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これからの実習生は、フィリピンをお薦めいたします。その2 [技能実習生輩出国、送り出し機関の現実]

昨日に引き続き、フィリピンをお勧めする理由を以下、徒然なるままに。。。

2016年の今年、外国人技能実習制度の移行対象職種に、
『介護』が追加される予定です。

ほぼ既定路線のため、またその人手不足の深刻さゆえに、
ブローカーをはじめ、見事に介護を狙う送り出し機関が増えています。

中国もベトナムも、ビジネスとしてだけ考えているところも多いので、
大勢送出したいんですね。

でも、果たして通用するのでしょうか。

語弊を恐れず、簡単に言います。

ご年配の要介護者を、日本語能力(いちおうN4相当者であっても)が十分ではない
外国人が、お世話できるのでしょうか。

メンツの国、ステップアップに目をキラキラさせている国の人たちが、
お年寄りの糞尿を、仕事だからといってキレイに掃除できるのでしょうか。
お話していて、お尻をペロンとなであげて、『まったく、も~・・・』なんて
許せるのでしょうか。

いくら教育をしても、その国民性はなかなか適応できかねる面があるのではと
心配してしまいます。


ところが、フィリピンの方々の、なんとあっけらかんとしたことか。

仲間、ヒトを思う気持ちは、誰に教えられるものでもないのかもしれませんが、
こういう面は、フィリピン人ほど暖かい国民性は見聞きしたことがありません。

一方で、介護はその国自体に需要が少ないため、経験者は多くありませんが、
看護の知識も十二分に生きる職場ですので、看護経験者を対象者に
取り込みを進める関係者もいます。

この点でも、フィリピンには看護業務経験者が豊富な様子です。


えっと、話がそれそうなので、違う理由を。。。


あ、そうそう。

ちなみにフィリピンの送り出し機関は最悪です。
実習生の質は悪くないと思いますが、
送り出し機関のスタッフは、まったくダメです。
使えません。

トラブル対応も伝言ゲームしかできず、責任感はありません。
日本語教育についても同様です。
その点、理屈の分かる中国やベトナムでは、
教育システムまで含め、有象無象が多い中、
それでもまともな送り出しがちゃんと教育まで施し、
日本語もそれなりの水準まで到ってくる子がいます。

フィリピンはそういう点が十二分ではないことも事実です。

ですので、フィリピン送り出し機関提携先は、気をつけたほうがよろしいかと。
といっても、実際に付き合ってみないとわからないのが残念ですが…

これはどの国でも同じことですが、
ビジネスにおいても、日本の常識は世界の非常識のようです。
当たり前のことを当たり前に求めるのであれば、
結局のところ、送り出し機関も自分たちで作り上げていかなくては、
日本が求める十二分な対応レベルには到達しません。


そう、フィリピンと言っても、全てが良いわけではないのも事実です。
1時間に100個の部品を組み立てる仕事に向いているわけではありません。
こういった業務は、ベトナムがまだ良いのかなと思います。

逆に、昨今人手不足の激しい、農業、漁業、建設業、この辺りは、
フィリピンがお勧めです。


正に私の独断と偏見でしかありませんが、

中国は、経済格差の縮小、自国内での賃金上昇などにて、ほぼ無理。

ベトナムは、今この瞬間では一番良いのかもしれませんが、
        3年、5年を考える際には、中国同様の道を歩む気がしてなりません。

インドネシア、最近テロがあったばかりですが、そう、イスラムが多い国も
         いかがなものかと。

他に、タイ、ミヤンマー、カンボジア、などありますが、失踪含め、
なかなか難しい状況と見受けれられます。


アナタのご意見はいかがでしょうか。
















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