外国人の受入に賛成せざるをえなくなり、
様々な手法こそあれ、外国人人材の受入れ拡大は必然の流れと思われます。


特に、何を言っても先立つお金、予算がなくては何にもできないのが現実です。
外国人は労働し生活することで、お金を生んで落としてくれるのです。


税金を支払い、社会保障費を負担し、なおかつその地域で様々な消費を生んでくれるのです。


財源補助。

この一点においても、他の選択肢はありません。


人は石垣、人は城。

人あっての社会であり、経済です。


先人たちの苦労とはまた一味もふた味も違う苦労となりますが、
より良い社会へと、人は進化できるはずです。

そして、外国人の優秀な人財に負けないように、貪欲に成長していきたいものです。





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人手不足、中小企業は本当に大変な時代だと思います。。。 [人口減少社会]

ずっとずっとず~~~~っと、人手不足と言い続けてきていますが、
改めて本当に大変な時代だと思います。

大企業ですら採れない。

ヒト、人財なので、誰でもいいワケではありません。

いつの時代も「最近の若い奴らはまったく・・・」なんていわれますが、
時代は違えど、若者に求めるのは、やはり『若さ』であり、
若さとは『元気』であり『可能性』であります。

そして、だからこそ、最初から高給取りではなく、のし上がれたら、
会社にとって必要な人財となれたなら、初めて高給取りの自分に気づくことでしょう。


それが、草食男子という言葉に代表されるように、若さ、元気、ヤル気、可能性が
なかなか感じさせてくれる人財がいない。


むしろ、出来のいい若者は、独立したり、様々な選択肢を進むため、
学生卒業=就職という道を一律的には選ばない。

結果、大企業ですら良い人財の獲得に苦労している。
分母もなければ分子もないのだから。

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中小企業の人手不足がより深刻に。日銀短観、92年5月以来の「需要超過」水準
新卒採用難しく下方修正
ニュースイッチ 日刊工業新聞 2015年12月14日
https://newswitch.jp/p/2940



これに加えて、拍車がかかるのが中小企業。

中小企業の場合、おそらくはほとんどが大手からの離脱者を狙っての
転職組=即戦力に近しい人財を求めるものです。

しかしながら、時代が時代なだけに、良い子は企業が手放さないし、
そもそも労働者の権利主張が強くなっているため、勘違いモンスターが多く、
転職組を採用できても、けっきょく使えずじまい。

そして、そんなモンスターでさえ、ある意味意志さえあれば引く手あまた。


良い人財なんて取れるはずもありません。




そう、今いる人材を育てて、生産効率を上げることが、実は唯一無二の近道なのかもしれません。

そして、外国人やロボット、など他にできることは他にやらせること。


そして、外国人であろうと、人種を問わず、頑張って働き成果を出してくれる人を
偏見を持たずに積極的に受入、その人財を育てること。


どんな時代になろうとも、人が生活をしていく上で、貨幣経済、資本主義である以上は、
人が収入を稼がずに一人で生きていけることは、ほとんどありません。

そして、一人でできることはたかが知れています。

価値観を共有できる本当の仲間とともに、それぞれが個人事業主ほどの意識をもって
志を同じくする事業に取り組み切磋琢磨を図ること。


そして、それをやり続けること。


柔らかい頭と実行力、この先生き残っていくためには必須の能力ではないでしょうか。


今までのやり方や道がこのまま延長して続くと思っていると、
あっという間に足をすくわれ、振り返ってみたら手遅れだったなんてならないように、
あの手この手の先手を打っていくべきです。


・・・外国人の方々を使ってみませんか。

今後のヒントとなる新しい発見や刺激があると思います。








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最低賃金で働く外国人技能実習生は冷遇されていると思いますか?! [技能実習生自身の問題]

外国人技能実習生の手取り金額は、
おそらく8万円~10万円程度が一般的ではないでしょうか。


この数字を見て、貴方は安すぎると思いますか?

外国人だからと差別して安い給料でこき使っていると思いますか?



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(外国人@ニッポン)実習生、欠かせぬ人手
朝日新聞デジタル 中野龍三、関謙次2015年12月14日17時20分
http://digital.asahi.com/articles/ASHCG7TQ7HCGOBJB003.html?_requesturl=articles%2FASHCG7TQ7HCGOBJB003.html&rm=423


この漁協さんでも手取りで月に10万程度の支払いのようです。

そう、一般的に、農業、漁業、建設業などの大変そうな外仕事では、
それなりに給料は良い場合がありますが、ほとんどは8万円前後ではないでしょうか。


内情を知らない方々にしたら、コレを低賃金と言わずして何を言うのかと
怒られてしまいそうです。


しかし、3年=36カ月で『企業にとって』かかる費用を割ってみると、
一カ月当たり約20万円、時給換算にて1,200円~1,300円辺りではないでしょうか。


何故?

