増え続ける外国人技能実習生、失踪対策の一番重要なポイントとは。 [技能実習生の法改正]
外国人労働者が年々増えています。
人口減少、少子高齢化、国策としての留学生増加による留学生就労者の増加、
そして、実習生(研修生)の増加。
日本で働く外国人、過去最多 15年90.8万人
日本経済新聞 2016/1/29 22:21
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS29H62_Z20C16A1EE8000/
今後、増々混沌とした世の中になっていくことでしょう。
好き嫌い関係なく、外国人が増えていくのは必然です。
今ですら、街に買い物に行く時、出張で都会に行く時、
はたまた地元のスーパーで、
数年前と比べて、必ずと言っていいほどに、外国人に会いませんか?
意識して見てみてください。
コンビニのレジ係は日本人ですか?
ファミレスやレストランでウェイトレスしてくれてる方は日本人ですか?
ネームプレートにカタカナの名前が書いてありませんか?
クルマ社会が進むにあたって、交通事故も増えましたが、
飲酒違反が厳しくなるなど、法改正に応じて交通事故が減少している事例もあるように、
外国人が増え続けると、必ず様々なトラブルが増えるでしょう。
しかしながら、法律も順次整備されていくにあたって、
問題も必ずや少なくしていくことはできるハズです。
そして、今や車に乗るのは悪だと言われるわけではないように、
外国人が増えるのが悪だと言われることも、少なくなっていくことでしょう。
しかし、どんなタイミングであっても、自社に貴重な労働力としていてくれる
外国人が、実習生の場合は特に『失踪』につながるリスクがあります。
これは人であるがゆえに、可能性がゼロにはなりません。
だからといって、行き当たりばったりではなく、その可能性を少なくすることは
可能です。
そのイチバン大事なポイントは、ズバリ『面接時』です。
至極当然ですが、入口で人選ミスがなければ、3年間(5年)は、ほぼ安泰です。
実習生の候補者の中から、どのようなフィルターをかけて、チェックするのか。
失踪の一番の原因は、稼げる額(手取り、生活費、為替などの要因を含め)によります。
=借金して日本に来て、ほとんどが3年間帰国できず、家族にも会えない中で、
出稼ぎにきた意味がある大金を国際送金できるのか。
この1点につきます。
借金が100万円、返済期間と利息を入れて、返済に150万円かかる。
注:日本のように利息の率が決まっている国はほとんどありません。
日本で生活を切りつめても、200万しか稼げない。
=50万の手残りを得るために、上述の苦労を覚悟できるのか。
そして、借金が50万であったなら、当然手残りをもっと多く稼げます。
*ベトナムでは、実習生候補者から搾取する金額に制限が設けられたようです。
現実的な実行は未だ見えていませんが、明らかに今より少なくなっていきます。
率直に言うならば、面接時に直接本人に聞いてあげればいいのです。
「送り出し機関にアナタはいくら支払うと聞いていますか?」
「その金額は借金するのですか?」
「日本に来てウチの会社で働いてもらいたいけど、手取りは毎月このくらいだよ。」
「それでも、アナタは日本に来たいですか?」
中小企業であればあるほどに、自己の経験則にしか選抜の根拠にはなりません。
もっともっと、戦略的に、戦術的に、面接への取り組み方をブラッシュアップすることが、
根本的な『失踪対策』であると思います。
ぜひ色々アンテナを張ってご検討くださいませ。
人口減少、少子高齢化、国策としての留学生増加による留学生就労者の増加、
そして、実習生(研修生)の増加。
日本で働く外国人、過去最多 15年90.8万人
日本経済新聞 2016/1/29 22:21
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS29H62_Z20C16A1EE8000/
今後、増々混沌とした世の中になっていくことでしょう。
好き嫌い関係なく、外国人が増えていくのは必然です。
今ですら、街に買い物に行く時、出張で都会に行く時、
はたまた地元のスーパーで、
数年前と比べて、必ずと言っていいほどに、外国人に会いませんか?
意識して見てみてください。
コンビニのレジ係は日本人ですか?
ファミレスやレストランでウェイトレスしてくれてる方は日本人ですか?
ネームプレートにカタカナの名前が書いてありませんか?
クルマ社会が進むにあたって、交通事故も増えましたが、
飲酒違反が厳しくなるなど、法改正に応じて交通事故が減少している事例もあるように、
外国人が増え続けると、必ず様々なトラブルが増えるでしょう。
しかしながら、法律も順次整備されていくにあたって、
問題も必ずや少なくしていくことはできるハズです。
そして、今や車に乗るのは悪だと言われるわけではないように、
外国人が増えるのが悪だと言われることも、少なくなっていくことでしょう。
しかし、どんなタイミングであっても、自社に貴重な労働力としていてくれる
外国人が、実習生の場合は特に『失踪』につながるリスクがあります。
これは人であるがゆえに、可能性がゼロにはなりません。
だからといって、行き当たりばったりではなく、その可能性を少なくすることは
可能です。
そのイチバン大事なポイントは、ズバリ『面接時』です。
至極当然ですが、入口で人選ミスがなければ、3年間(5年)は、ほぼ安泰です。
実習生の候補者の中から、どのようなフィルターをかけて、チェックするのか。
失踪の一番の原因は、稼げる額(手取り、生活費、為替などの要因を含め)によります。
=借金して日本に来て、ほとんどが3年間帰国できず、家族にも会えない中で、
出稼ぎにきた意味がある大金を国際送金できるのか。
この1点につきます。
借金が100万円、返済期間と利息を入れて、返済に150万円かかる。
注:日本のように利息の率が決まっている国はほとんどありません。
日本で生活を切りつめても、200万しか稼げない。
=50万の手残りを得るために、上述の苦労を覚悟できるのか。
そして、借金が50万であったなら、当然手残りをもっと多く稼げます。
*ベトナムでは、実習生候補者から搾取する金額に制限が設けられたようです。
現実的な実行は未だ見えていませんが、明らかに今より少なくなっていきます。
率直に言うならば、面接時に直接本人に聞いてあげればいいのです。
「送り出し機関にアナタはいくら支払うと聞いていますか?」
「その金額は借金するのですか?」
「日本に来てウチの会社で働いてもらいたいけど、手取りは毎月このくらいだよ。」
「それでも、アナタは日本に来たいですか?」
中小企業であればあるほどに、自己の経験則にしか選抜の根拠にはなりません。
もっともっと、戦略的に、戦術的に、面接への取り組み方をブラッシュアップすることが、
根本的な『失踪対策』であると思います。
ぜひ色々アンテナを張ってご検討くださいませ。