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外国人労働力、技能実習生の理想的な使い方。 [海外進出の現状、その後]

今までも、これからも、本当に思うことは、

せっかく外国人労働者を受け入れたのであれば、

単なる労働力としてしか見ることをせず、

その先を考えた教育や躾、その発展性を考えるべきと思います。



3年間、20万円の労働力としてしか見ていない会社がほとんどかと思われますが、

それだけでも、外国人技能実習生を受入し、教育し、諸問題を話し合い解決し、

いくつものハードルをクリアし、あっという間に3年間過ぎ去ってしまうことでしょう。


そして、入れ代わり立ち代わりくる外国人に、同じ苦労を重ねていく。


もったいないと思いませんか。



かたや、少子高齢化に入っていく人口減少社会へと突入して久しい日本。

人が減る。年寄りが増え、若者が減る。

消費購買層が、どんどん少なくなっていく。

=日本という市場が縮んでいくということに他なりません。

従来の延長線上に、明るい将来があると思いますか?


否応なしに、変化に対応していかねばなりません。




せっかく外国人を受入しているならば、その子達の帰国後の道筋も
考えてあげることはできませんか?
そして、それは貴社の将来の選択肢に活かすことは不可能ですか?


そう、3年の実習を終えた実習生を、帰国後も満足して働かせてあげられる職場を、
その国に作り上げることはお考えになりませんか?

農業、漁業、建設であっても、会社の規模の大小関係なく、

時間とお金と労力を割き、少しずつ作り上げることは、貴社の明るい将来へと
必ずや、つながっていくことでしょう。

例え自社雇用でなくても、関連会社への就職あっせんでもかまいません。


せっかく、貴社で3年も働き、貴社の特性や魅力などを、正に実感できる3年間かと思います。

その貴重な資産を、捨てる必要はありません。


企業によって、様々なお考えがおありなことと思われますが、
実は、同様に何年も前から、そのように取り組んでいる企業は、
実は少なくもないのです。


東南アジア各国では、大小関係なく、やったもの勝ちな市場が、
山ほどあります。


そして、監理団体である組合も、そういう支援を事業として
成立させられるだけの体制と経験さえあれば、
他監理団体との大きな差別化へとつながることでしょう。


外国人技能実習生は、単なる労働力ではありません。
国際貢献、国際協力、人財育成の制度趣旨に対しても、
正に合致し、スムーズな受入と実習にもつながります。


そんな考え方の可能な受入企業の方は、
ぜひともご相談ください。


また、同様に監理団体の方々にも、良い意味で情報交換が可能であれば幸いです。









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