答えは簡単。

・海外で暮らしている外国人だから。
 =渡航費が必要。

・日本語も全く話せない外国人だから。
 =日本語教育も施さなくてはならない。

・監理費(管理費)が発生するから。
 =制度的に監理団体が指導監理しなくてはなりません。


そう、本人への給与以外に掛かっている費用がたくさんあるからです。



もう一つ。

給料額面は、労働への報酬の対価として支払われます。

日本に来たこともない実習生が、
即戦力としてバリバリいきなり働けるわけではありません。

日本人と同等の給料などと、ニュースでは言われていますが、
もしこの通りにしてしまうと、日本人が嫌になってしまうと思います。

あの実習生よりよっぽど自分のほうが長く居てがんばってるのに・・・

なんて気持ちは間違いなく生まれ摩擦を生むことでしょう。




そう、実習生の賃金は、決して高くはないことが、オカシイわけではないんです。


加えて、母国で1~2万円の給料をもらっているか、職にすらつけない実習生から見れば、
5倍~10倍の給料で、3年間も働かせてくれる?!
しかも憧れの日本で?!

なんて経済格差がまだまだ成立しているため、現実化しているということが、
今現在の結論であると思われます。



低賃金で奴隷制度だと言う輩もいますが、
木を見て森を見ず、ではない視点をお考えください。











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外国人労働者『家事代行』の受入解禁の理由がわからない。。。 [行政の対応や思惑]

政府が外国人による家事代行サービスを解禁、承認へ。

・・・なぜ?


外国人の家事代行を解禁 神奈川で全国初
神奈川新聞社 カナコロ 2015/12/12/09:34
http://www.kanaloco.jp/article/139816


外国人が家事をお手伝いしてくれると、女性は活躍しやすくなるの?

大事な家庭や、プライベートの空間を、外国人どころか、
知りもしない人にお金で任せて、はたして安心して働けるものなの?

そもそも家事を任せるにしても、任せられた外国人は、
それで生活していけるだけの収入が得られるの?

そもそも女性の活躍促進の一環として目的を置くのであれば、
お金持ちの女性だけを対象にするのではなく、一般女性を広く補助するのであれば、

そんなに高額な家事代行サービス料を支払えるわけもないし、

そんなに安い賃金で『外国人』を働かせてはいけないし、

掃除、洗濯、料理、買い物、子供の世話などを一日1~2時間×3~4件が精一杯としても、
派遣会社が時給2千円~3千円はとらないと、
おそらくは外国人も派遣会社も潤わないと思われるし、

日本語教育や日本の家事の研修などを考えたら、もっと高いコストがかかるので、
毎日の家事代行サービスを一般女性が支払い続けられるわけもない・・・

と、ツラツラ考えてしまいます。

例えば、@2,000円×2時間×20日間=8万円。

おそらくはこれ以上かかるでしょうし、これだけ支払うとしたら、
がんばって働いたとしても、社会保険や厚生年金などの控除額を考えても、
とてもお釣りがくるほどに稼げるには容易なことではありません。

とても女性が安心して社会で活躍できるに値するほどとなる政策とは
到底思えません。

例えば、子供の世話なんて、突発的なことも多いし、病院に連れて行くにしろ、
とても責任を負わせられるものではありません。


いったい、なぜ『家事代行』という業種を対象にしたのかが、
さっぱりわかりません。

=裏で何か違う目的があるのかとすら思ってしまいます。


もっと他の業種業界で、限りなく現実的に差し迫っている足元の問題があると思えてなりません。

どなたか詳しくご存じな方、良かったら教えてください。













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少子高齢化の人口減少、労働力不足社会の妙薬、独身税を導入すべき?! [人口減少社会]

今日面白いお話を聞きなるほどと思いました。

ずばり、『独身税』が導入されるとのこと。

これはお恥ずかしながら、私が知らなかっただけのお話でもありますが、
なるほどと思わさせられました。


*以下に賛否がありますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
はてなキーワード
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C6%C8%BF%C8%C0%C7

2020年4月1日より施行されるようです。
アンサイクロペディア 独身税
http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E7%8B%AC%E8%BA%AB%E7%A8%8E


そう、成年になってから独身でいる人には、
すべからく『独身税』を納税すべきという案です。

超少子高齢化の現代日本にとって、人口減少社会、生産労働力人口が
激減している今こそ、直球で女性の出産する比率を1.2に引き上げるよう
政府は御旗を掲げていますが、やれ産め、さぁ産めといっても
現実的な女性が出産に励むようなことはありえません。

それよりも、男も女も『独身』でいる間は、税率を課すことで、
家庭を持ち、子育てに頑張っている家族持ちを優遇しましょうと。



昔から、子宝、子は宝といいます。

そして、いわゆる日本人を増やす行為は、社会基盤そのものを支える行為となるわけです。

つまり、日本人が次の世代の日本人を、国の規則や強制によって増やすわけではなく、
自ら稼いだ所得を投資して、将来の労働力や、税金を納めてくれる日本人を
大事に一生懸命育てているわけです。


穿った見方であることは承知の上で言わせていただければ、
出産し子育てする日本人がいたからこそ、今の日本があるわけです。


もちろん、様々な理由で結婚しない、出産できない方々もいらっしゃいますが、
そんな方々も、他の日本人ががんばって働いて生きているからこそ、
今の日本の生活を維持できているとも言えます。


独身の方が、日本に貢献していないということではありませんが、
税は何でも見方を変えれば、不公平なものであり、でもその税金で
様々守られているのが、今の経済社会です。


けっこう面白いアイデアと思い、ご紹介してみました。



一億層活躍社会と銘打ち、女性の社会的評価を上げるよう、
国も大手企業も女性の役職者を増やさねばならぬとばかりに、
無理やり女性を優遇しているようですが、働いている女性すべてが
大きな責任を負いたい方ばかりではありません。


保育園など子供を預かる場所やサービスをいくら増やしたからといって、
多くの女性が喜んで働くわけでもありません。

出生率も今の年齢分布で見て、出産可能な年齢の女性がどんどん少なくなる中で
到底達成できない数字目標を掲げてみても、何の意味もありません。


こういう新しいアイデアや考え方を取り入れていかねば、
現状は大きくは変わらないとも思います。

様々なご意見があろうかと思いますが、
他に妙案などあれば、ぜひ教えてください。


面白いアイデアだとは思いませんか?



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実習生の問題児が作る不利益の数々について…だから人は難しい。 [技能実習生自身の問題]

引き続き途中帰国について少し角度を変えて掘り下げてみます。

日本人でも同様にありますが、良かれと思い採用した人材が、
結局は不良品であった場合。。。

ありがちなのは、やる気満々で意欲を買って採用したのに、
会社の些細なやり方が不満に思い、自分はこれだけやる気満々なのに、
自分の意見を聞いてくれない、
おかしいものはおかしいといって、何がいけないのかわからない。。。


結局ほんの小さなボタンのかけ違いから、結局何一つ結果を出せず、
企業にしたら無駄な時間と人件費を、従業員本人にしても
貴重な時間と無駄な労力を費やした結末に。


何年も経営や人事をご経験の方であれば、思い当たることと思われます。



そして、これは同じく実習生にも当てはまります。


しかし、日本人と大きく違う点があるのです。



それは、企業は多大なコストをかけて、その一人を招聘しているということ。
その子に対して、3年間の雇用契約を約束し、日本語教育を受けさせるコスト、
来日する航空券代、そして配属前の一カ月の講習。
一人頭だいたい40万~50万ほどかかっているのではないでしょうか。

それが、パーになる。


そして、実習生も同様に。
もし仕事についていたとしたら、その職を辞めて日本語教育を数か月受ける。
その間、生活までは保障されていないから、日本語教育コストはかからなくとも、
その間の家族を含めた生活費は、何らかの借金で賄うしかない。
*借金しなくて済むような人たちは、ほぼ実習生にエントリーしません。苦笑

今はITが進み、来日前にさらに借金して母国使用のスマホやアイフォン、
タブレットなどの携帯端末を誰もが用意してくる。

そして、来日一カ月の講習時の生活費を、初めて数万円もらえる。

借金は身内や周りに借りるトイチに近いものから、銀行借り入れまで様々ですが、
まずはその借金を返すために、生活費を削り一生懸命国際送金する。

母国に残された家族は、もうお金がたくさん入ってくるものと、
身勝手なバラ色の生活を夢見ていて、ひどい場合、アテにしてさらに借金して、
ぜいたくな暮らしを始め、日本で働く実習生の旦那に、金がないから早く送ってくれと、
せがむ毎日。


本当にひどいときには、出稼ぎで仕送りする夫を横目に、バンバン贅沢をし、
旦那(実習生)が満了帰国したら、家族全員行方不明。




人を選ぶのは大変難しい。

日本人であれ、外国人であれ、たぶん答えは、実際に入社してしばらく働かせてみないと
やっぱりうわからないというのが、答えなのかもしれません。


しかし、だからといって何にも手を打たずに、運まかせなのはありえない。


面倒を重ね、様々な選抜手法、教育時における態度、意欲、結果による
合格者の入れ替え。

組合側も送出し側もいろいろ考えます。
*実際には日本の組合が考えて、送り出しを指導することなんですが。



貴社ではどうしてますか?

貴組合では、どう対応、支援していますか?

良かったらいろいろ教えてください。







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